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夏季に北日本水田地帯で発生が見られる巣箱周辺でのミツバチへい死の原因について2

2014-07-20 11:47:30 | お知らせ
農研機構から非常に興味深いレポートが出ましたので引用いたします。分割2回目

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夏季に北日本水田地帯で発生が見られる巣箱周辺でのミツバチへい死の原因について

2014-07-20 11:47:30 | お知らせ
農研機構から非常に興味深いレポートが出ましたので引用いたします。

(独)農研機構と(独)農業環境技術研究所は、夏季に北日本水田地帯で発生が見られる巣箱周辺でのミツバチへい死
について調査し、水田で斑点米カメムシ2)防除のために散布される殺虫剤に曝露されたことが原因である可能性が高
いことを明らかにしました。
1. 平成21年春の花粉交配用ミツバチ不足問題の発生以来、ミツバチ群の健全性が社会的関心の高い、重要な課題
となっています。そこで、夏季に北日本水田地帯で発生がみられる「巣門(巣箱の出入り口)前でミツバチがへい死
する現象」の原因解明を行いました。
2. 水田周辺に巣箱を設置されたミツバチ群はイネ花粉を収集していました。また、巣門前でのへい死は、イネの開花
時以降に発生していました。
3. ミツバチの死虫の全てから、同時期に斑点米カメムシ防除に用いられた複数の殺虫剤成分が検出され、ミツバチ
が収集した花粉団子3)からも殺虫剤成分が検出されました。一方、ミツバチ群に病気は検出されず、スズメバチ被
害もありませんでした。
4. 以上により、ミツバチはイネ花粉の収集のために水田に飛来し、そこで散布される殺虫剤に曝露されたことがへい
死の原因となった可能性が高いと考えられます。
5. 殺虫剤への曝露による長期的影響が指摘されていますので、夏季に水田周辺でへい死が発生したミツバチ群に
おける秋季の巣重量の変化や越冬についても調べたところ、今回の研究では、殺虫剤に曝露されなかったミツバ
チ群と違いはみられませんでした。
6. 今後は、殺虫剤への曝露による影響を緩和するため、曝露経路の特定やミツバチ群を水田に訪れさせないため
の技術開発を行います。
以下は画像にて貼り付けます。
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自然農法技術交流会愛媛会場のお知らせ

2014-07-07 17:30:43 | お知らせ
自然農法国際研究センターさんより自然農法技術交流会のお知らせが届きましたので共有いたします。
8月7日木曜日愛媛県西予市にて10:00から16:00
参加費 3000円
募集定員 30名
詳細は画像ファイルをご参照ください。
*リンク先をがない様子でしたので・・画像にてお送りいたします。
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