2日間、ご声援をありがとうございました。
R6北信越総体の結果は以下の通りです。
【女子団体】
優勝 技能優秀賞
予選40射25中→予選2位、決勝トーナメントへ
決勝トーナメント
1回戦
長野日大15中-羽咋(石川)12中
準決勝
長野日大14中-新発田(新潟)11中
決勝
長野日大15中-富山商業(富山)9中
【女子個人】
予選
北村(2) ××◯◯
宮本(2) ××◯×
宮尾(3) ××××
松澤(2) ×◯××
牛山(2) ×◯◯◯
ひな(3) ◯×◯◯
清水(1) ×◯××
決勝射詰
牛山(2) ◯×
ひな(3) ×
入賞ならず
【男子個人】
関口(3) 予選◯◯×◯
決勝射詰◯◯◯× 入賞ならず
武道である競技が私たちに教えてくれるもののひとつは残心の大切さです。全ての武道にそれぞれ特有の残心という概念があります。
剣道でいう残心は
「打突したあとに油断せず、相手のどんな反撃にもすなおただちに対応できるような身構えと心構え」
とあります。(全日本剣道連盟HPより)
弓道教本には
「残心は射の総決算である」
とあります。
大学の師匠に私は
「乙矢の的中は甲矢の残心の中にある」
と教わりました。(甲矢:1本目 乙矢:2本目)
射法八節の最後の節は離れではなく残心であるところも注目すべき点です。どの話も、共通項がみてとれます。
彼らは県大会をあの日だけで終わらせず、そこからの立派な残心を見せてくれたと思います。そして選手たちも応援してくれた部員たちも、この北信越大会の残心をいかにとるか、そこに長崎インターハイ、そして新人戦突破の鍵が隠されているのでしょう。その意味では北信越大会はまだ終わっていないのです。
また、今回の試合も部員全員で戦うことができました。選手だけが偉いということは全くなく、試合を通じて今回の応援や補助員等の役割を全うしてくれたことも、立派な弓道のひとつであります。まだまだ、未熟なところも多いですが、武道をする集団として胸を張れるように精進してまいりたいと思います。
話は変わりますが、
残心は残すものなのか、残るものなのか
そこも難しい問題で、私もまだ分からないので、これからの稽古で見つめてみたいと思います。
最後になりますが、改めてご声援をありがとうございました。
今後ともご支援ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます