ことくくるの里山暮らし。 (ブルーベリー栽培日誌。)

ブルーベリーの成長記録と、里山での日々の暮らしの日記です。

胡瓜とさきいかの浅漬。【こと食堂】

2020-06-16 21:08:34 | 日記
おっとー(父親)の、畑では
どうやら胡瓜が豊作であるらしく、
冷蔵庫の野菜室は、胡瓜で埋め尽くされている。

『うちには、河童でもいるんかい?』
と、云うくらいなのだ。




私の、スティックブロッコリーは、
攻防戦の末、私が根負けして
全て、青虫さんにあげてしまった。

ネームプレートにも、
『青虫さん用』と、
書き付け足しておいた。





別嬪さんな蝶々に育ったら、
どうか、私に会いに来て下さい。
どうか、その時まで。お元気で。
私は、ご機嫌で。
楽しみに待っております。




胡瓜が沢山あるから、
きゅうーちゃん漬にした方が、
消費効率も上がるし、
日持ちもするから万策なんだけど、
今日は、時間がないから、
箸休め用の小鉢に、
『胡瓜とさきいかの浅漬』
を、ちゃっちゃっと作りました。






昆布ベースで漬液を。
これは、ちょっと多めに作っておこう。
お砂糖。
薄口醤油。
お酢。
唐辛子。
量は目分量。
てきとーに、こんなもんかなーで、
まぜまぜ.....。
(えっ?不安だって?)




大丈夫だよ!!


『さきいか』さんは、とっても優秀。
いっつも、無茶聞いてくれます。
なんでも、美味しくしてくれちゃう。

私は、「炊き込みご飯」とかにも
使っちゃうよ。




でもね。
ついつい。
摘まみ食いしちゃうんだよね。

だから、後で合わせてから味見してもね、






もう、お口の中が、
さきいか過ぎて、
【味。......さっぱり解んないんだよ。】



気を付けてね。


























牛スジ煮込。甘い毒。【こと食堂】

2020-06-14 00:05:54 | 日記

初めて、白きものを買った。
その、白きものは

きっと、耳元でこう囁くよ。


とっても、甘い口調で...。





『悪魔だよ。』


って。

でもね。



『ああ。君はもう知っていたんだったね』





『そっか。残念。』
つまんなさそうに、
きっとどっか行ってくよ。




最近は、
「チョコレート工場王」に
圧されちゃってるね。




私は、初めてお砂糖を買いました。
あっ。それだと
嘘ついちゃうことになっちゃうね。
お砂糖っていっても、種類があるから...
私が、今回初めて買ったのは
『上白糖。』

多分。
大体のお家で、普通にあるやつ。

それを、家では、
今まで、買ったことがない。




理由はね。
『頂き物』だったから...。



家の村の風習で、
村内の中で、年忌法要とかがあると、
お砂糖を3個くらい持って、
「いついつ、誰々の法要をします。」
って、お配りする風習があったの。

今でも、その風習はあるけど
問題は「お砂糖。」


だんだん、お砂糖から、違うものに
変わってきたんだよ。


だから、今まで買ったことがなくって
有り余ってるくらいだったの。
『古いやつから使いなさい』
っていうから、
大体、いつもカチカチになった、
お砂糖との戦いだったよ。
もう、ガンガン割るみたいな感じ。

私の、料理は目分量な適当な味付けなのも
きっと、このお砂糖のせいだ。
(.....と思いたい。)
だって、レシピの<大さじ○>とか出来なかったからね。

だから、今日は、『お砂糖ってこんなにフワフワだったんだー!!』って感動してる。


お砂糖売場でね、色々見てるとね
私が買ったことがあるのは
三温糖と、ざらめ。
ざらめはよく買うかな。
本当は、きび砂糖とか、てんさい糖の方が
ミネラル分も残ってるし、体にはいいんだと思うんだけど、
上白糖でずっとお料理してるから、
きっとね。
味付けが迷子になりそうなのと、
如何せん。お値段が高いよ。



っていうか、今思えば
『なんで、お砂糖だったんだろう』
って不思議に思ったんだよね。
多分、地域によっては、他にも
おんなじような風習があるところって、
あると思うんだけど。
なんで、お砂糖?


勝手に考察で、きっと此れだろうって思うのが、【昔、砂糖は高級品だった。】
此れしか思い付かないよ。

今は、よくお土産とかで頂くのは、
お塩が多いの。
色んなお塩があって、
何々県のドコドコの海のお塩とか
なんちゃら製法のお塩とか
風味付けしてあるお塩とか。
海外のお土産でも頂くんだけど、
困っちゃうのが、何か固まり系が多いの。
お塩をガリガリする
あの道具?
あんな、お洒落な物。
家にはありません。



沖縄の黒砂糖の他に
お砂糖って、そうゆうのないのかな。
っていうか、お砂糖って
いつから日本にあるんだろうって思えてきた。
ちょっと調べてみたら、
なんと奈良時代には輸入されていたらしい!
ただ、貴重品で甘味料とゆうよりは、
薬種として利用されてたみたい。


きっと、甘味で使えるのは、
御貴族様くらいだったんだろうな。
...ああーー。
そういえば、かの有名な、藤原道長は
糖尿病で亡くなったみたいな事を聞いたことがあるぞ。



【 この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の
欠けたることも なしと思えば 】
(この世は自分のためにあるようなものだ)
酒宴で詠んだ句らしいけど、
すごいよね。




でも今や、三大現代疾病だよ。



甘い幸せに、辛い毒。
高揚感を味わう場所は、
病院のすぐ裏庭なのかもしれない。


もっと、すごい高揚感を味わいたいのなら
刑務所の裏庭で。
ささ。此方へどうぞ。







今日の一品は、【牛スジの煮込み】
私は、ざらめを使いました。
いつも、いっぱいで作っちゃうから
3日はひっぱっちゃうね。
あと、冷凍できるように
こんにゃくは入れてません。
何だか、こんにゃくは冷凍したらダメ。
(私にはどうもダメだったよ。)





お魚煮るのと、
こうゆう煮込系には
ざらめでお料理してます。


そういえば !!
ざらめ見ていて思いだした! !
まだ、売ってるんだろうか?
『黄金糖!!』

小さいころ、あの飴ちゃん大好きだったんだよね。
独特の形でね。
舌触りが、つるつるなの。
って、知ってる人、
もうあんまりいないのかな。


今度、お買い物に行ったら
探してみよう !!
































フキ。旬とは何か。【こと食堂】

2020-06-12 18:50:11 | 日記


『旬。』



最近は、年中なんでも手に入れれる。
だから、
それぞれに、『旬』があることなんて
とうに忘れちゃってる。

養殖。
人口交配。
遺伝子組み換え....。
F1品種。
...もう、
種を残すことすら出来なくなってしまった。




然らずや。
自分自身の事さえ解っておらず。


自分の盛りは
とっくの前に、すでに越えた後で
自身の『旬。』がいつだったかですら
解っていなかった。


今は、「思い出さないように」

自分の脳内に
薄いレースのカーテンを纏ってる。







ちょっと前のこと、
コーちゃんの、実家のお庭の一画にある
フキ畑から、ちょこっと摘ませてもらった。
私は、フキが好きで、
お庭にフキ畑があるなんて、とっても羨ましく思っちゃう。

今年最後のフキのお料理。

お母さんが、『タンサン』というアイテムをくれた。
『?。』タンサンって何だ?

ラップに包んである、白い粉を触ってみて
『ああ。重曹のことかあ!』
って、ピンときた。

今まで、フキに重曹を使うことはなかったから、初めてだった。
『もう、長けちゃってるから...』って
言ってたから、気を使って持たせてくれたんだな。感謝。



今までで、重曹を使ったことがあるのは
棚を片付けていたら
いつ採ったのか解らない、
謎の黒豆の袋が出てきて、
きっと何年も前のやつなんだけど、
勿体なかったから炊いてみた時。
これは、成功だった。


あと。
筍の灰汁抜きにも使えると聞いて使ってみたけど、
これは失敗。(だと思う。)

灰汁抜きとしては、ちゃんと機能しているんだと思うから、否定は出来ないけど
筍の色が悪くなって
黄色っぽくなったような気がする。

やっぱり、米ぬかが一番だと思った。
うん。うん。
後の、排水口のお掃除は大変だけどね。




わらび。
ぜんまい。
にも、重曹を使うみたいだけれど

今から使うから...って、
ちょっと山行って来るー。ってな環境だから、採ってから時間が掛かってない。
だからか、私は使ったことがないよ。

山菜は、採ってから時間が立つとアクが強くなるの。


私は、あの独特の苦味が好きだから、
あんまり灰汁抜きしないよ。
きっと、あの苦い成分に意味があるんだと
思うの。


何かでみたことがあるんだよね。
『春には苦味を摂りなさい。』
あれ?
誰かに聞いたんだったかな?



苦い春野菜には、冬の間に溜まった、体の毒素を排出してくれる役割があるって...。



やっぱり、季節の旬の時期に
旬のものを頂く。
此れって、
ちゃんと、昔の人から伝わる
『叡智』なんだって思うよ。





フキを、頂いたアイテムでお料理してみたよ。
何だか、緑色?翡翠色?
が綺麗なような感じするし、
さっと湯がいただけなのに
柔らかくなったような感じがしたよ。


相変わらず、筋を剥いたりすると、
爪は黒くなっちゃうけどね。
こればっかりは、しょうがない。


『きゃらぶき派』のコーちゃん。
晩酌のアテにいいみたい。
作れって云われたから、作ってみたの。

昆布をきらしちゃってたから、
今回は、干し椎茸で作ってみたよ。
もう、一品は
いつも作る、なめ茸と炊いたやつ。









『........。』

はい。
応答されません。
美味しいとも、
美味しくないとも......。



だからーーーー。
お母さんのように、
美味しく作れないって
言ったもん!!(こっちだってプンプンだ!!)



自分でも、何だかいまいちなのは
解ってるよ!!

だけど、ついこの前に、
お母さんに甘えて、
『きゃらぶき作って🖤』って
作ってもらったばかりだから
お願いしにくいじゃん。
だって、結構めんどくさい作業なんだから



でも、せっかく作ったんだから
強制的に、お昼のお弁当の中に
いっぱい詰めてやってやった。


何だかのバツゲームみたいだ。
あーー。可哀想に...。(他人事。)


きっと、私に『きゃらぶきを作れ』って
もう絶対に言わないだろうな。




【追伸】
来年。
春になったら
お母さんに教えてもらって

また、練習するよ。
またね。




























手作りスギナ茶。

2020-06-11 19:08:30 | 日記




梅雨がはじまる。





田圃に挟まれた道を歩く。
昨日まで、さわさわ鳴いていた虫もいない。
何処かで、雨宿りしてるのだろうか。


山から、霧が降りてくる。

霧の衣に包まれると、
見慣れている、いつもの風景のはずなのに
違う世界にいるみたいだ。


傘に落ちてくる、雨の音しかない。
不思議な感覚。
でも、以外と心地よい。
自分の中に入っていけそうな感じがする。
このまま、座して、
暫くの間はそうして居たいくらいだ。


水は、全てを浄化してくれる。
葉っぱが、穢れが洗い流されて嬉しそうだ。
だって汚い空気だからね。
植物だって苦しいよね。

今は、雫がキラキラしてる。


お百姓さんにとっても、嬉しいだろう。
この前、『雨が欲しい』って言ってたから...。






めんどくさがらずに、
昨日、雨仕舞いしといてよかったな。

正直なところ、
こんなに雨が降ると思ってなかった。
せっかく干したスギナをダメにしちゃう所だったよ。
スギナを回収して、ジップロックに詰めて...。








スギナって知ってる?
春になったら土筆に変身するやつだよ。
スギナを敵と見なしてる人からしたら、
きっと、厄介な相手だろうな。
駆除しても、イタチごっこだからね。

だけどね。
畦に生えてるスギナを見るとね、
最近は、何だかスギナも
小さく細っちょに
なった気がするの。
土筆も、少なくなった。
....きっと農薬だよね。

だからね。
私は、おっとー(父親)に頼んで、
畑の一画をスギナ畑にしてもらってる。
採取する場所は大事。
田舎だからなのか、犬を飼ってるお家も多いのもあるし、...やっぱり農薬。
毎日飲んでるものだから、自分が知れる範囲で判っておきたいもの。


えっ?
効果は?
だって、草でしょ?


私もよく解んないから、今回ちょっと調べてみたよ。

スギナには、
ホウレン草と比較してみると
カルシウムが155倍。
リン、カリウムが5倍、
マグネシウムが3倍......と、
......えーーと、その他に
サポニン、
ケイ素、
カルシウム、
マグネシウム..........。

いやいやいや。こうゆう書き方って悪いよね。一昔前の、通販番組のあるやつだ。
だって、お茶一杯に対してどんだけ作用してるのか解らないよ。


ただ、ミネラル分が含まれていて、
ケイ素は、重金属などの毒素を排出してくれるデトックス効果があって、
葉緑素っていう成分に、利尿作用があって
浮腫気味の方にはいいですよ。
だけど、飲みすぎは厳禁。
チアミン欠乏症に陥る危険あります。
(詳細知りたい方は調べて下さい)
また、微量のニコチンも含んでいます。
妊婦さん、お子さまは気を付けて。


うーーーん。説明は難しいな。
体の調子に合う人は合うし...。
何でもそうだよね。試してみてね。


私には、今のところ
きっと合ってるんだと思うの。
だって、美味しく感じるから。
ちょっと、ほろ苦いんだけど、スッキリするところが好きなんだ。
だから、お出掛けする時には水筒に淹れて持ってくよ。
てっきり、カフェインでも入ってるんだと思っていたんだけど、
ノンカフェインだったみたい。
ちょっと勘違いしてた。





匂いはねえ、私は気にならないんだけど
やかんで煮出してると、
家族からクレームがきます!!!

スギナ茶。
ちょっと、肩身狭いです。


















パプリカ栽培①赤ちゃん編

2020-06-10 20:02:25 | 日記
お料理でパプリカを使ったら、種を採っておいておこう。




私は、あんまりお料理にパプリカを使わないけど、これからの時期には、サラダとかの彩りにあると綺麗だよね。

何でもない、グリーンサラダだったとしても、ちょっとお化粧してあげたら、
きっと美味しそうに見えちゃうよね。

種は、綿を綺麗に洗って取り除いて、
お水に浸して、
沈んだ種を、小さなカップに、種蒔き用の土を入れて、種をパラパラってそっとおいて、
私は、その上に、バーミキュライトを軽く被せてあげました。
元気な子は、ちゃんと発芽してくれると思うから、
なくてもいいんだとは思うんだけどね。

バーミキュライトは、
水耕栽培用でよく使うやつなんだけど、
保水力もあるから、きっと種にも優しいはず。
何よりも。私のお家は、森に囲まれてるから、虫が多くって...。
虫との戦いだよ。
廊下でゴキブリと遭遇!って思ったら、
よくみたら、クワガタの女の子だった
だなんて、普通よくあることだからね。



虫も別に悪気があるわけじゃないから、
あんまりプチッとかしたくないんだよね。
でも、コバエが飛んでたりしてたら気になっちゃうもんね。


お家の中には、沢山植物をおいてあるけど、土の表面に、栄養分の入ってない土を被せてあげるようになってから、コバエが少なくなった気がするの。
赤玉土、ハイドロボールなんかがそうかな。


コバエホイホイとか試した事があったけど、全然効果がないし、かといって、お家の中で殺虫剤とかシューってしたくないし...。困ってたんだけど、

根元の、コバエ事態を居なくなる環境を考えてみたら、今のところ思い付くコバエ対策かな。

だから今回も、バーミキュライトを薄く被せてあげました。

小さいけど元気な葉っぱの赤ちゃん。
何だか愛おしいな。

パプリカの兄弟たち。
もう、大きめの育成ポットにお引っ越ししなくちゃね。
お外だけど、大丈夫かなー。(ハラハラ。)





いつもは、生ゴミで捨てちゃったりする人が多いと思うし...。

私もそう。
種は、ほとんどコメリとかのホームセンターで買ってきちゃう。
自分で採ってあるのは、黒豆くらいかな。

だって、種を採るのも手が掛かるし、
管理するのも、
めんどくさいからね。



だから改めて、こうやって育てると、
『命をいただいてる。』って思えて、
感謝する気持ちを教えてもらえる。



こんな感情も、
『今の、私に必要なこと。』
きっと、そうなんだ。