デンマーク教育視察ツアー報告(番外編)
1月7日、コペンハーゲン空港駅に向かう直前の現地時間午後4時前、大通りに延々と続く、「ガザに自由を!」「パレスティナに平和を!」と訴えるデモに遭遇しました。いろいろな民族的背景を持つだろう人々、若者、子ども連れの人、高齢書、障がい者、本当に様々な人が参加しています。10分以上その場にいましたが、民衆の列は途絶えません。まちがいなく何万人という人が参加していたと思います。動員などではなく、それぞれに個人の意思をもって参加していることが肌で感じられます。飛行機の時間のことがなければ、一緒に参加して歩きたいぐらいに、デモ参加者の思いがビンビン伝わってきました。
これぞ、民主主義、民衆による自治の力、と感じました。決して遠いところの他人ごとではなく、まさしく自分の人権につながる問題だという意識を持っているからこそだと思います。デンマークでは、いかにデモクラシーが大切だと考えられているかは、色々な方の話を聴いて感じていましたが、デモを目の当たりにして、感動と共にそれを実感しました。