水戸黄門に登場する「うっかり八兵衛」。
うっかりは、忘れたり気づかりなかったりするさま、注意がゆきとどかないさま(大辞林p232)。
語源辞典によれば、うっかりは元々「うか」の音便で「浮く」という動詞と関連するのではないかということです。語末の「り」は「ぴったり」「すっかり」などの「り」と同様状態性を表す成分といいます(語源辞典p112)。
「浮く」で思い浮かぶのが「浮かれる」。これは、楽しくてじっとしていられな気持ちになる等の意味があります(大辞林p210)。不注意でじっとしていられない感じはADHDっぽいですね。