ごきげん練習帳 〜自分トリセツの作り方〜

自分と人生を楽しむための”セルフ・コーチング”ノート

目を動かさないと、思考はできない!

2013年02月27日 | ●セルフコーチング


昨夜、
関わっているコーチングの勉強会がありました。

私は、後半の
コーチングフローの部分のファシリテ-ションを
友人コーチとともにさせていただきました。

前半では、
NLPのプラクテショナーの資格も持つコーチ仲間が
「ペーシング」のスキルを紹介してくれました。
これが実に面白かった!


人は、考える時に身体を使っている、ということを知り、
その身体の動きから
その人の考えていることを理解する、
ということなのですが、
今回は、視線にフォーカスして
そのことを実感するという実験をしてみました。

細かくは、さらに色々あるのですが、
大きく言うと、
視線が上に行っているときは、
視覚にアクセスして
頭の中で何らかの映像を見ようとしている時。
視線が水平に動くときは、
聴覚にアクセスして
頭の中で何らかの音声を聞こうとしている時。
視線が下に行っているときは、
身体感覚にアクセスして
頭の中で何らかの感覚を思い出している時。


それがわかると、
目の前の人の沈黙も、
単なる沈黙ではなくなります。
頭の中で起きていることを、
目が、如実に物語ってくれているので、
それを見ているだけで、
話を聞いているくらいの情報を
もらうことができるのです。

本当に
「目は口ほどにものを言う」
「目は心の窓」
ですね。

また、自分でも
無意識にする視線の動きで、
自分がどの感覚にアクセスしているのか
手に取るようにわかって、
驚きでした。


そしてその友人が言っていました。

「思考するには目を動かす必要がある」と。

確かに、視線を固定したままで考えようとしても、
考えが固まってしまって
広がらない感じがします。

っていうか、
私の場合、やはり、そもそも考えられない!



思考と言うと頭の作業で、
身体とは全く切り離されていると思われがちですが、
実は、思考するにも身体を動かしていた、
つまり、頭と身体はつながっている、
ということを強烈に実感しました。


「笑うと楽しくなる」が
本当だと言うわけです。
(これについては、「笑うとほんとに楽しくなる!?」を
お読みください。)


思考が固まりがちなときは、
目を、そして身体を
動かしてみる必要がありそうです。






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