新規公開申請中のフェイスブックはマーク・ザッカーバーグCEOらが議決権が10倍の種類株を持つことで、56.9%の議決権を握った。
グーグルは2004年の上場に際し、ラリー・ペイジCEOらにだけに議決権が10倍ある種類株を交付。新たな株主の経営への影響力を押さえ込んだ。
2011年に上場したグルーポンは、創業者に150倍の議決権がある株式を付与した。
交流サイト向けゲーム大手のジンガは、創業者の議決権が70倍の種類株を発行。マーク・ピンカス・ジンカCEOは37.4%の議決権を維持している。
グーグルが口火を切った種類株の活用は昨年から加速している。創業者らは一般株主の意向に左右されず、長期的な視点で経営に当たることをもくろんでいつのだろう!!