家族でヤクルトの工場見学に行って来た。
造幣局の見学に行こうと子供達に打診したが、「ほしくなるからイヤ」と二人に断られてしまった。
どこまでがめついんだか・・・
京都工場は1か月後くらいに移転をして兵庫県に移る予定になっているため、私たちの京都工場見学はこれが最初で最後。
普段あまりジュース類やヤクルトを買わない為、「ヤクルトって、なんだっけ~」と忘れ気味な2人であったが、工場見学はやっぱり大好き。
ヤクルトの空ボトルで作られたドールハウスやオブジェを見て「エコだねぇ・・・」と感心しきりな2人である。
京都ヤクルト工場は、「ミルミル」関係が担当らしく、「ヤクルト」の充填作業は行っていないらしい。
が、ヤクルト製造過程のパンフレットを受け取った2人は興味津々で読みふけっていた。
ヤクルトは粉ミルクから作るらしい。
そのままのヤクルトはとっても酸っぱいらしく、そこにシロップが加えられるが、そのシロップは大変大きな「シロップタンク」なるものに貯められている。
子供達は二人とも資料に書かれた『シロップタンク』の文字に涎を垂らさんばかりであった。
自分達よりも大きなヤクルトに、まさか中に入っているとはもう思わないのだろうが、軽く手で叩いてみて中身を確認していた子供達。
中身が入っていたら幸せだったんだろうなぁ・・・
菌の映像を見られる機械も置かれており、それを覗き込む子供達。
待合室のロビーでウロウロしている間に時間になったので、見学に向かう事になった。
もちろん製造ラインは撮影禁止。
お姉さんの説明を受けながらのんびりと1時間ラインを見学し、最後の15分程は子供にも分かりやすいアニメなどが上映された。
幼稚園の子がとっても多かったのはやはり人気の『ヤクルト』だからだろうなぁ。
私達家族の後ろに座っていた小さな女の子は上映されると同時に、登場した可愛らしいヤックン(ヤクルト菌)に怯え「かえるぅ~」と半べそ。
その後、終わりが見えてきた頃に「おあった!おあった!(終わった)かえろうぅ!」と最後まで必死で言っていたのが可愛らしかった。
質問タイムではこいちゃんが、初めからどうしても気になっていたらしい「何故粉ミルクで作るんですか?」の質問をした。
説明が若干難しいとの事だったが「効率よく菌を増やすため」との説明で、それなりにスッキリした様子・・・。
お楽しみの試飲タイムはミルミルS。
腸にも良くてコラーゲンまで入っているとのことで、若いお母さん達もニンマリである。
味も美味しくて子供達は実に幸せそうに飲み干した。
お土産には冷蔵しなくても大丈夫な乳飲料と、マグネット。
「プロバイオティクス♪プロバイオティクス~♪」と帰りの車内で、上映されたアニメ中に流れていた挿入曲を歌いながらご機嫌の子供達。
お土産は大事に持って帰って、夜に家族で乾杯したのだった。