
写真は、昨夜のブログでご報告した、熱海で網にかかったタカアシガニです。
いつか海の中で逢いたいです。
きょうの熱海のログです。
①ビタガ根
10:15~10:47(32分 うち安全停止3分)
天気 快晴 南西微風
海況 水面穏やか 水中ところによりウネリ
気温 19℃
水温 13℃~14℃
透明度 2~4m
②沈船
12:43~13:16(33分 うち安全停止3分)
天気 快晴 西から強風
海況 水面穏やか 水中ウネリ少々
気温 19℃
水温 13℃~14℃
透明度 1~2m
朝は穏やかだった熱海ですが、午後には西風が強くなりました。
この風が、たっぷりと海に広がる濁りを綺麗に沖に流し去ってくれるといいのですが。。
きのうは私の視点から言えば、透明度アップです。
でも、熱海を初めて潜った皆さまにとっては、「何も見えませんでしたねぇ」がエキジット後の第一声でした。
ネンブツダイの群れに擁かれ、サクラダイ、ミギマキ、トゴットメバルなどとすれ違いましたが、ゲストの記憶にはほとんど残っていないとのこと。透明度の悪いなかガイドを見失わないことに一生懸命で、魚を観察する余裕はなかったとのこと。
けど、「ソフトコーラル綺麗でしたね」との感想をいただきホッとしました。
私、モルジブでCカード取って帰国後、最初のボートが伊東だったのですが、透明度が悪くて、ガイドを見失い(ガイドの立場で言えば、“ロスト”され)、怖い思いをしたことを思いだします。あれは5月、やはり春濁りの時季でした。
あの経験があるので、ゲストをロストするガイドはしたくありません。これだけ透明度悪いと、本当に慎重になります。ゲストを振り返る回数が普段以上に増えますから、生物探しはできても、スレートに名前を書くようなサービスが二の次になることお許しください。
この週末の熱海は、15m以深では急に水中が暗くなり、目が慣れるまではナイトダイビングのようでした。急な閉塞感は恐怖を覚えます。私たちでもそうですから、多くのダイバーにとっても水底にたどり着くまで、かなり怖かったことでしょう。熱海の人気ポイント“沈船”は潜降はじめると21mの甲板にたどり着くまでは、まわりは水のみなのです。
そんなとき、潜降ロープは、まさに“命綱”です。何かを掴むというのは、安心を呼び寄せます。それでもドキドキしている方には、私は、手を差し出します。私の手を握るかは、ゲストが決めることですが、手を握ると安心するダイバーは少なからずいます。
「男の手なんか握れるかい!」といった男性ダイバーはいますし、手を握ることに生理的に拒否感をおぼえる方には、逆効果ですから、ガイドとして注意が必要です。。。
一人でできる簡単なドキドキ解消法をひとつ。歌を口ずさむなり、しゃべるなり、怒鳴るなりしてみてください。怖いときって、良くないことを頭の中でグルグル考えて悪循環に陥りますから、それを断ち切るには、声を出すのが一番!これは、私も、ガイド仲間も実践しています。


いつか海の中で逢いたいです。
きょうの熱海のログです。
①ビタガ根
10:15~10:47(32分 うち安全停止3分)
天気 快晴 南西微風
海況 水面穏やか 水中ところによりウネリ
気温 19℃
水温 13℃~14℃
透明度 2~4m
②沈船
12:43~13:16(33分 うち安全停止3分)
天気 快晴 西から強風
海況 水面穏やか 水中ウネリ少々
気温 19℃
水温 13℃~14℃
透明度 1~2m
朝は穏やかだった熱海ですが、午後には西風が強くなりました。
この風が、たっぷりと海に広がる濁りを綺麗に沖に流し去ってくれるといいのですが。。
きのうは私の視点から言えば、透明度アップです。
でも、熱海を初めて潜った皆さまにとっては、「何も見えませんでしたねぇ」がエキジット後の第一声でした。
ネンブツダイの群れに擁かれ、サクラダイ、ミギマキ、トゴットメバルなどとすれ違いましたが、ゲストの記憶にはほとんど残っていないとのこと。透明度の悪いなかガイドを見失わないことに一生懸命で、魚を観察する余裕はなかったとのこと。
けど、「ソフトコーラル綺麗でしたね」との感想をいただきホッとしました。
私、モルジブでCカード取って帰国後、最初のボートが伊東だったのですが、透明度が悪くて、ガイドを見失い(ガイドの立場で言えば、“ロスト”され)、怖い思いをしたことを思いだします。あれは5月、やはり春濁りの時季でした。
あの経験があるので、ゲストをロストするガイドはしたくありません。これだけ透明度悪いと、本当に慎重になります。ゲストを振り返る回数が普段以上に増えますから、生物探しはできても、スレートに名前を書くようなサービスが二の次になることお許しください。
この週末の熱海は、15m以深では急に水中が暗くなり、目が慣れるまではナイトダイビングのようでした。急な閉塞感は恐怖を覚えます。私たちでもそうですから、多くのダイバーにとっても水底にたどり着くまで、かなり怖かったことでしょう。熱海の人気ポイント“沈船”は潜降はじめると21mの甲板にたどり着くまでは、まわりは水のみなのです。
そんなとき、潜降ロープは、まさに“命綱”です。何かを掴むというのは、安心を呼び寄せます。それでもドキドキしている方には、私は、手を差し出します。私の手を握るかは、ゲストが決めることですが、手を握ると安心するダイバーは少なからずいます。
「男の手なんか握れるかい!」といった男性ダイバーはいますし、手を握ることに生理的に拒否感をおぼえる方には、逆効果ですから、ガイドとして注意が必要です。。。
一人でできる簡単なドキドキ解消法をひとつ。歌を口ずさむなり、しゃべるなり、怒鳴るなりしてみてください。怖いときって、良くないことを頭の中でグルグル考えて悪循環に陥りますから、それを断ち切るには、声を出すのが一番!これは、私も、ガイド仲間も実践しています。


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