色紙展閉幕。約300人が会場を訪問
ご支援ありがとうございました。
「地震から5年―そして未来へー全九州現代川柳作家色紙展」が19日、6日間の開催を終えました。期間中300人を越える方々が鶴屋東館8階ふれあいギャラリーを訪れ、86点の色紙を鑑賞していただきました。厚く御礼申し上げるとともに、会場を提供していただいた鶴屋百貨店様に感謝いたします。
川柳界で、これほど大規模な色紙展は極めて珍しく、熊本では初の試みだったと思います。
5年前の熊本地震の生々しい体験や復興への意欲、熊本城天守閣復旧の喜びなど、川柳ならではの表現で、あの日から今日までの、作家それぞれの思いを1枚の色紙にぶっつけていました。訪れた方々も作品の表現力にうなずいたり、あの日に思いを馳せたりしておられました。言葉遊びや笑いではない川柳の持つ深さを少しは理解していただけたかと思います。これから喫茶店などの店の片隅に川柳の色紙が飾ってありましたら目を止めていただけたらと思います。
私たち川柳人はお互いに切磋琢磨しながら、その深みに挑戦していく覚悟です。今後とも皆様方の温かいご支援をお願いしたいと思います。ありがとうございました。
熊本県川柳研究協議会一同
あのころも藤の季節でした。色紙展の86枚の中の4枚を紹介します。
「7」のアラビア数字が迫ります。
命はめぐります。
大きな再建です。
とっておいたあの日の新聞の一面を額に仕立てて展示されました。