歌ひめレシピと、時々デルタ。

当初の予定から脱線中。デルタとつぶやきのコーナーになっていますな。

ギターマガジンフェス

2011-05-03 | 音楽のこと
ギターマガジンのフェスにいってまいりました。
ギタマガといえば、若かりし頃に愛読していた、当時としてはかなりマニアックで
オタクさん的なギター雑誌でしたな。よく記事を鵜呑みにしてギター改造したもんだw

いまはもうギター雑誌なんてまず買わないけど、青春のおもひで雑誌のフェスだったので
楽しみにしていました。

で、当日。会場につくと、、、 うお~ジョニーウインターといっしょ!おやじばっかだ~~笑
開演前の音楽も、クリエイションやリーリトナー、パラシュートなんかがかかっていて、なっつかしいなあ。

ライブしょっぱなはTAKANAKAさんす!おー、青春の高中正義、、ばりばり元気です。
30年前と変わらないギターを弾いてた!レディトゥーフライ~~いいす、いいす!!
渡辺香津美さんも2ステージやったけど、ジャズはいいよね~、やっぱこのお方はズージャですなあ。
たしか16歳でデビューしたんだよね。そのアルバム、インフィニット(?だっけな)もってますよん!
野呂さんや松原正樹先生も元気だったなあ、野呂さんのあのださいステップも健在w。
松原さんはいちばんすごかった。いや、みなさんギタマガフェスなんでギター異様に弾きまくっていたけど
このお方は頭ひとつ飛び抜けていたかもね。いや~かっこよい。外見は飲み屋のおやじみたいすけど。
土橋さんとやらは正直世代ではないのでわからんすねえ。うまいけど思い入れがないからなあ、すみません。
ラストはチャーだったんだけど、いやー、いいすね~チャー先生はあいかわらず。
しょっぱなからジミヘンすよ。おやじ心をわかってらっしゃいますぅ。
バーガンディストラトだったのがすこし残念ですが、かっこいいギターをひきまくりすっ~
クラプトン、ビートルズ、ベンチャーズなど知ってる曲をアレンジ変えてやってくれて楽しかったなあ。
客の盛り上げ方もうまいしね。
やっぱ、ボーカルあり曲のほうがいいすねえ~。

まあなにはともあれ、たのしいライブでした!ありがとブリングめんめん!


ジョニー ウインターーーー!

2011-04-16 | 音楽のこと
いってまいりました、ゼップ東京。ジョニーウインター最終公演す。
すごい人人人。こんなにファンがいたのがまずびっくらですがな。
しかも平均年齢45オーバーなんじゃねえの、、w 全員ヴィンテージす!

ステージ中央にはレコジャケでおなじみ、斜めな「JOHNNY WINTER」の文字。
おおシブイすねえ。ほおワウワウの収録もあるのか。
御大は、ステージセンターにイス座りで弾くらしいからできるだけ前の方で、背の低い人の後ろ
につかなくては~と思っていたのですが、ビール買っているうちにいい場所がなくなったしまった。
うーむ、こりゃ、ステージがはじまったらどさくさに紛れて特攻なくては!w

で、へんなカウボーイ帽をかぶったおっさんのスタートコールで、演奏開始!!
バックの手慣れたハコバンのおっさんたちはきっちり仕事しながら、御大を待つ。待つ、待つ、、、、。
お~、きたきた。「ジョーニー~、じょ~~~にーーー」「うわーよぼよぼだあ」歩くのもままならない感じです。
大丈夫か~、席譲りましょうか~的な感じの登場ですがな、ジョニーさん。

で、弾き始めましたよ。う~む、変なやっこ凧みたいなギター、かっこわりーな。w
ファイヤーバードじゃねえのかよ。ざんねんさあ。
でも、いい音してるぞ。ミュージックマンの古いアンプにボスのコーラスとMXRフェイズらしいけど
往年のあのトーンだ。うおーかっこいい。

選曲もすごいねー、待ちに待ってたぼくら日本人ミーハーの期待をうらぎらない
ロックンロールで全快す。おお、ブギーだ!ブギーよ!、ドライブぅ、ドライブしてるぜえ!っっw
リトルスクールガールやジョニビグっドもオンパレード。。ああ、きてよかったす。
レッドハウスやモジョブギーもやったす。途中、歌タイミング忘れたり、リズムゆれたりしてたけど
やっぱ、ぜんぜんかっこいいねえ。もう生きるロックの歴史ですからねえ~。さいこーだ!!

で、アンコール。。。。。。。。おおおおおおお ファイヤーバード登場だああ~~~~。
ありがとジョニーさん、こんなにサービスしてくれて。
でもやっぱファイヤーバードのほうがいい音してるぞ!
あとフーチークーもやってほしかったすう!!

※御大のすごさが知れるワンカット。ジミヘンにベース弾かしちゃってるからねっw




ガンバルということ。

2011-04-12 | 
え~と、ご存知の方はご存知なのですが、ぼくは以前に大病をして、4ヶ月間入院していた。入院経験のあるかたなら分かると思いますが、4ヶ月の入院患者は相当珍しいのです。大抵、復活する人はどんな事故や大病でも2ヶ月位。保険金目当ての人でも3ヶ月が目一杯なんですわ。それ以上の人は、もう、ずっと入院。もうアウトの人が圧倒的に多いのですよ。

そんな感じなので、ぼくも文字通り生死の境をいったりきたりしてたわけです。で、毎日のようにお見舞いにきてくれる人がいるわけです(ありがたいことなんですが)。そのときの自分は、ありがたいという気持ちは頭ではわかっているのですが、全然そういう風には思えませんでした。お見舞いしてくれる人は「大丈夫、すぐによくなるから」「もう少し頑張ろうよ、ファイト!」的なことをほぼ全員が言うわけです、、、、、この言葉がどれほどつらく、むかついたか。「おれは24時間、もう2ヶ月以上も頑張ってるんだよ。これ以上何をがんばるのよ!身も心もぼろぼろだよ」「良くなるって、何を根拠にそんなこと言ってるの、おまえ~!日に日においらは弱っていってるのよ」と言う気持ちがまずあるわけです。もう、毎日最前線でぎりぎりで戦っている屯田兵に、遠くはなれた安全地帯から、何いっちゃってるのさ!!という感じなわけですよ。「俺は明日どうなるのか」「回復しても元通りの生活とかできないかもしれない」「家族はどうしよう!!!!」な、気持ちがいっぱいの患者なわけです。

だからね、そういう境遇の人には、簡単に「ガンバレ!!」なんて言葉はかけないほうが、全然いいわけなのですわ。ぶっちゃけ、「おまえどうなの?やばいんじゃない?」と同じ入院患者から言ってもらった言葉のほうがずいぶん気が楽で、なぐさめられたんですよ。

だから、「がんばれ!」という言葉。

ぎりぎりの所にいる人たちにとって、この言葉を素直に受け入れることができるのは、同じ境遇にいる人の発言だけなんです。たぶん。

VOXちゃん

2011-04-09 | 音楽のこと
ということで、フェンダーチビアンプがいまひとつだったので
さらにアンプを探してみた。小さくて、まともな音が出て、安くて、かわいいこと
というきびしい条件で w

見つけたのは、VOX MINI3。

こんどはちゃんとネットで下調べをしてみたさ。
あまり評価コメントがなかったんだけど、まあ良さそうなのでぽちっと購入。
しかしアマゾンてば便利ですな。
買い方簡単、品物すぐ届く。なにより梱包が丁寧だから気持ちいい。
価格も安いよなあ。
最近は、店いくのがめんどうだから結構アマゾンで買い物してます。
有料会員だから、翌日にとどくんよ。

で、アンプ届いてみて、どうかというと、、、ほほう!
さすがVOX!(ほんとはコルグ)
アンプシュミレータが10種類位はいっているんだけれど、いろんな音がでてたのしい。
古いフェンダーやVOXとか、マーシャル風も何種類かあって、どれもいい感じ、使える音です。
特にVOX30のクリアトーンとUK80の古いマーシャルのドライブ音がお気に入りっす。
さらにコーラス、フランジャー、ディレイとかエフェクターも内蔵されてるから、面倒くさくなくていい。
スプリングエコーなんてナイスっ。

デザインもかわいいしな。これで8000円くらいだから
こりゃお買い得だな~、ぜひご家庭に1台!店長おすすめですなw

と、ひさびさの絶賛商品 笑

震災応援

2011-04-06 | 
テレビを見ていると、いろいろな人が震災応援している様子が映し出される。
報道されるのは、やはり有名人が多いのだけれど、そんな様子をいくつもみていると
なんとなーく、分かってくることがある。

その人が、本心でここにきて活動しているのか、どうか。

まあ、人生長くやってるとその位なんとなくわかるよね。そういうこと。
両者ともやっていることは同じ「行為」なんで、いいといえばいいんだけど、、、、なんかねえ。

あと、マスコミが最後に必ず子供たちに感想を言わせるよね。
「00さんが来てどうだった?」「嬉しかったです!震災のことを忘れられました~」
なんて回答を言わせているよね(たぶん)。
相変わらず作為的で、マスコミはマスコミだよなあ、と思っちゃう。
何か芝居かかってオーバーなんだよね。

実は、ぼくは赤十字と少しだけ仕事でからみがある。
彼らと付き合う中で、いつもほんとに思うことは、「みんな、なんで、そんなに、すてきなの」ということ。
ものすごい数の人が働いていて、当たり前だけど、それぞれみんなキャラクターがちがう。
けど、こと人命や救援となると、考え方や行動が全員びしっと一緒なんです。
一般企業では考えられないことです。

災害2日後にちょっと打ち合わせで出かけてみたのですが、
一般企業が、やれ地震はこれからまたくるのか。放射能は大丈夫なのか。出社はどうするんの。
なんて、右往左往している中、いつものようにテキパキと仕事をこなしていた。
普段ほんわかしている人は、やっぱ、ほんわかしながら、明日は現地にいきまーす、なんて普通に言ってるし。

プロ意識だけじゃないんだよな。「志」がガッチリあるんだよね、きっと。

いまぼくらが仕事をする上でいちばん大事なものがこれなんじゃねえの。
と、いちばん足りないおいらが言ってみる、ふふ。


フェンダーちびアンプ

2011-04-05 | 音楽のこと
フェンダー製のちっちゃいアンプを買ってみた。mini57 twinといいます。
手のひらサイズでコンパクト。でもリアルなツイード仕様だし、取っ手もレザー。
スピーカーもダブルらしいから、マニアックでお洒落さんじゃないですか。
いまどきのアンプだし、音もいいんじゃないかな~と思ったわけです
で、通販で購入してみたさ。
7500円くらい。

届いてみてさっそく鳴らしてみた。

どうだったかというと、う~む、ぜんぜん、だめです(笑
典型的なチビアンプの音しかしない。
ゲインを上げてディストーションギンギンで鳴らすならまだしも
クリーンな音はまったくでましぇんな。
トーンの利き方もなんか変なんだよね、マックスの方へいくと、音が小さくなっちゃう。
なんでだろ?
ともかく、がっかり、がっかり。インテリアにしかならんなこりゃ。

欲しい人にはゆずりまーすw

さよならデルタ

2011-04-03 | クルマ
デル吉がいなくなってから早いくとせ。
デルタは、南の方へとついでいきました。

N360やコスモスポーツ、シトロエンBXのときのように
寂しく、切なくなるんだろうなと思っていた。
でも、そうでもなかった。
いや、もちろん寂しい気持ちはありましたが、思っていたほどではなかったんす。
なんでだろうと考えてみたのです。

きっと、めいっぱい手をかけてあげたからだろうな。
じぶんのできる範囲で手をかけ、時間をかけ、金をかけた。
買い手が決まってからもきちんと渡したかったから
最後なんて、タービンのオーバーホールまで行った。
OH後一度も乗らなかったけど(笑)。

だからもう、自分なりに満足できたから、気持ちにふんぎりがつきやすかったのだなと思う。
ありがとデル吉、すごく楽しかったですよ。元気で走ってね!

さてさて、次は。となるのですが。

なんか、いまひとつ盛り上がらないのです。
クルマ屋さんもとてもいいクルマを紹介してくれるんだけどね。
どうも気持ちが盛り上がらないんすよ。なんでだろね。
18で免許をとってから、ずっとクルマに乗ってきたけど、こんなのはじめてだ。
もちろん、嫌いになってないし、飽きてもいない。
ああいいなあと思うクルマも相変わらずあるしね。

たぶん、ちょっとひといきつきたいだけなんだと思います。


安全ぼけからそろそろと。

2011-04-02 | 
ぼくらの町は、世界的に見たら、おそろしいほど整備されている。
アスファルトの道路なんて、どんな田舎にいってもきちんと舗装されてますね。
で、街灯、ガードレール、標識、排水、公園、電柱、、、、。
むしろ、人の手が入っていない自然の場所を探す方が難しくなってきている。
日本中ほぼすべての生活エリアが、安全仕様になっている。

これは大きな問題のような気がします。

観光地なんかも、すごくロケーションの良いところなのに、キケン!なんて大きな看板や
無粋な柵があったりする。景観がぎせいになってもけが人が出るよりいい、とみんなが言うんだろうね。
景色が台無しになるからよけいなものをつくるな。落ちたらその人の責任だ的な発想は絶対ない。
だから、観光客はどんな場所でも、不用心にできる。
万事ぼくらは、危険な場所とそうでない場所の区別ができなくなってきている。
危なそうだから、近くまでいかないという発想はたぶんほとんどない。
車道をフラフラ走る自転車、ケータイいじりながらの歩行、
ああ、「岳」のヒットでの山の事故増大も、こういうことが原因なんじゃないかな。

で、原発も。
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

これはうそだ、そんなことはないなんていう意見もあるらしいけど、
原発はよくわからないけど、この中の設計と施工のギャップというのは、すごくわかる。
クルマもそうだもんね。昔のフェラーリなんて「設計最高、工作最低」なんて言われていたじゃない。
仕事でもこういうことはよくあるし。

テレビなんかでも、人はこれまでも失敗を克服して成長してきた、だからこれも試練として受け止め
もっと安全なものをつくりましょう的なことを言っている人がいるけど、どうなんでしょうね。
失敗しちゃった~、次またがんばろう!というにはあまりにもリスクが大きいんじゃないかな、原発は。

もうあぶないからさ、やめようよコレ。電気なくても何とかなんじゃない!
的な発想のほうが、明るい未来な感じがするんだけどね。だめなのかな。

経済降下

2011-03-31 | 
各地の観光宿泊地の相次ぐキャンセル。
イベント、コンサートの中止。
震災の二次、三次災害といえる現象がどんどん広がってきましたね。
飲食業にしても、お客さんの入りは震災前にくらべたら3~6割くらい落ちてるようだし、
夕方の停電のエリアに入ってしまった地域など、当日は確実に営業できないし。

広告仕事もあいつぐキャンセルで困ったことになっている。
スカスカに減ってきた電車の車内広告を毎日ながめながら、痛感しています。
何ヶ月も暖めてきた企画がすべてゼロになってしまったという人もたくさんいます。
ぼくらの仕事って、こういう場合(キャンセル)にきちんと請求することが難しい業種なんですね。
みんな困ってる。。。。。ふう

こうした、負のスパイラルはほんと心配だな。

たとえば、電気は、いま、大いに節電されています。あたりまえですが。
すると、使用者の電気代は大いに少なくなって、東電はさらに収入減ですよ。
経済の原則からいうと、結果、電気代が値上げされると。
みんなはますます使わなくなるさ。
そんで電気代があがれば、すべての商品の価格もあがってきちゃうんだろうなあ。
電力だけではなくすべての業界がこうした傾向にあるようだよ。

いやだなあ。

収入は減って、物価はあがる。

だから、震災被害者は日本中の人たち全員なんだよね、ほんとは。
被災者のみなさんがんばってね、と第三者的に捉えていちゃまずい。

全員が上を向いてがんばらなくては。うん。




地震とインフラ

2011-03-24 | 
今回の震災で肌身で感じたことは、ボクらの築きあげてきた情報インフラなんて
地震一発でけんもほろろん~と崩壊しちゃう危うきものなのね、あいかわらず、ということだ。
ボクなんかは、ケータイ繋がらない。電話繋がらない。メールは!、、、あ、サーバー落ちてる。。。
やれやれ、かろうじてケータイメールとiフォンからのネット接続がつながったり、だめだったり、みたいな状態でした。
地震も恐かったけど、普段からケータイを頼りにしているひとたちにとっては、この「ケータイが繋がらない恐怖」がいっそうパニック状態を作っていたようにも思えた。

緊急連絡の171だって、今までいちども使ったことがないから、全然役に立たなかったなあ。
テレビなんて、どこの局も同じような内容で、現場映像を観ながら、「大変だ、大変だ」と言っていただけで有益な情報など、ほとんど流していなかったのではないかな。

そんな中、いちばん役に立ったのがツイッターでした。
「いま、地元はどうなってる?」「渋谷は?」「青山は?」なんて知りたい情報がすぐに手に入る。
もちろん、それが真偽がどうかは自己責任での判断になるわけだけど、まあ常識的な情報リテラシー、フィルタリング能力があれば問題ないレベルだし、なにより瞬時にリアルな情報が入るのはすごく助かった。

家族連絡なんかもツイッター上でできたら、ほとんど問題なく連絡がとれあったんだろうなと思う。
ツイッターでいいんじゃねえ、緊急連絡網は!

ということもあり、こうした草の根情報網にかかっては、マスも全滅ですなと痛感した。
ボクら広告やの仕事もこれからますます難しくなってくるなあ。
もうナウなデザインやコピーでは、誰も騙せないしなあ。
高い媒体料払っても、効果少ないしなあ。。。。


いまや砂浜に落とした一粒のダイヤが見つけられる時代なんすよねえ。うむ。