蔵前を後にして、e*ちゃんと東京都現代美術館へ向かいました。
お目当ての企画展「屋上庭園」を鑑賞して、10に分かれた「芸術の庭」を散策しました。
展示の主旨にある、「芸術家とは庭を作り続ける人」とはなるほどと思いました。
庭=ガーデニング、という観点というよりはむしろ、芸術作業に大きく結び付けたことで
今回の展覧会がより生き生きとしたものに感じました。
植物を描いた作品の庭をはじめとして、版画で埋め尽くされた庭、天空にひろがる庭など
この展覧会のおかげで様々な視点に出合えることができました。
個人的にはマティスの作品がとても素敵でした。
詩と挿絵のバランスが観ていて軽やかで、心地のよいものでした。
その詩集ですが、中世後の混乱の中、フランス文化を築いた先人が書いたものだそうで、
マティスの生きた第二次大戦中、フランス文化の流失を懸念した彼の心を捉えた作品だった
そうで、マティスが挿絵を描くこととなったそう。
本当に芸術とは、奥深いものです。感心させらました。
また新たな気づきに出合えることができたら、と思います。
e*ちゃん、いつもお誘いいただいてありがとうね☆
ーおわりー