goo blog サービス終了のお知らせ 

ORNER'S DIARY

オーナーの日々思うことナドナド

バスケ部員募集

2009-01-31 04:26:00 | Weblog
実は最近「もう一度バスケがしたい!」
という気持ちが強くなってきまして。

といってもバスケットボールは
10人集まらないとできないスポーツなので
ずっと諦めていたのですが
なにげに周りに声をかけてみた所、
他にもぜひやりたいとの声があり
このように同じ考えを持ったメンバーが
集まればいつかできるんじゃないかと。

それでまだどうなるかわからないのですが
「ことばのはおとバスケ部」を設立してみたりして。

そこでメンバーを募集してみます。
もう一度バスケをやりたい!とかバスケやってみたかった!とか
普段運動不足やしなんかせななぁなんて
お考えの方がおられましたら
一緒にやりませんか?
経験、未経験、年齢、男女問いません。
よければマネージャーも歓迎!

まだ、全然未定なのですが
最初は無理せず月1回くらいのペースで
府か、市か、区の体育館を借りて
みんなで集まればなーと思っております。
時間帯もまだ未定なのですが
仕事の都合上、活動は夜7時~9時くらいになるかと思います。

今現在、僕を含めてまだ3名なんですけど
6名集まれば3on3、
できれば10名集まって5対5したいなぁと考えてます。

気長に募集してますので
気がむいたら是非参加してみてください。。

ご連絡おまちしておりま~す。

愛のことば

2009-01-30 04:32:44 | Weblog
先日、関東方面よりお客さん。
うちには何度も来てくれている。

少しお話をさせていただく。
すると少し前の月曜日にも来ていただいていたようで
お店はお休み。
月曜日も定休日になっていたことを知らなったのだ。

「すみませんでした」と謝るがそのお客さんからは
思いも寄らぬ答えが返ってきた。

「お店がお休みでよかった。」

(え?どうして…)

「いつも忙しそうなお二人を見てたので(僕たち二人が)
 ゆっくりお休みすることができたんだと思うと
 本当によかったって気持ちになれました。」


って言っていただけた。
あああああああああああああ
なんて暖かいお言葉。
うれしくて涙が出そうになった。

僕ならきっと
「ちぇっ、休みかよ~」とか「せっかく来たのに~」
なんて思ってしまうに違い無い。

ああ、僕もそう思える人になりたいと心から思った。

すごく勉強させていただきました。
本当にありがとうございました。



この話しには少し続きがあって。

このお客さん、うちが休みだったので
その後、同じく町家カフェ「ひだまり」さんに行かれた。

するとそこには「ひだまり」の店主さんとへらへら楽しそうに話している僕の姿が。
そう、この日僕はひだまりさんでのんびり過ごしていたのだ。

普通こんな所を見たら
「こ、こいつ~!」なんて思うに違い無い。

でもそのお客さんは
「ここでことばのはおとの店主さん見れたからよかったよね。」
って思ってくださったという。
なんてプラス思考な方なんだ!!と感動してしまった。

こんな素晴しいお客さんに恵まれて
僕は本当に幸せに思った。

本当に本当にありがとうございます。

恩師との再会

2009-01-27 23:55:04 | Weblog
先日、僕の尊敬するN先生がお店に遊びに来てくれた。
お会いするのは、何年ぶりだろうか。
最後にお会いしたのがお店を始める前だったので
もう10年ぶりくらいになるかな。。
久々にお会いしたけれど、全然お変わりなくて何か安心した。
(先生も僕を見て「変わらないね」とおっしゃってくれた)

僕がN先生に教えていただいたのは、
芸大を目指していた高校生の時。
美術予備校の講師だったN先生は僕に多大な影響を与えてくれた。

今思うと、当時その予備校はとても熱かった。
芸術に対する真摯な姿勢と情熱はハンパなかった。

僕はもともとデザイン科に行こうと思っていたのだが
ちょうどこの時期に出会ったイギリスの風景画家ターナーと
N先生を始めとする熱い講師陣に影響され
油画を志すようになる。

N先生には絵だけでなく音楽や文学についても影響を受け
(この頃から影響を受け易かった)
音楽もクラシック音楽を聴くようなり
ロマン・ローランの本を読むようになり
今まで知らなかった未知の世界に僕を導いてくれたのだ。

この時N先生から教わったことは
今の僕の考え方、そして生き方の骨格になっているんだと思う。
N先生と出会わなければ今の自分はなかったとさえ思う。
これもきっと運命なんだろうな、と勝手な解釈。


そして大学に入り、社会に出てからも
僕はしばらく絵で食べて行くことを夢見てひたすら絵を描いた。
しかし現実は厳しく、絵で食べて行く厳しさを思い知らされる。
自分には才能がなかった。
この事実を受け入れるのは辛かった。
ついにその夢は諦めなければならず、別の道を探すことになる。

僕が絵を諦めてから次第にN先生とは疎遠になってしまった。
それはとても悲しいことだったけれど
これからは一人で自分自身を見つけなければならない。
このことだけは他の誰からも教えてもらうことはできない。
本当の自分は自分の中ににか存在しないのだから。

こうして僕の自分探しの旅が始まり、
10年の歳月が流れた。
そしてなんとなく自分のことが分かってきてお店を始め、
軌道に乗ってきたところで先生から連絡があったのだ。


あれからもN先生は絵を描き続けておられ、
今はプロの画家として生計をたてておられる。
毎年個展も開かれていて、そのご活躍を見ると
僕自身もうれしくなってしまう。
僕は昔からN先生の絵が好きだった。
今も大ファンなのだけれど、またこうして先生の絵を見ることができるのは
とても幸せなことだ。


そして

先日そんな先生のアトリエに遊びに行かせていただいた。
まずは近くの串かつ屋さんでおいしいランチをごちそうしていただき
(ごちそう様でした)
その後、先生御自慢のオーディオ(おそらく数百万円!)で音楽のおもてなし。
久々に聴くその音色は美しく、すごく贅沢な時間を過ごさせていただいた。
クラシックから、エンヤ、ジェネシス、ザ・クランベリーズ、マドレデウスなど
色々な音楽を紹介していただき、そして意外なところでスピッツも聞かせていただいた。

中でも面白かったのが、ネットで流れていたのだが
スピッツの「ありふれた人生」という曲で使われていた
新海誠の「秒速5センチメートル」というアニメ映像。
これがまたテンポよくて素敵だったのだが、実はこの新海誠が
ソビエトのアニメ「話の話」の影響をすごく受けているというという話がとても印象的だった。

このようにまた色々な事を教えていただいて
久々に先生の授業を受けているような楽しい一時だった。

N先生、本当にありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いします。



N先生のホームページです。
よければご覧下さい。

ホームページ http://www7b.biglobe.ne.jp/~seisho/
ブログ http://ameblo.jp/luminar-isi/

田舎暮らしに憧れて

2009-01-22 20:41:26 | Weblog
僕はひそかに田舎暮らしに憧れている。
田舎暮らしといえば畑で自給自足。

そんな将来に備えて、野菜を植えてみることにした。
きっかけはNHKの「趣味の園芸ビギナーズ」という番組。
カンタンな野菜の作り方を紹介していた。

まず畑を耕し、種を植える。
そして次の画面では芽が出ており、それを間引く。
すると、次にはかなり成長しており、
ここで肥料をやる。
そして次の瞬間には「はい、できあがりー」と
いとも簡単に野菜をつくってしまった。

おおお!なんて簡単なんだ!これなら自分にも出来る!と
僕は早速テキストを購入した。

これが去年の11月。
プランターでホウレンソウを育てるのなら
11月でもまだ間に合うという。
しかも2カ月くらいで収穫できるという。

それから少し忙しくなり、
しばらくテキストも放置。

さてそろそろやるかーともう一度テキストをよく読むと
タネまきは「11月上旬に済ませておきましょう」とある。

がーん!この時すでに12月に入ってしまっていた。
もう遅いかなとも思ったけれど僕は諦めなかった。

なんとかなる。

そう思い、実家でプランターを借り、
コーナンで野菜用の土とホウレンソウのタネ、そして鉢底石を購入。

もう遅いとまわりにさんざんバカにされながらも
野菜作りをスタートさせたのだ。

まずプランターに鉢底石を敷き、その上に野菜用の土を入れる。

次に土の表面に深さ1cm程度のすじを10cm間隔で2本つける。

そしてタネを1cm間隔でまき、タネが隠れるぐらい土をかぶせて
たっぷり水を与える。

なんて簡単!

本当にこれで芽が出るのか正直不安だったが
寒さ対策でプランターに不織布をかぶせておいた。

そして次の日から一気に寒くなった。
タネの袋には発芽に適した温度として15℃と書いてある。
冬に15℃は厳しいなぁと思いつつ日は流れ1週間経った。
まだ芽は出ない。

ヨメさんからも「ホウレンソウまだー?」といやみを言われる。
やっぱりだめなのかなぁ、と諦めかけた2週間を過ぎた頃
奇跡は起こった。
ついに芽が出たのである!

やったー!
僕は芽が出たということより
さんざんバカにしてきた人たちを見返してやれることが嬉しかった。

芽が出て1週間程で発芽がそろい1度目の間引き。
なんだか愛着があってもったいないけど
丈夫そうな株を残してほかを引き抜いた。


そして今週。
本葉が4枚程になったので
液体肥料を与えて成長を促してあげたのだ。

タネまきから1カ月半。
やはり寒いのか成長はかなりゆっくりめだが
僕のホウレンソウは着実に育っている。
寒さとヨメさんの「高いホウレンソウやなー」
というイヤミ攻撃に耐えながら。

我が青春のランドナー

2009-01-21 21:55:42 | Weblog
僕は高校生の頃、自転車少年だった。
自転車さえあればどこにでも行けると思っていた。

高校1年生の夏、10日かけて自転車で四国を一周した。
2年生の夏は北海道を2週間で半周した。
大学生1年の時も自転車で北海道を回った。

この時の旅の足になってくれたのが
ミヤタの「ルマン」というランドナーだった。
ランドナーとはツーリング用の自転車のことである。

そして2年生になりバイクに乗るようになって
自転車はもうあまり乗らなくなってしまった。



あれから約20年。

最近再び自転車ブームがやってきた。。
このブームで僕ももう一度自転車に乗りたくなり、
倉庫に眠っていた埃まみれの「ルマン」を引っ張り出した。

タイヤはボロボロ。
ワイヤーも何本か切れ、
至る所がサビだらけだった。

新しいのを買おうかとも思ったけれど
もう一度こいつを直せないだろうか
という想いが強くなった。


今、再び自転車が見直されているけれど
時代は少し変わっていた。

昔はよくランドナーを見かけたけれど、
最近はランドナーをすっかり見なくなった。
走っているのはロードレーサーやマウンテンバイクばかりだ。

調べてみると、主要自転車メーカーが
もうランドナーを作っていなかったのである。

僕の乗っていたミヤタ自転車も
もう作っていない。
ホームページを見てみると
知らない間に自転車部門の他に消火器部門というのがあった。
新事業?何故消火器なんだとも思ったけれど
ミヤタも大変だったんだなぁ。

かろうじて丸石サイクルが細々と作っている程度だった。
あとは、小さな専門店がオーダーメイドで高級ランドナーを作っているが
これはなかなか手を出せない。


とにかく、このボロボロの「ルマン」を近所の自転車屋さんに持っていった。
「へー、こんなのよく残ってたね~」と驚かれた。
もう部品がないので、今付いてる部品をきれいにして使うしかないとのこと。
フルレストアすると、ぴかぴかにはなるけれど
かなり費用がかかるという。

あまり費用がかけられないので
なんとか走れるようにだけしてもらって
あとは自分でコツコツきれいに掃除することにした。


そして数日後、「ルマン」は復活した。
なんか感無量だった。

すごく長く乗ってなかったので最初はふらついたが、
少し乗ると昔の感覚がよみがえってきた。
そう、この乗り心地。
いろいろな思い出も「ルマン」とともによみがえった。

そしてこれから新たな思い出を
この「ルマン」とともに作っていきたいと思う。