およそ1年ぶりの更新です。
我が家の猫はもうすぐ4歳になります。
ねこの語源は「寝る子」だと何かの本で読みました。改めて調べてみます。
語源辞典によれば、ねこの「ね」はその鳴き声からきたものだろうとされています(語源辞典p713)。「こ」は親愛を表す接尾語だそうです。また猫の別名に「ねこま」があり、「ねこ」はその略語という説もあるそうです。くだんの「寝子」とする説は「通俗語源」だそうです。
ところで猫を用いた慣用句がたくさんありますね。
猫の額:場所が狭いことのたとえ
猫の目:物事がめまぐるしく変わることのたとえ
猫かわいがり:ひたすらかわいがること
猫の子一匹いない:まったく人影のないことのたとえ
猫の手も借りたい:きわめて忙しいことのたとえ
猫を被る:本性を隠しておとなしそうに振る舞う
猫も杓子も:だれもかれも
猫を追うより皿を引け:猫を追い払うのはえさのある皿を取り除くことが先決であることから、物事の根本原因を正さなければ効果がないことのたとえ
(以上大辞林p1956-1957)
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