無駄に生きるか?何かの為に死ぬのか?

2010年08月15日 | Weblog
暑い、 蒸し暑い盆休み。
何処かに走りに行こうかと思うが
渋滞と ゲリラ豪雨が 嫌で おとなしく 今月28日で車検が切れる XSなど 徹底的に 磨く事にした。

なんと、20年程 会わなかった友人が 奥さんの里帰りに 来たから
「どうしてるかと 来てみた。」
と尋ねて来た。

聞けば 3年ほど前に 退職して
故郷の 鳥取の山奥に帰り 百姓と年金で暮らしているとか。

警察官だった彼とは 勤務していた 交番の隣に ガレージがあり サイドカーを置いていた為 親しくなった。
他にも いっぱいの警察官と親しくなったが
豊岡にある バイクチューナーの 〇〇-〇&〇 の詐欺事件の調査に関わった関係で 特に親しかった。

彼は 結婚するまでは 凄く熱血警官だったが 結婚して 子供が生まれると
駐在所勤務を 長い事続けていた。

「ずっと 聞きたかったんだけど。なんで駐在所だったん?」
当時 京阪神では 抗争事件が頻繁に勃発していた。
「今も変わらんと思うけど、当時、正義感に燃え、警察官になったけど、 内部の悪行や 責任転換に 嫌気がさしてなぁ。 元々出世欲も無かったし 都会に居ても 田舎でも 給料は一緒だし。 どうせなら地域の人と一緒に 違う意味での 警察官人生をと 思っただけゃ! 正確だったわ。」
「出世出来なんだけど、今、決して後悔もしてへんし なんと言っても 自分の 私利私欲の為に 人を犠牲にした覚えは無いからなぁ。それに、どんなに成績を残しても退職したらただの人やろ。」

大きな 組織には いつも付き纏う 私利私欲。
「自分も含め。何処かおかしい と 気付いていながら 上層部に従わなくては成らない 何の為に 死ねるのかって事だと思うわ。」

「これからは 今まで以上に 無駄に生きたい。」


彼が 帰ってから考えてしまう。
普通の事。当たり前の事なんだよな!
凄い人 だわ。!