はぐれぼけぼうし

鹿児島拠点の日記をメモ的に残す。

桜島などの地下マグマ状況探査

2008年09月11日 11時34分17秒 | 桜島(災害関係)

 南日本新聞HPによると、

 「桜島マグマ形状探査 11月、人工地震で計測。 京大防災研など、噴火予知目指す」 (2008 09/10 08:06)
 
  以下、記事のコピー。
 
>>
 京都大学防災研究所火山活動研究センター(鹿児島市桜島横山町)は11月5-6日、桜島の火山構造を調べるため、ダイナマイトを使った初の人工地震探査を行う。
 マグマだまりの大きさやマグマの移動経路を明らかにする狙い。5年後も行う予定で、マグマの動きをつかみ噴火予知に役立てる。

 鹿児島大学など全国の大学、研究機関が協力、約60人が参加する。同様の探査は1994年の霧島を皮切りに11火山で行われた。これまでの探査で浅い部分の内部構造は明らかにされたが、マグマだまりにまで地震波は届かず、正確な位置や広がり、地震波の変化具合が分かっていなかった。

 11月3日から既設を合わせ地震計約700台(うち30台は海底)を設置。桜島、姶良カルデラを囲む。ダイナマイトは地下50メートルに計15カ所に仕掛ける。
 桜島4カ所と霧島、鹿屋、垂水市と蒲生町の計8カ所に各300キロ、桜島7カ所に各20キロ。同5日午後10時から6日午前2時にかけて順次発破させ地震波データを集める。発破点近く以外は揺れを感じないという。

 同センターの井口正人准教授は探査方法を「人間でいえばCTスキャン」と説明。桜島のマグマだまりは鹿児島湾北の姶良カルデラ地下10キロと南岳火口直下5キロと推定されている。「ほかよりマグマが高い位置にあり、地震波が達する可能性が高い」と期待する。
 大規模噴火の準備段階にあると考えられる桜島で、マグマの広がりや姶良カルデラから南岳への移動経路を明らかにして噴火予知研究に役立てる。正確にとらえることができれば、5年後の探査結果と比較して大規模噴火の時期を探る。 <<
 
 
 
  さらに、
  
  「国際火山学協会総会 2013年に鹿児島市で開催。 40カ国から学者1000人超。」 (2008 09/11 07:20)  のコピーとして、
 
>>火山災害の軽減や火山学研究の推進を目指す国際組織「国際火山学・地球内部化学協会」(IAVCEI)は、2013年の総会を鹿児島市で開くことを決めた。
 日本での開催は1981年の東京会議以来。世界40カ国から1000人以上の火山学者らが集まりフィールドワークなどを行う。
 8月にアイスランドであった総会で正式決定した。
 
  2014年は桜島大正大噴火から百年の節目にあたることを受け、日本火山学会が鹿児島開催を提案。ロンドンも名乗りを上げたが火山と人との距離が近く、アジアから多くの出席者を見込めることが決め手となった。

  鹿児島では88年に現在の火山都市国際会議のモデルとなった「鹿児島国際火山会議」を開催。IAVCEI会議はさらに学術色が強く、専門的議論が交わされることになる。

  誘致のプレゼンテーションを行った京都大学防災研究所火山活動研究センター(鹿児島市桜島横山町)の井口正人准教授(50)は「今後、大正大噴火レベルの噴火が起きる可能性もある。市民の防災・危機意識を高めるためにも国際会議開催は大きな意味がある」と話した。 <<  http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=12685 による。
 
 

 



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