身辺雑記

備忘録代わりの日記風文章

暗雲が立ち込めてきた

2008年02月01日 21時03分19秒 | Weblog
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 スポーツ大会の打合せに行くという専務に同行するコトになった。露払いみたいで気分が悪いが、次期社長との噂が高いこの人との接し方が分かってきた。腹黒い奴ならともかく、俺は特別な思惑は無いので、単なる上司だと思って接すれば良いのだ。先方は或る大手化粧品メーカーの重役だ。話しもまとまり、ご満悦の専務は帰り道で「今後は一層社会貢献をに力を注ごう」だって。賛成だね。チョット待てよ。話し振りから俺に担当させる気か?冗談じゃない!社会貢献なんてモノから最も遠いところで生きてる俺が、偽善的な仕事なんて出来ないよ。社に戻って誰かを仲間に引っ張り込もうと熟考し、隣の部の新人オオちゃんに白羽の矢を立てた。彼女を会議室に連れて行き大会の模様をビデオで観せた。この娘は大学院で盆踊りの研究をしていたのだ。同じ踊りだから好都合だ。遠回しに事務局入りを誘うと「微妙」だって。何だそれ!嫌だってか?一昨日フグをご馳走してやっただろう!俺も専務に「微妙」と言うしかないのかもしれない。
 ランチの後は部で残っていたのはトドちゃんと電話番のアルバイトだけ。和やかにお喋りをしてると、専務がやって来た。何か嫌な予感がする。「16時に市の幹部連中が来社するので同席してくれ」だって。ムリムリ!絶対ムリ!先約があると嘘を付いて断った。そんなのに付き合ったら本当に異動させられそうだよ。「そうかあ。じゃあ仕方がない」。タイミング良く帰社した上司に同席を指示して帰って行った。そもそも専務と課長のペアなんてバランスが悪過ぎだ。遣り取りの全部を見ていたトドちゃんは「専務の依頼を断って大丈夫ですか?」と心配顔をしてくれる。出世を考えるなら万難を排して同席するのだろうが、日に何度も重役やら幹部と話をするなんて、息が詰まって嫌なこった。
 夕方は仕事関係の賀詞交換会に招待されてたがドタキャンした。こんな日に社の近くにいたらロクなコトは無さそうなので、外出を理由に帰宅。掃除・洗濯をしてスズキで商談を進めた。今夜は久し振りに「鶏・海鮮シャブシャブ」で一杯やりながら、明日の馬券を検討しよう。そうすれば素敵な週末の夜になるはずだ。