自分の音楽の原点は？ そう言えばそんなに考えたことなかったなぁ。
本当の意味で 音楽に目覚めさせてもらったと言うか 大きく興味を持ったのは ロックでもなく フォークソングでも ましてクラシックでもない フレンチポップスなのである。 「ミッシェル ポルナレフ」なのである。あまりギターを抱えたアーティストにはない原点であろうと思う。 中学生の頃 人並みに受験勉強してた時 ふとラヂオから流れてきたのが ミッシェルポルナレフの「愛の休日」。 それまでよく耳にしてた イギリスやアメリカにはない 一種独特の雰囲気、それにポルナレフの綺麗な声に引き込まれていった。 当初 僕は その風貌 その声から ポルナレフを女性と認識していたが のちに男性と知ることになる（爆）。 その女性のような綺麗な声は裏声だったのである。 もちろん他の楽曲を聴けば男性だとすぐにわかるのだが……。それから ポルナレフのいろんな楽曲にハマっていった。 ミッシェルポルナレフはある意味僕の青春時代のアイドルだったのかもしれない。
それから 自分で演奏し 歌うようになった頃からは 様々なアーティストを聴くようになって行ったのだが…もし 彼と出逢っていなければ 音楽をやっていただろうか？ その頃 好きだった絵を描くことの方に もっと進んでいたのであろうか？
とにかく 僕の音楽の原点と言おうか 最初に音楽の素晴らしさを気づかせてくれた アーティスト アイドルであることだけは確かである。
