南日本新聞HPによると、
「鹿児島-都城街道 東目筋の歴史紹介。 霧島・前田さん研究本出版」 (2009 01/09 07:05)
以下、記事のコピー。
>> 霧島市文化財保護審議会長の前田義人さん(59)=同市福山町福山=が「薩摩藩の天道 東目筋(ひがしめすじ)」を出版した。
東目筋は薩摩藩の3つの筋(街道)の1つだが、これまでまとまった文献はなく貴重な資料となりそうだ。
東目筋(高岡筋)は、加治木で大口筋と分かれ、福山、末吉、財部を経由して都城へ続いていた。
前田さんは福山の飯冨神社宮司。地元が東目筋の要衝でもあった。「東目筋はこれまであまり日が当たっていなかったが、なぜ必要だったのか知りたくて調べだした」という。古文書の解読などは、専門家の協力を得て進めてきた。
本にまとめようと作業が本格化したのは昨年夏ごろ。写真は自ら撮りに出かけた。一番苦労したのは地図作りだった という。コンピューターの製図ソフトを使った江戸時代の主要筋(国分・福山経路)や東目筋経路(宮崎県内)など、詳細に描かれ分かりやすい。
内容を見ると、東目筋の変遷や役割、筋にまつわる物語を文献など使って紹介。 東目筋は日向や大隅から産出された産物を鹿児島城下へ運び入れるために薩摩藩が整備したことなどに言及している。
前田さんは「東目筋は島津本家の台所を支える重要な役割を果たしてきたようだ。この本が今後の研究の資料になれば」と話す。
108ページ。1200円(税込み)。 前田さん=090(2392)0271。 <<
以上、 http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=14620 による。
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史実の検証は、理科の(再現)実験に比べるとはるかに困難が伴うように思う。ただ、理科でも地学における想像力は、これもまた、慣性の大きさと感性の豊かさがモノをいうようにも感じている、きょうこの頃である・・・。
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