古今東西 珠玉の言の葉めぐり

これまで心に響いた珠玉の言葉を写真とともに掲載します

2015年 No.3 (12/7)

2015-12-07 | 言の葉


「夕星は、かがやく朝が(八方に)散らしたものを みな(もとへ)連れかへす。 羊をかへし、山羊をかへし、幼な子をまた 母の手に 連れかへす。」
  サッポォ(紀元前612年頃)古代ギリシャの女流詩人 

この写真は昭和56年(1981年)に、京都府南部を流れる木津川にかかる上津屋橋(通称・流れ橋)で撮影したもの。

この橋は木橋(橋脚の一部はコンクリート製)で、橋桁は橋脚にロープで繋がれており、洪水時に流出しても、
回収して再建できるようになっている。 昭和28年に建造されて以来、2014年(平成26年)までに21回流出。
ことに2011年以降は、毎年、流出・再建を繰り返し、これでは「京都府の税金流れ橋」だとの意見もあるらしい。

2014年10月に撮影した写真を載せます。




下の写真は、クリックすると拡大します。戻る時は、左上の←ボタンを使ってください。



  近くにある「流れ橋交流プラザ四季彩館」には、橋を見に来た人のためにこんな貼り紙も。
なんか、今まさにゴウゴウと流出中のようにもとれるが・・・。
では、どう書けば良いのか・・・分からない・・。

2015年11月17日付け朝日新聞によれば、この橋の復旧工事が開始されたそうです。
いろいろ検討の結果、以前より「流れにくい橋」になるとか。


古い写真をもう一枚
 「流れ橋」をわたる元気な子供達
 (昭和56年3月28日撮影) 
♪Stand by me♪ が聞こえてきそうですね。



参考: 岩波文庫「ギリシア・ローマ 抒情詩選」花冠 呉茂一訳
     ウィキペディア

 著作・制作 KY企画

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