BLOG 思い遥か

日々新たなり/日本語学2020

ニッポン語ルール

2024-06-07 | 日々新た
  

0607 ニッポン語ルール、あるか、なきか、日本語学習の困難点を挙げる。話し言葉習得の段階で身につく、いわばイロハのことども、初歩に気づく事柄となる。
学習者なりに現代日本語のことば観ができてくるので、日本人もわからないと答えるというルールを求めて使い続けるうちにわかるようになるのか、日本人も知らないだろうという言葉を編み出して独自言語の用法になってしまうか。


日本語学習の困難点を挙げる。話し言葉習得の段階で身につく、いわばイロハのことども、初歩に気づく事柄となる。
たいていの日本語教師はここで躓きをすることをせずに、慣れによる習得に向けていくことが教授法となる。

学習者なりに現代日本語のことば観ができてくるので、日本人もわからないと答えるというルールを求めて使い続けるうちにわかるようになるのか、日本人も知らないだろうという言葉を編み出して独自言語の用法になってしまうか。

オノマトペのところで擬声と擬音の成り立ちを考えてみると、擬声語は犬がべうべうとその鳴き声を表して演じた狂言のように、そして明治の初期にワンワンと鳴き声をつくり出した日本語であるから、言うように発音、発声する語をどうとらえたかによる。そこに音があるかのような表記で語をつくり出したのは文字表記の強調した発音使いになる、実際には聞こえない。

中国移入の漢字の発音をニッポン語にして難しい漢字音を聞けば意味の類推をする、そこには訓読みをして日本語にとらえたのであるけれど、なかには発音のままに固有名の音読みなどには日本語漢字音のイメージを持つことになる。表記を見てそのイメージを抱くのには発声、発音、そして意義に対応する学びのプロセスである。

のばし棒は、棒引き調音符号と説明する表記で日本語発音が短母音、長母音、二重母音の区別をニッポン語には聞き分ける発音として。その聞き分けたところで外来語発音の聴き取りにして、その表記者が聞き取ったとする時間の音の長さ単位でそれこそタイミングで書き表してきたのが、カタカナ表記の語になる。

それでそこに定着してきているのは、その時代、移入した地域、もっと言えば個人差のようなものも影響するが、おおかたにニッポン語として認められてきたものである。ワイシャツと聞いて、ほわいとしゃぁーつ とはしらず、ミシンときいて、d明けのそーいんぐましーんと知るには、ニッポン語だけの理解である。

ついたちの、音変化に、月、立つ という月齢でみていたころの言葉ということを知識で理解しても、それで数の読み方とするとわからないことだろうし、一人、二人、に、ひとり ふたり とだけでは、これもわからない、みたり、よたり、いつたり となる数え方を、一人ひとり 二人ふたり 三人みたり 四人よたり 五人いつたり 六人むゆたり 七人ななたり 八人やたり 九人ここのたり 十人とたり 二十人はたたり 三十人みそたり と教えてみて、使うのは、ふたつ、みつ。

いち に さん し ご と数えていて、逆順に、ご よん さん に いち となる、 し よん には四十 よんじゅうと呼ぶときと、四十五十は、のように、よんじゅう と言いたくなるのも、発音の聴き取りやすさを言葉に吸うものであろう。よ よん し と読み分ける言葉遣いになる。

ウイクショなりーより

十四(じゅうよん、じゅうし)。四十四(よんじゅうよん、しじゅうし)。
四月しがつ。 四五日しごにち。 四重奏しじゅうそう。 四元数しげんすう。 四国しこく。
四個よんこ。四匹よんひき。四種競技よんしゅきょうぎ。
四人よにん。四年よねん。
四日よっか。十四日じゅうよっか。二十四日にじゅうよっか。

求められているのはルールであるから、基本また原則の習得と、そこにある特例の用語を聞いて覚えることになる。
漢字の読み方となると、発音、語彙、文法も含めた日本語の学習となっている。

 ニッポン語にルールがある?
ひらがなカタカナ漢字でイメージが違う
のばし棒を入れるタイミングがどこか
数え方のルールがわからない
漢字の読み方
話し言葉と書き言葉が違い過ぎる
助詞のつけ方がわからない




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