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説明から

2016-03-22 21:58:43 | 日記
私も長男も
「先生にお任せいたします」

それしかない。
可能性を賭けるしかない。

長男の質問。
「取りきれなかった場合は?」

医師
「いろんな文献を参考に最善な手立てを考えます」

それに賭けよう。
あなたのオーラ。
医師としての説明する一言一言、
笑顔、安心できるあなたに
全てをお任せいたします。

「こんな手術はまぁ、滅多にない」と笑いながら言われたら
逆に安心。

ダメ元や。
やるだけやろうよ。

長男は、達観してるみたいな。

私は
1人の帰り道。
やはり最悪のシチュエーションが浮かんだり。
でも、そうだとしても。
今の選択肢は手術しかない。

月明かりが、ものすごく綺麗で。
大丈夫とは言えないけれど、
先を照らしてくれている
そんな気がして。

彼が生まれてから今まで
親子で歩んで来た道を明るく照らしてくれているようで。

揺らいで泣きたくなったりしますが、泣かない。泣けない。

とにかく、私達は立ち向かわねば❢

始動!

2016-03-22 21:26:46 | 日記

九州がんセンターに入院しました。
いよいよ始動。

まぁ、とにかく綺麗というか
住心地は快適なはず^_^



筑紫野方面が一望。


飛行機がバンバン飛んでいます。
博多やねー

可愛い看護師さんが今日の担当。
凄く明るくて何だか癒やされる。
術前のアンケートに
「若くて可愛い看護師さんを担当にしてくれ!」と書くなんて言った長男(笑)
そりゃ無理や!と笑った今朝。
でも、意に沿っていました(笑)
看護師さんが素敵だと、安心できますね、そういうの大切。
見習わないと。
若くはなれないけれどf^_^;

病衣レンタルやら、滞在中の施設見学やらバタバタしてからの
肝心な手術説明。
カンファレンス室で、お母さんだけ先に、と。
長男、少し反応。
よるドラマにあるシチュエーションやもんな。

白髪交じりの髭面、でも笑顔が素敵な気さくな優しそうな主治医。
「どこから話そうかな」
から始まりました。
「非常に厳しいです。やっても取りきれないかもしれません」
ん、そうだろう。
「かといって、放射線の成績は望めない。抗癌剤は、元々の病気に悪影響がある」

ファンコニー貧血、これに放射線は成績が上がらないと文献にある。
証明したよな、医大で分かっていながらなぜしたのか。
抗癌剤、ファンコニー貧血の骨髄は脆弱であり、使うことにより白血病を誘発しかねない。

東海大の矢部先生からも、同じようにメール頂いたばかりです。

つまり。難しい位置にある腫瘍を手術で完全に取りきれる可能性は限りなく低い。
残った腫瘍細胞を、どうして叩くか。の、手段がない。
いわゆる成功率は20%以下。

「これを彼にどの程度伝えたらいいかな?」
これが医師が私を先に呼んだ理由。
彼は私に「絶対に生き抜くから」
と手紙をくれた、もう子供じゃない、彼は厳しい現実を受け止めているはず。
としか言えなかった。

私にも、どこからどこまで伝えるべきか分からないから。

長男が呼ばれ、ほぼ私にした説明と同じように説明。
しかし、確率は話に出ず。
かなり難しい、危険を伴う。
顔に傷が残るが、極力綺麗に縫う。腹か大腿から筋肉か脂肪を取って、上顎の空洞に移植する。
気管切開もする。
輸血もする。
手術の時間は10時間を超える。
暫くは鼻腔からチューブでの栄養補給になる。
彼は静かに受け止めていました。

国立九州がんセンター

2016-03-13 19:45:48 | 日記
金曜日に行ってきました


3月1日に新館オープンしたらしく、ホテルみたい!
案内のコンシェルジュ?キャビンアテンダントか?みたく素敵な(笑)
外来看護師さんも、凄く親切で感じが良い(*^-^*)
持って行った画像取り込みに2時間かかったけど、ま 想定内。
待ち時間に、肩凝りまくりのワタシの首もみ、肩揉み、病人な長男が一所懸命にやってくれて。
ホンマにありがたいし、優しい長男に心は泣きました。
やっと呼ばれて。
第一印象「いいやん!」
髭面の医師。的確なコメント。
笑顔。後で分かったのですが、甲も彼の笑顔に安心したらしく。

「大変厳しいオベです」
だよね★脳頸動脈にがん細胞が巻いている。
「これを依頼されたら多分、ほとんどの医師が断ります」
だよね★
「でも、やりますよ」

その言葉に、わずかな光を。
診察終わり、甲も
「何か大丈夫な気がしてきた」
うん、オカンも。
かなり厳しいのは承知★
でも、インスピレーションも信じる。骨髄移植の時もそうやった。

実は大分医大の教授には、そんなインスピレーションがなかった。
詳しくは端折るけど、やはり
治療方針に、がんセンターの医師も疑問が。
回り道しちゃった感は否めないけれど。今更の話。

さぁ、新しいステージに向かおう。

今日、甲の見舞いに行き。
初めて手紙をいただきました。

我が子ながら、何て前向きなんやろう。「おかんに迷惑かけるけど生き抜くから」
迷惑なんか、そんなん感じた事なんかない。
私こそ彼に感謝と尊敬。
我が子ながら。

やるだけやろうよね。
なんとかなる。

東海大の移植をしてくださった医師とも連絡を取りながら。

看護師なオカンやけれど、私は見守るしか出来ないんよ。
でも、そんなオカンに
これからもヨロシク、と。

うん、向かおう。
明日に!
共に!

気管切開

2016-03-08 21:13:21 | 日記
金曜の二回目のオペは
気管切開を余儀なくされるようです。
はぁ。やはり。
そうじゃないかなぁ、とは思ったりしつつ。
気管切開、人工呼吸器。
今までにはなかった重いオペ。

まぁ、お任せするしかないわけだから。

彼はネットで気管切開を検索していることでしょう。
それが辛いな。

大人になった彼は、プラスになる情報以上に、マイナスな情報も得ますから。

大丈夫、気管切開しても良くなれば傷は塞がって話せるし、大丈夫、としか言えなかった。

今日は残業やったし、明日はオペ説明に行きますから、ごめんなさい。
見舞いパス。

明日、ほんまは行けないはずやったけど、急遽勤務形態を代わっていただけた。
常勤ナース、迷惑かけながら。

働いていると、迷惑ばかりかけます。申し訳ない、それにも気持ちが痛い。

いざ、挑む。
まさか、こんな事態になるとは予想しない事が、人生にはあるのだと重々知りながら、強い私も少々こたえています。

が、乗り越えなくては!