子育て、時々山歩き

愛息Kとの生活を楽しみながら、時々山歩きをするサラリーマン。
Kの成長と山歩き記録を中心に、徒然なるままに。

早春山歩き@塔の岳

2009-02-24 18:30:33 | 登山

好天の日曜日に花粉との戦いを予想しつつ、いつものお山=塔の岳に行ってきました。
コースはいつもの大倉尾根(通称 バカ尾根)です。

ここは体力チェックや足慣らしにはちょうどいいところです。
久しぶりの山歩きなら、2時間30分を目安に。
定期的に山歩きをしている時や縦走前の調整では、2時間以内を目安に。
今回は、久しぶりなので2時間30分を目安に、のんびりと確かめるように歩いてきました。

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 大倉08:01 - 駒止茶屋09:10 - 塔の岳10:38
 塔の岳11:00 - 大倉12:45
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登りに2時間37分、下りに1時間45分。まあまあとしましょう。

最初の杉林では、意外なほどに花粉の影響は少なく、快適に歩けました。

天気が良かったので、富士山も綺麗に見えていました。
暖冬とはいえ、さすがに富士山は綺麗に雪が付いていました。

今回、デジカメ忘れて携帯写メなので、富士山の写真はありません。 orz
で、写メで撮ったのがこれ↓


山頂では、初めて尊仏山荘に寄りました。
今まで何度も登ってますが、どういう訳かここに寄った事はないんです。
暖かいコーヒーを頂き、ホット一息。

帰りがけに壁に貼ってあった記事に目が止まりました。
チャンプ、3000回も歩荷してるんですね。
ホントに、「チャンピョン」。
今日も、いつもの短パン姿で歩荷してました。 凄い、の一言に尽きます。



次回は、3月7日に雲取山へ行ってきます。


2009年初山歩き

2009-02-01 20:50:23 | 登山

2月とは思えない程、暖かな日曜日。風邪もすっかり良くなり、初詣という名の山歩きに行ってきました。
実に、昨年GWの塔の岳から9ヶ月振りの山歩きです。
おニューの靴慣らしというよりも、体慣らしと言った方が正しいと思います。

ということで、大山まで行ってきました。

コース概略とタイムはこんな感じです。


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 大山ケーブル駅  09:10  -  09:50  大山阿夫利神社下社 09:50  -  10:55  大山阿夫利神社
 大山阿夫利神社  11:15  -  11:55  大山阿夫利神社下社  12:05  -  12:35  大山ケーブル駅
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8:30に伊勢原駅に着きバス停に行ってみると、初詣の時期ではないのにバス停に長蛇の列が。
何事?と見てみると、皆さん手に手に何やら冊子を持っている。
どうやらハイキングの企画に参加される方々らしい。
こりゃー、バスは鮨詰め状態だと諦めていたら、皆さん大山ケーブル駅行きには乗らないらしい。
助かった♪
バスの乗客は私を含めて5名程度、好天の中、快適なバス旅でした。

大山ケーブル駅(バスの終点)から、大山の頂が見えます。

雲ひとつない、真っ青な空♪
9ヶ月振りの山歩きにはもってこいです。
久し振りの山歩きですから、のんびり1歩1歩行きます。


初詣の時期はごった返して歩きにくいですけど、今日は流石に人が少ない。
三が日なら参拝客で賑わう土産屋もガラーんとしています。


靴の具合を確かめつつ、とことこ行きます。


ケーブルカーの駅を過ぎると、男坂と女坂に分かれます。
過去1度だけ男坂に行きましたが、それ以降は必ず女坂。
男坂は段差の大きな石段が永遠続き閉口して以来、男坂はパス 

ちなみに、女坂の石段はこんな感じ。


マイペースで登っていくと、やがて下社に到着。


参拝客、とても少ないです。
そういえば、ここに着くまで2組の参拝客しか見ませんでした。
三が日なら、参拝客がこの階段に列を成しているんですけどね。

毎年、お参りは上社でして、下山時に下社で家内安全のお札を頂きます。
という事で、いつもと同様、ここはそのまま通過。

下社の左奥に、上社へと続く登山口を登っていきます。
この最初の階段が正直きつい。
ひーひー言っているので、写真はありません。


上社へと続く登山道は、杉の大木が多い道です。
微妙に目が痒かったりします。
まだ花粉が飛んでいるとは思いたくありませんが、この陽気なので気の早い奴がいるのかもしれません。


下社と上社のちょうど中間くらいでしょうか、富士見台という富士山がとても綺麗に見える場所があります。

幸運にも毎年バツグンの景色を見せてくれます。


真っ白な富士山♪
子供の頃、部屋から毎日眺めていて、「あれは俺のもの」と思ってました。
見飽きるくらい見ていて、あまり感動した事はありませんが、やっぱ綺麗ですね。

ちなみに、あれは静岡県でしょうか、それとも山梨県でしょうか?(知ってますよね?)


けっこう、暑いです。
登り始めから長Tで歩いてますが、半袖で十分です。

ところどころ、霜が溶けてグチャグチャになってるところもあり、スパッツを出そうか悩みながら歩きます。
靴底にはベッタリと泥が。
アンチスノープレートならぬ、アンチ泥プレートがほしい。


久々の山歩きで体力低下を感じながら、その後もマイペースで歩きます。

上社の1つ目の鳥居が見えてきました。


こいつを過ぎるともうすぐです。

頂には2つ目の鳥居があります。


これをくぐると上社です。

奥の院でお参りをします。


振り返ると、こんな景色が待っています。


大島や江ノ島・三浦半島、その奥には房総半島。
今日の様な良い天気の日は筑波山も見えます。

お参りも済んだし、景色も堪能したし、さあKの待つ家に帰ります。


途中、下社で家内安全のお札を頂き、昨年のお札を奉納します。

下りは結構人がいましたね。
皆さん、お昼前後にお参りに来るのでしょうか?
来週は節分ですから、込みそうですよ。


久々のお山歩き、天気もよく気持ちよかったです。
明日は確実に筋肉痛になりそうですけどね。明日ではなく明後日だったら、歳ということで。(苦笑)

今回の目的の1つにおニューの登山靴の具合確認がありました。
特に当るところもなく、まだまだ硬いですからもう少し履き込んで馴らしていけば、良い相棒になりそうです。


塔ノ岳山行

2008-05-06 23:01:16 | 登山

塔ノ岳に行ってきました。

晴れ渡る青空の下、GW最終日を満喫してきました。

 

行程はこちら↓

大倉(7:40) - 三ノ塔(9:30/9:40) - 塔ノ岳(11:10/11:45) - 二俣(13:15) - 大倉(14:15)

 

コースマップはこちらから

 

大倉から、三ノ塔尾根を上がり三ノ塔に出て、そこから塔ノ岳までは表尾根の快適な尾根歩き。

塔ノ岳からの下りは大倉尾根を行かず、金冷シから鍋割り方面へ進み、二俣分岐から二俣へ下るルートを選択。

これで、(あまり好きではない)大倉尾根を通らず、楽しい山歩きができるだろうという算段。

 

早朝4:15起床。

ホントならば5:00過ぎまで寝ていても全く問題ないのだが、今日はお弁当を持って行こうと考えていたので、早起き。

朝食の分と昼食の分、合わせて6つのおにぎりを作った。

味付けは朝・昼で一緒。

塩コンブおにぎりx2、鮭おにぎりx2、ワカメおにぎりx2です。

小田急で渋沢まで、寝不足解消の旅。

大倉のトイレはいつも混むので、駅のトイレで朝のお勤め。

のんびりしていたので、始発バスには間に合わず。 7:20大倉到着。

出発前に、大倉登山口の写真でも撮ろうとデジカメを探します・・・。 ない。

忘れてしまったようです。 こんなに天気の良い日の山登りなのに・・・。 

仕方ないので、携帯で写メります。

 

皆さん、ほとんど大倉尾根を登るようです。 大倉尾根は何度も登っていますが、楽しさが今一つわかりません。

さて、おいらはみんなとは別方向です。 三ノ塔へ向けて出発。

 

三ノ塔尾根は、あまり登る人がいません。

牛首までは杉の植林地を登ります。急坂はなく、日陰が続くので快適です。

牛首を過ぎ林道のゲートを超えると、三ノ塔尾根の始まりです。

「三ノ塔まで1.2Km」という看板から先は急登になります。

三ノ塔からの眺めが待っているので、ここは頑張りどころです。

運動不足なのでしょうか、今日はやけに息が上がってしまいました。

夏の北ア縦走に向けて、鍛えなおさないと

なんとかかんとか、三ノ塔に到着です。 時計は9:30を指していました。

大倉から1時間50分です。 CTが2時間15分なので、イマイチですねぇ。 ホントに鍛え直さないと。

 

三ノ塔からは、富士山がきれいに見えました。

携帯の写メでは、きれいに撮れませんが。

 

ここから塔ノ岳までは、表尾根の楽しい尾根歩きです。

尾根を抜ける風がとても気持ちいいです。

途中、ちょっとした鎖場などもありますが、大した事ありません。

ちゃんと手元足元を確認して行きましょう。

新大日小屋には大きな鯉のぼりが泳いでいました。 こどもの日(の翌日)ですからね。

Kへのお土産に1枚。

 

塔ノ岳には11:10着です。 大倉から3時間半掛かりました。 CTが4時間35分なので1時間の短縮です。

タイム的にはそこそこですが、今日はなんだかバテ気味です。 というよりも、足に乳酸がたまっている感じがします。

やっぱり体がなまってます。 鍛え直さねば!

 

 

写真を撮って一段落した後、お弁当タイムです。 

今日はお手製おにぎりx3コと、お味噌汁です。

ザックから、お水の入ったプラティパスとコッフェルとプリムスガスとバーナーを取り出し・・・?

バーナーが見当たりません。

ザックの中をひっくり返して・・・、やっぱりありません。

雲取敗退のあと、バーナーを移し替え忘れたようです。

今日2つ目の忘れもの...。  お味噌汁が飲みません。 

気を取り直して、早起きして作ったおにぎりを食べます。

 

お味噌汁がなくなっただけで、おにぎりの味は変わりません。 でもさみしい・・・。

 

塔ノ岳からは、太平洋側は霞んでしまってましたが、南アルプスの方はすっきり晴れ渡っており、甲斐駒・北岳・間ノ岳などなど、見渡せました。

さすがに、写メでは写りません。

ひとしきり景色を堪能したら出発です。

 

金冷シから鍋割り山方面に向かいます。

ちょうど中間点辺りに二俣分岐があります。 そこから見える秦野市遠望も気持ちが良かったです。

 

二俣コースは初めて歩きましたが、ブナの新緑がとても綺麗で、気持のよいコースです。

下手に木道や階段なども作られておらず、歩きやすいです。

二俣に向かって、ひた歩きます。

 

二俣には1時間半で到着。

ここを流れる川は、水が澄んでいて、冷たくて気持ちいいです。

顔・頭・腕を洗い、さっぱり。

 

あとは、大倉までの林道歩き。

大倉14:15着。 6時間の行程でした。

 

夏になると丹沢は標高が低いだけに、とても暑く歩けたものではありませんが、

この季節は新緑が気持ちよく、楽しく歩けます。

山桜が既に終わってしまっていたので、もう少し早い時期の方が良いかもしれません。

 

 ポチっとおしてくれるとうれしいな。


北ア表銀座縦走回顧録

2008-05-03 23:39:18 | 登山

過去の記録です。

 

昨年7月17日から2泊3日で北ア表銀座縦走に行ってきました。

 

行程はこちら↓

 

<1日目>

中房温泉(6:00) → 燕岳(8:45/9:00) → 大天井岳(11:45/12:00) → 大天井ヒュッテ(12:30)(泊)

<2日目>

大天井ヒュッテ(6:00) → 西岳(8:00) →  槍ヶ岳山荘(12:00)(泊)

<3日目>

槍ヶ岳山荘(6:00) -- 上高地(12:00)

 

今回の山行は7月の平日という事と、いつもは一緒に行くかあちゃんが妊婦だった事で、単独行となりました。

 

【1日目:7/17】

前泊した有明荘を5:30に出発、15分で合戦尾根の取り付き点の中房温泉に到着。

トイレタイムを取り、6:00仕切り直しの出発。

北ア3大急登というから覚悟していたが、特に急登という感もなくあっさり2時間で燕山荘に到着。

天気も上々で、これから始まる3000mの稜線歩きがとても楽しみに感じられた。

 

燕山荘ザックをデポし、燕岳へ。

写真で見ていた花崗岩の頂が目の前に!

 

 

周りには未だ他の登山者は居なかった。 今回の山行の1つ目の目的地の頂を独り占めし、これから向かう槍ヶ岳を望んだ。

 

ん?

なんか、ガスってる・・・。

ここから、今日の目的地大天井ヒュッテまでは、右手前方に最終目的地である槍ヶ岳を見ながらの楽しい稜線歩き。

ガスなんか一時のものさっ、と都合のよい解釈で燕山荘まで戻った。

 

デポしたザックをピックアップし、大天井岳に向けて出発。

右前方に槍ヶ岳を見ながら♪

...?

ガスが濃くなってる? 槍が見えない・・・。 

結局、大天井岳まではガスが晴れる事はなく、槍の姿もおあずけでした。

代わりに、可愛い雷鳥さんに。 雷は呼ばないでね。 

 

  写真中央に居るの、見えますか?

 

12:30に大天井ヒュッテ到着。

時間にも体力にも余裕はありましたが、今日はここと決めてました。

小屋番の小池さんに会う為です。

山の話、雷鳥の話などなど、楽しい時間を過ごす事ができました。

ちなみに、大天井ヒュッテの夕食はとんかつです。(名物なのだそう、美味しいです)

 

【2日目:7/18】

日の出前の4:45、槍のモルゲンロートを見ようと牛首に上がりました。

残念。 東の空に厚い雲がかかっていて、焼けませんでした。

今日の天気を暗示する様な、いやーな感じ。

 

 

6:00出発。

西岳まではお花畑を越えながら、左手に雲海に浮かぶ常念岳を見ながらの稜線歩きです。

 

 

槍は見えません。 

 

8:00、西岳に到着。風も出てきていて、雲行きがとっても怪しいです。

5分ほどの休憩の後、本日の核心となる、東鎌尾根に向けて出発です。

水俣乗越まではとにかく下ります。

そこからが、東鎌尾根の始まり。

最大の核心部は、「窓」と呼ばれる3段の梯子(たぶん20m~30mくらいある)です。

慎重に降りましょう。

その後も、細尾根・梯子が続きます。

 

 

とにかく、槍が見えないのがとても残念。

今回、槍の姿を見ながらの稜線歩きが最大の目的なのに・・・。 

ヒュッテ大槍に着く頃には、雨が降ってきました。しかもガスで前方5mしか見えません。 

足元は両側が切れてるのですが、ガス/雲で足元もよくわかりません。

ちょっと怖かったです。

 

槍ヶ岳山荘に着いた時は、すでに横殴りの雨。

槍のピークハントは翌日に持ち越しで、とにかく山小屋に避難です。

 

【3日目:7/19】

4:00、外の様子をチェック。

土砂降りです。風も非常に強く、昨日より状況が悪化しています。

他の登山者も皆、天気予報が流れているTVの前で固まっています。

予報によると、今日は回復の兆しなしです。

登頂を持ち越していたので、どうするか悩みました。

外に出ると、何処に槍があるのかすら見えない状況です。

諦めました。また、次の機会に登頂はおあずけです。

 

朝食を採り、のんびり支度をして、6:00出発。

ここからは上高地までの長い下り。CTでは9時間との事ですが、目標6時間です。

目一杯飛ばします。

飛ばした結果、写真もありません。(まあ、雨だったし展望なかったし、穂高も見えなかったし)

 

予定通り6時間後の12:00丁度に上高地到着。

日帰り入浴で汗を流し、さっぱり。

ビールを飲んで昼食タイム。

バス・電車で、帰路に就く。

 

今回の山行、天候に裏切られ、ちょっと残念。

でも、山に行かせてくれた優しいかあちゃんに感謝し、途中一緒になった四国から来たというおばさま4人衆との楽しい語らいもあり満足。

また、次の山行が楽しみになった。


雲取山敗退

2008-04-29 23:00:03 | 登山

GWの山行計画で、天泊での飛龍山-雲取山-鷹ノ巣山縦走を計画。

これまでは、北ア・南ア縦走なんかの時も小屋泊でした。

だって、テント重いし、持ってないし。

 

でも、小屋泊を繰り返すなら、テント買った方が良いんじゃん、って思った次第。

で、買ったんです。テント。

 

これ↓

 

 

アライテント / エアライズ2

 

 

今年の夏の計画で、折立-薬師岳-雲ノ平-黒部五郎岳-新穂高を計画中。

その時に天泊を考えてますが、予行演習として、GWの奥秩父・雲取山という計画になったんです。

 

日程は、29日・30日の1泊。

ザックにテント・カッパ・食糧を詰め込み、準備万端。

さあ、後は天気だ、と思って雲取山荘のHPをチェック。

 

・・・・。

 

「山荘辺りの積雪は10~20cm」

 

ダメじゃん。

おいらのテント&シュラフは、雪仕様じゃないし。 

 

初の天泊が雪中泊ってのは、無理っしょ。 

 

諦めます。

HP見ただけで、取り付き点にも行かずに敗退決定。

 

根性無し orz