歌ひめレシピと、時々デルタ。

当初の予定から脱線中。デルタとつぶやきのコーナーになっていますな。

音楽商売

2008-10-26 | 音楽のこと
ああ”””またパチで負けた!
もう、今月はやくもこづかいがない~。

ということで前回のつづきはまた今度。今日は音楽商売を考えてみます。
音楽(アーティスト)でごはんが食べたいと頑張っている人、まだまだ多いよね。
業界全体の不振があり、これだけの情報時代ということもあり、
み~んな迷っている。

例えばウェブでインディーズバンドはこうして成功させる!みたいな
マニュアル本を売っている人がいます。
内容を見てみると、大抵は一般的なマーケティング論をむりやり
音楽に置き換えたような無責任なものが多いようです。
HPをきちんとつくろうとか、メルマガでファンを増やそうとか、
CDを安く作ろうとか、内容はいろいろあるのですが、
全部、お気楽というか、お手軽にファンが増えますよ的な、
詐欺っぽい内容なものばかり。
また、webを宣伝のコアと考えてるプロモーター(か?)がほんと多い。
こういう輩のマニュアルをなけなしのこずかいで買って、
当然うまくいかなくて、ちくしょーとなるなら、パチンコ北斗の拳に賭けたほうが
断然いい(笑)

ぼくもこれからも音楽プロモートはがんがんやっていくつもりですが、
こうした難しい時代だからこそ声を大にしていいたい!
アーティストがまずいちばんにやらなければいけないことは、
「最高の曲をつくる」こと。これにつきる。
マーケティングも結構ですが、何で大手レコード会社や店がつぶれちゃうのか
考えればわかるでしょ。
素人が、片手間でマーケを語っても時間の無駄。
もし真剣に専念するんであれば、

「今まで以上に本気な曲を、ロスのない売り方で流通させること」

これがこれからの音楽商売の考え方になるんじゃないでしょうか。
(売れ線の曲なんて昔から誰も作れないんだから、、、、ね)

それには斬新な手法よりも、いままで成功してきたやり方のロスを
つめることで成功するプランもたくさんあるんじゃないかな。

ぼくのノウハウをひとつだけ披露します。
いまクアドラが路上で売ってる遠ざかる町CDは200円です。
これは、「安い」と思う人がほとんどですよね。
大抵の路上アーティストはそれ以上の価格で売ってます。

でもクアドラのCDはCDRであり、しかも1曲しか入っていません。
大抵の人は3曲以上いれて、もしかしたら、きちんとプレスして商品としています。
1曲のコスト、そして販売数から割り出せる費用対効果はどっちがいいかというと
クアドラの勝ちなんです、この場合。

もちろん彼らのいまの規模、ターゲット、やれること、性格、、、、からこの手法があるわけで、
だれもが当てはまるわけでもないですが。

真のマーケは深いのさ!

死んじゃうこと

2008-10-20 | 
今日は少しまじめなことを。

最近ぼくの身近に2つの死がありました。
そのことを書きたいと思う。

ひとつめは、ぼくの仕事がらみの先輩。
某テレビ局のプロデューサーであった彼と
知り合ったのは8年前、仕事関係者から紹介された。
歳はぼくより5つ位上だったのだけど
とても頭のやわらかい人で、ぼくの持ち込んだ
かなりいかれた企画書を真面目に目を通してくれ
こっちが逆に驚くほど面白がってくれた。

その企画は当然というか実現しなかったのですが、
それから彼は自分の番組やコンサートなどに頻繁に
呼んでくれ、たくさんの人を紹介してくれた。

彼がぼくを紹介する時は大抵こんな風に言った。
「彼はさ~、00に勤めているんだけど、全然そんな感じじゃなくて
ほんと馬鹿なんだよね~、だめだめなんだよ」
そんな言葉で初対面の人に紹介されたら、普通ならむっとするはずなんだけど
ぼくはすごく嬉しかった。なんか認められたみたいでね。

ぼくが仕事でテレビや雑誌にでた時は、恥ずかしいから
彼には何も伝えていなかったのですが、
「ふふふ~みたよ~」とすぐ電話をかけてきてくれて、
からかいながら祝杯パーティをひらいてくれた。

近年はほとんど会わなくなっていたのですが
知り合いから彼ががんになって、言葉がしゃべれなくなったと聞きました。
とてもショックを受けたし、見舞いにすらいけなかった。
ぼくは彼とどう顔を合わせていいかわからかったし、
彼もきっと同じ思いだったと思うし。
でもぼくは、彼の状況を逐次周りの人に聞いていて安否を気にしていた。

しばらくして、彼が退院し、また会社に出たということを聞いた時、
すごく嬉しかったな。
知り合いたちと、彼が体力を回復したらみんなで馬鹿なことやりたいね~
と決めて、3か月もたったころです。
彼からメールがきました。

それは、彼が生前記した文であり、彼が亡くなったあと、家族から配信された
ものでした。
彼らしく、おちゃらけた明るいさよならの挨拶でした。

「ぼくは先にいって、向こうで楽しくやってます。みんなが来るのを待ってますよ」「でも急がないで。みんなはゆっくりゆっくりと来てくださいね、じゃ!」

という一文がありました。
彼のスケールの大きさ、やさしさが溢れたこのメールは
ぼくの大切な宝、彼はぼくの素晴らしい思い出になった。

いつか、彼を越える人になりたいな。



downdawn

2008-10-19 | クルマ
時間制限の一方通行道でつかまりますた。

-2点、7000円、

点数かせぎとしか思えない道での取り締まりす。

おんどりゃ~、ふざけるなあAAAAAAAA

しおしおですな。

まんぷく

2008-10-18 | 
いや~食った食った。
大盛りチャーハンと餃子を食べてまいりましたよ。

すごくおいしい中華屋さんが近所にあって、
そこは頻繁に食べにいくんですね、もう5年位通ってます。
マスターは元々中華街で働いていた人で
いわゆるフルコースの高級中華の腕をもっているはずなのに
店には大衆中華メニューしかないんですね。
海老チリとか、ふかひれとかはないけれど、
ラーメン、餃子、チャーハンがすごく上品でおいしいし値段も安い。

腕はあるけどみせびらかさないとこが、とても好き。
こうした奥が深い仕事をみせてくれる人が
だんだん減っている世の中。さみしいね。

大抵の会社でも頭の悪い人間が相当大きな顔をしていますもんね。

anoaちゃん

2008-10-13 | 音楽のこと
昨日はあのあちゃんのライブに出かけた。
あのあちゃんは、フラカッパーズの時にいっしょに
あそんだ、チャーミングな女の子です。

9月にアルバムを出して、ライブも頻繁にやっています。
彼女の音楽は基本ピアノがあって、そこにカクテルドラムや
バイオリンやフルートが、プラスワンされるという
とてもシンプルな構成。で、フレンチポップな感じというのかな、
強めなリズムワークとブレークとセンチメンタルな歌詞って感じでしょうか、
とても面白くて、すてきな曲が多い。

ライブハウスというより、ライブができる渋いバー、みたいな
ところでやったのですが、額写真を各所に置いたり、
花をかざったり、お店の中をきちんとコーディネイトしてあり
お客さんをもてなそうとする彼女の気持ちが充分伝わってきて
開演前から、リラックスできました。

今回、バイオリンとかフルートの方と一緒にやっていたけど
上質な音。とてもよい生音でなんだか得した気分でした。
お店は狭くて、満員で、トイレいくのも大変だったけど、
こういう音楽の楽しみ方は、みんなにもすすめたいな。

クアドラ東京にくる。

2008-10-12 | 音楽のこと
昨日11日にクアドラが東京ではじめてライブをした。
町田にあるcloveというきれいなところでしたが、
なぜかたどりつくまでが大変でした、、、。

3バンドのライブで、主役はソフトケースという
ストリートでかなり人気があるらしい2人組。
クアドラは、もちろん東京でのファンはいないから、
ぼくとしては集客がとても心配だった。
今のライブハウスだと自分たちの応援するバンドしか
見ないお客さんが多いですからね。

でも今回は違った。
トップバッターのクアドラから
お客さんはほぼ満員で、クアドラのこともきちんと応援して
くれた。
これはきっとイベント企画者の配慮もあったと思いますが、
きちんとしたコンセプトがあるイベントはすばらしいね。
客もみんな楽しかったと思う。

the Soulという2つめにでたバンドもすごく好印象だった。
曲唄はさることながら、ステージの盛り上げ方、
客との距離のとり方、巻き込み方など、さすがプロでしたね。

こうした術が身につくとクアドラも一人前になれるんだけどな~。
しっかりやるよーに!笑