BLOG 思い遥か

日々新たなり/日本語学2020

文語口語対照語法

2020-11-12 | 日々新た

明治期に出版された文法書、吉岡郷甫著、文語口語対照語法が復刻されている。版元は品切れ、研究書大成を売り出した時に入手している。著者は、山口県出身の文部官僚。日本語学者と見える。ほかに著作は次のように、教科文法を記述しているようである。
『日本口語法』(大日本図書、1906年)
『文語口語対照語法』(光風館、1912年)
『中等国語法』(東京宝文館、1918年)



日本語文法研究書大成11
ブンゴコウゴタイショウゴホウ
文語口語対照語法
北原保雄・古田東朔 編/吉岡郷甫 著
ISBN 978-4-585-08041-1 Cコード
刊行年月 2001年6月
勉誠社出版

https://blog.goo.ne.jp/momotyann_1937/e/83aa6f09549a41ab8de6da7da27e89e6
第七代校長吉岡郷甫氏について復習
2012-02-06 05:47:01 | 五高の歴史
>吉岡郷甫は明治9年(1876)1月6日山口県に生まれる。明治27年9月10日山口高等学校大学予科文科卒業し、東京帝国大学文科大学を出てすぐ第二高等学校に教授なっている。明治35年から官僚として文部本省に勤務し、役人生活十年を経験して大正2年文部省督学官から10月23日付けで五高校長兼教授として赴任。このときまだ37歳であり、五高では三代校長の嘉納治五郎校長に次ぐ若い校長であった。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。