今までに何度か会うチャンスはあったけど、三人一緒は実現しなかった。
だが今年の3月のお彼岸前にやっと会えたのだ。
彼女たちが、痩せて若い時の面影しか残ってないので、変貌ぶりをお互いが確認するのも楽しみだった。
我が家の工房を案内してから旅館でゆっくりしようと、旅館まで迎えに行った。
40年ぶりにご対面!
電話での話で、太目だとは聞いて想像していったが、ムムム・・想像以上であった。
それでもそんなことはお構いなしで、昔にタイムスりップ。
おしゃべりが止まらない、お茶をのんでもご飯を食べても、温泉に入っても、延々と話は続く・・。
大阪のY子は、赤いテディベアを連れて来ていた。
それは私が大阪のイベントで展示販売していたものだった。
彼女達には、私がこんなことしてるから時間があったら見てほしいと案内状と入場券を送っていた。
Y子は会場でその子を買ってくれていたのだ。
「・・他のベアより全然この子が可愛かったよ、お顔が違う!ほんとにレベルが違ったよ・・」
って、お世辞にしては熱を入れて話してくれた。
嬉しかった・・わざわざ買ったベアを連れて来てくれたことも、うんと褒めてくれたことも・・。
2倍に膨らんだ岡山のS子は、見るからに肝っ玉かあちゃん、関西のおばちゃん様である。
とても良いキャラクターで、周りを明るくしているんだろうなあと感じた。
かつて旅行会社に勤務していたから、すべてを仕切ってくれた。
食事、温泉、布団に入って、昔話に花が咲き、今までの事、現在の様子、子供の悩み、話は尽きない。
朝が早いS子は早めに寝息が聞こえてきた、早朝温泉に入るのが楽しみだといっていた。
私とY子は、昔話や子供の話の続きを話した、かなり子供のことを悩んでいた。
翌朝、S子は朝風呂は済んでいて、私たちに勧めたのでY子と二人で温泉に入って同窓会の仕上げをした。
その時、最近体調が悪く仕事が辛いと話していた。身体は大事にしなきゃねと話した。
わかれる前にベアをプレゼントしようと思っていたから工房まで立ち寄ってもらい、
少し古いベア達の中から1体ずつ選んでもらった。
S子はあまりお好みではなさそうで、選ぼうともしないので私が選んで小さ目のベアを渡した。
Y子は真剣に選んでいた、「悩むんなら何個でもいいよ」と私は言った。
グレーのキュートなお顔のベアを選び、「この子少しお目目が中に寄っているわね、私も少し斜視があるからこの子に決めた!」と嬉しそうに言った。斜視があったっけ・・私は覚えていなかった。
そうして駅まで二人を送り、また逢おうね、楽しかったね、必ず会おうねと別れた・・。
翌日お礼のメールがあった。
長い間会わなかったのに、昨日も会ってっていたかのように楽しかったね。
娘がベアを大変喜んで、「弟だね、名前を考えなきゃ」といっています。本当にありがとう!。
ベアはいつでも作ってあげるから言ってね。身体に気を付けてね。
ん、お願いね^^お互い健康には気を付けなきゃね。
4月29日S子から電話。
Y子がね今日亡くなったんだって!!
2,3日前から体調が悪く我慢していたが、我慢しきれず病院へ。
待合室で待っている間に吐血、すぐに診察室に運ばれたが既に心肺停止状態だったとのこと・・。
顔を見て、話をして、一緒にお風呂に入って、ベアを渡せて・・・
最後だったけど 会いに来てくれて 本当にありがとう
だが今年の3月のお彼岸前にやっと会えたのだ。
彼女たちが、痩せて若い時の面影しか残ってないので、変貌ぶりをお互いが確認するのも楽しみだった。
我が家の工房を案内してから旅館でゆっくりしようと、旅館まで迎えに行った。
40年ぶりにご対面!
電話での話で、太目だとは聞いて想像していったが、ムムム・・想像以上であった。
それでもそんなことはお構いなしで、昔にタイムスりップ。
おしゃべりが止まらない、お茶をのんでもご飯を食べても、温泉に入っても、延々と話は続く・・。
大阪のY子は、赤いテディベアを連れて来ていた。
それは私が大阪のイベントで展示販売していたものだった。
彼女達には、私がこんなことしてるから時間があったら見てほしいと案内状と入場券を送っていた。
Y子は会場でその子を買ってくれていたのだ。
「・・他のベアより全然この子が可愛かったよ、お顔が違う!ほんとにレベルが違ったよ・・」
って、お世辞にしては熱を入れて話してくれた。
嬉しかった・・わざわざ買ったベアを連れて来てくれたことも、うんと褒めてくれたことも・・。
2倍に膨らんだ岡山のS子は、見るからに肝っ玉かあちゃん、関西のおばちゃん様である。
とても良いキャラクターで、周りを明るくしているんだろうなあと感じた。
かつて旅行会社に勤務していたから、すべてを仕切ってくれた。
食事、温泉、布団に入って、昔話に花が咲き、今までの事、現在の様子、子供の悩み、話は尽きない。
朝が早いS子は早めに寝息が聞こえてきた、早朝温泉に入るのが楽しみだといっていた。
私とY子は、昔話や子供の話の続きを話した、かなり子供のことを悩んでいた。
翌朝、S子は朝風呂は済んでいて、私たちに勧めたのでY子と二人で温泉に入って同窓会の仕上げをした。
その時、最近体調が悪く仕事が辛いと話していた。身体は大事にしなきゃねと話した。
わかれる前にベアをプレゼントしようと思っていたから工房まで立ち寄ってもらい、
少し古いベア達の中から1体ずつ選んでもらった。
S子はあまりお好みではなさそうで、選ぼうともしないので私が選んで小さ目のベアを渡した。
Y子は真剣に選んでいた、「悩むんなら何個でもいいよ」と私は言った。
グレーのキュートなお顔のベアを選び、「この子少しお目目が中に寄っているわね、私も少し斜視があるからこの子に決めた!」と嬉しそうに言った。斜視があったっけ・・私は覚えていなかった。
そうして駅まで二人を送り、また逢おうね、楽しかったね、必ず会おうねと別れた・・。
翌日お礼のメールがあった。
長い間会わなかったのに、昨日も会ってっていたかのように楽しかったね。
娘がベアを大変喜んで、「弟だね、名前を考えなきゃ」といっています。本当にありがとう!。
ベアはいつでも作ってあげるから言ってね。身体に気を付けてね。
ん、お願いね^^お互い健康には気を付けなきゃね。
4月29日S子から電話。
Y子がね今日亡くなったんだって!!
2,3日前から体調が悪く我慢していたが、我慢しきれず病院へ。
待合室で待っている間に吐血、すぐに診察室に運ばれたが既に心肺停止状態だったとのこと・・。
顔を見て、話をして、一緒にお風呂に入って、ベアを渡せて・・・
最後だったけど 会いに来てくれて 本当にありがとう
朝方、多くの人と賑やかでとても楽しい夢を見た。ワクワクして興奮していた。その中にY子が楽しそうな顔をして私と話していた。
ああ、嬉しい!と思って目が覚めた。ああ、夢だった、Y子ももういない。お盆だから帰ってきたのかな。