雨が今にも降りだしそうな毎日。
雨を心配せずに遊べる場所、と言うことで「ビックバン」に行ってきた。
車椅子でも移動が容易な「スロープ、段差のない構造」や、子どもたちにやさしい福祉設備。
本館1階のエントランスフロアーから、2階、3階のフロアーにわたる段状の大空間 の上は着陸した宇宙船をイメージした4階部分で構成されている。
隣に、半円の球形劇場(こども劇場)や、地上高53メートルの遊具の塔がそびえ立っており、遠方からでもとっても目立つ。
ワクワクしながら入場し、私がやっぱり一番に注意をひかれたのは昭和30年代の街並みを再現したエリア。
玩具屋や、民家や商家がとってもノスタルジックで、昔の玩具などもあり、子供達も木製の知恵の輪や手作りの駒で遊べるようになっている。
銭湯も、何とも言えないなつかしさ・・・
干してある洗濯物や、古そうなタライ、看板などが何とも昭和、って感じである。
たこ焼き屋もあったので、やっぱりここでもこいちゃんいっくんはごっこ遊びにいそしむ。
「昔のたこ焼きやから、きっとお金の価値がスゴイはずや。ひとふね1円!!」って、こいちゃんそれはいくらなんでも安すぎるんではないか?
民家の展示では、本当に誰かの家に上がりこんだかのような安心感。
子供達もブロックなどで遊んでいると、とっても自然である。
階を変わると、まったく違った展示やおもちゃが多数。
いっくん好みのワニなどの冒険シリーズがあり、汗だくで遊ぶ遊ぶ。
大昔、大阪湾に生息していたマチカネワニをモチーフとした大型遊具は、表面や内臓を利用したトンネル・隠し穴等があり、巨大なワニの中に入って遊べるし、骨格の岩山に、滑り台や鉄琴、ワニの巣のトランポリンなどがあって、絵的にも楽しい~。
夢中で遊んだ子供達はお昼をすっかり過ぎたころ、ようやく食事。
入るときに最寄りの百貨店で買ったお弁当を食べて、おやつには施設内で売っていた「宇宙食」なるものを頂くことに。
購入した種類はチョコレートケーキ。
他にも魚料理や、エビグラタン、アイスクリームやたこ焼きなど多数種類があり、それぞれに興味があったが、無難でおいしそうだったので、多数決でこれに決定である。
ワクワクしながら開けてみると、カッチコチのケーキが登場!
とにかく固い。
見た目にはクリームも確認でき、柔らかそうなのに、エアインチョコレートくらいのハードさである。
(クリックでアップに)
4つに割ってみると「ガリ!!」っと音を立てて綺麗に割れる。
エアインチョコみたいな触感だが、味はほんとにケーキ味。
宇宙で食べるんだー何て言いながら、不思議な食べ物を頂いた子供達。
宇宙のイメージ、湧いたかな??
「遊具の塔」は、ちょうど外観から見たときにそびえたつ塔の箇所にあたる。
上手に塔を利用してあり、子供達が汗で髪をびったり肌に張り付けながらフルに遊べる工夫っぷりが素晴らしい。
頭をぶつけないようにヘルメットを貸してもらい、地上25m(4F)~53m(8F)の空間を8層に区分された巨大ジャングルジムを登ったり下りたり、大騒ぎである。
見ているだけの大人が疲れるほどの子供たちのはしゃぎっぷりを見ながら、館内を遊びまわった。
途中で雨が降り始めたが、もちろん室内遊びのためまったく問題なく、実にたっぷりと遊ばせることが出来た。
帰り道、クレープをみんなで食べてエネルギー補給。(?)
雨降りとは思えない充実感に、子供たちの笑顔も、すがすがしさ言うことなしである。