そうだったんだ!読書メモ~~今日見つけた3つの「ヘェ〜」

欲張って1冊の本からたくさん学ぼうとしても無理っぽいので3〜4つにポイントをしぼってます。

★★ 夜は短し歩けよ乙女 森見登美彦 著 角川文庫

2018-10-06 11:43:10 | 読書


「有頂天家族」の元型のように感じました。なので、記憶で対比しつつ面白くよめました。

◯ 「鯉というものは瀧を登って龍になるというのだから、ようするに立身出世の象徴なのだよ。鯉のぼりという例もある。昔からめでたいオサカナなのだ。・・・」
(わりとよく聞く逸話ですが、覚えておきたいことなのであげてみました。)

◯ 「あ、偽電気ブラン。お噂はかねがね。飲んでみたいのです。」
(これ、実在するのかどうかわかりませんが、有頂天家族でも主要なポジションを獲得してますね。偽じゃない電気ブランは東京の上野、御徒町、浅草あたりで見かけたことがあります。)

◯ 李白氏というのが登場する。これは有頂天家族では寿老人である。三階建て電車を所有する。職業は高利貸しである。地獄に造詣が深い。
(そういえば、有頂天家族には神は登場しない。あえていうなら初詣のシーンくらいかな。ネタバレになってしまいますが、この本には登場します。まぁ、ファンタジーなのでなんでもアリなのです。)

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