脱!胞状奇胎

37歳で初めての妊娠。そして胞状奇胎のため流産。いつかまた赤ちゃんが授かる日のために日々おもうこと。体験談です。

初めての妊娠

2009-02-28 | 妊娠
妊娠が分かったのは2008年11月26日だった。

妊娠ってこんなにも奇跡的で運命的なものなのか。。
実感したのは妊娠がなかなかできなかったから。

赤ちゃんは授かりものだから自然体が一番なのかもしれないけど、
結婚したのが34の時で、旦那さんは5歳下で、、将来を考えて計画を立ててしまったのだ。
1年目は旦那さんが仕事しながら国家資格とるため2年目以降にしようって。
しかも合格してから転勤になって、環境が変わって落ち着くまでと、私も、秋に生まれる子がいいなぁ~なんて。。
今思えば、そんな計画通りなんていくわけがないのに、あさはかでした。

いざ試みても、
あれ?できない。またできない。って。。焦ってきて。

そんな事が3ヶ月過ぎて真剣に不妊治療専門のクリニックへ足を運んだ。
かなりシビアな現状を目の当たりに、知識のなさにすごく怒られたり励まされたりしました。
そこでは原因を推定するため基礎体温表と検査のスケジュールをたてていただいて、
結局、数々の検査で特に異常や原因が見つからないとの事で、
タイミング法で経過を見ていただいてあっという間に1年が過ぎちゃった。。

やっと兆しが見えたのが、高温になって40日たった頃、もしかしたら。って。

クリニックへ足を運ぶと「よかったね。妊娠してます」って言われてすごく嬉しかった。
しかも、予定日が父の命日だったから、びっくり!!
運命を感じて、即、母に伝えて、とても喜んでいたのをすごく嬉しくて
診察の帰りに早速、「たまごクラブ」を買いに行きました!
帰ってきた旦那さんも大喜び。

とりあえずは安定するまでは内緒ねって、前祝いを旦那さんと母と3人でしちゃいました。

仮で命名して、毎晩二人でお腹に手を当てて声を掛けたり。

自分の体の変化も感じて。。
体が熱くて、お腹に命の重みも感じて、胸も少し大きくなったり(ホントなんだ~って感動したり)。
だるく体が思うようにならなかったり。でもつわりはなかったなぁ。。

生活では、旦那さんが気遣ってくれて家事を手伝ってくれたり、
胎教のCDを聞いたり、栄養管理を考えたり。
妊娠が分かって20日間だったけど、本当に幸せでした。

結婚して分かった事、妊娠して分かった事、それは全て経験してやっと少しずつ分かるってこと。
きっと、出産や子育ても経験してやっと分かる世界なんだと。
痛みや喜び、思いは経験しないと分からないということ。

これからもっといろんな経験をしていく上でいろんなこと学んで行くんだろうね。


まだまだママの準備が足りなくてごめんね。
まずはお腹を元気にして今度は準備万端にしておくね!
その時、またやってきてね。