角換わり腰掛け銀の研究

角換わり腰掛け銀についての研究ブログです

ブログについて

2016-04-19 22:08:43 | 日記

角換わり腰掛け銀の研究を深めたく、また皆さんと情報共有の目的をかね、

研究ブログを開設しようと思います。


自己紹介


将棋倶楽部24のdoracyanです

居飛車党。得意戦法は横歩取り。


コメントして頂けたら、それを基に記事を書くことも考えています。





どうぞよろしくお願いします(ノ*°▽°)ノ(ノ*°▽°)ノ(ノ*°▽°)ノ

挨拶スルーされないタイミング

2016-04-19 22:08:20 | 日記

角換わり腰掛け銀って、どうやって組むのが最善なの(・_・???)




・・いきなりで恐縮ですが


冗談ぬいて、まず一番ぶち当たった疑問です。




棋書や棋譜並べをしていれば身につくものですが、ほとんど


指してこなかったということもあり...







本研究ブログでは、この局面を中心に、もっとも基本な攻め方から


最新型まで模索していくのですが、



1・ここに至るまで、工夫を施すことはできないか?


2・新しい変化が潜んでいないか?





この二つを踏まえ、独自工夫を凝らした駒組みを


紹介していきます。







初手より



▲76歩△84歩▲26歩△32金▲78金△85歩▲77角


△34歩▲88銀△77角成▲同銀△42銀▲38銀


△72銀▲46歩△64歩▲47銀△63銀


▲58金△52金(図)






ここまではよくある進行。


普通は▲68玉や▲56銀ですが、少し工夫してみます。




▲96歩△94歩▲16歩△14歩(図)








なぜこのタイミングで両方の端をついておくのか?



それは、「右玉」の可能性を踏まえてのこと。



結論を先にかけば、右玉においての▲96歩△94歩は、


右玉側が得することが多いのです。


それはなぜか?




再掲







▲36歩△54銀▲37桂△44歩▲29飛△41玉


▲48玉△31玉▲25歩△33銀▲56歩△74歩


▲38玉△22玉▲66銀(図)







自然に進めば、このような進行になります。



この時、▲96歩をついている効果により、


△86歩と交換を挑まれても



▲同歩△同飛▲97角△83飛▲64角


△73桂▲84歩△93飛▲77桂(図)








ここまで進むと先手有利。


△63金には▲89飛!と回り、△82歩と受けても


▲85桂△同桂▲82角成で突破できる。





▲96歩の効果により、▲97角という返し技が実現しました。





端を突くポイントは、この時で








1・▲59玉の状態で、右玉の可能性を残している


2・▲66歩や▲56銀と上がっていない




これを踏まえて▲96歩と突く。



このタイミングなら、後手は挨拶スルーは考えづらい。



右玉を組んでからだと、経験上△94歩と



突き返してくれることは少ないのです。





再掲








☆ 結 論 ☆



図の局面で▲96歩△94歩の交換をいれれば、


右玉を指すときに若干得が出来る。




本題とは少しそれましたが、このような変化があることも


踏まえて、次回からは腰掛け銀について


本格的に探求していきます。