芥川龍之介の小説にもある河童。
かっぱは大辞林(p492)によると、水界にすむと考えられている動物であり、人間界との交渉を説く話が多いとされています。[かわはら]の転とあります。
その他の意味としては、水泳の上手な人、子供の髪型(髪を下げ耳のあたりで切りそろえたもの・おかっぱ)、キュウリ(かっぱの好物・かっぱ巻)などの意味もあるようです。
語源辞典(p238)によると、かっぱは「河童かはわらは」が「かはわっぱ」を経て変化した語ということです。関西では「がたろ」といい、これは「川太郎」の変化だそうです。