大阪の看護学校を卒業して、地方の大学病院で5年間勤務しました、元々救命救急分野に興味があったのですが最初の配属はNICU、そこで2年のキャリアを積み配置転換の希望が聞き入れられてICUの勤務になりました。
ICUは救命救急センターからの患者さんも多く、配属当初は他のスタッフに迷惑がかからないようがむしゃらに勤務をこなしてきましたが配属後1年も過ぎると何とか周りのスタッフのことも考えて業務がこなせるようになりました。
ICUは3交替で勤務も忙しいので毎年それなりの退職者が出ます、4月に補充はあるのですが経験の浅いスタッフが多く気がつくと中堅になっていた私の年齢層が一番きつい業務をする必要があります。
スタッフの数に余裕がないと業務の中でヒヤリ・ハットも増えていくので責任者に何度も増員提案や改善提案をしましたが聞き入れられず、自分の中でも限界かなと思い、転職をして環境を変えてみようと思いました。
自分では勤務が忙しく、なかなか病院探しが出来ません。友人等から様々な病院の情報をもらいましたが客観的な意見も必要かと感じました。
出来れば出身校のある大阪で転職を探そうと思い、ナースバンクキャリアさんに相談したところ私の希望するICU等の分野で提案頂いた複数の病院、それに対する分析が非常に的確で私自身が考えていたものよりも一層深く状況を知ることが出来、その中でも一番のオススメ病院に就職が決まりました。
これからは今まで築いてきたキャリアを新天地で活かしていきたいと思います
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転職を決意する理由は人それぞれですが、その理由を自分なりにしっかりと整理することが大切です。転職には少なからずリスクが伴いますので現在の職場の問題点を次の職場では改善きるだろうという見込みが必要です、
そのためにも自分が「なぜ転職するのか?」 を理解することは非常に重要です。
この方の場合、現在の職場での問題点と次の職場に期待することがある程度明確でしたので面談の際に再度その点をお互いで確認する作業から始めました。
一般的にネット等で閲覧できる病院の情報には限りがあります、文字や写真ではわからないことや伝わらないことをお伝えしていくのがコーディネーターの役割でもありますので
その地域における当該病院の位置づけや評判。今後の経営方針や経営状況等、わかる範囲でお話をさせて頂きました。
その後複数の病院の中から優先順位をつけて、病院の見学・面接に臨みます。
やはり実際に病院に足を運び看護部長等のお話を聞いて、現場を見ることが一番の判断材料になります。
この方も
転職は始めての経験でしたので見学時や面接時はかなり緊張されていましたが、その場にはコーディネーターである私達も同行しますので面接時に聞かれる事等のアドバイスもさせて頂き、和やかな雰囲気で面接が出来ました。
希望の部署配属もすぐにOKが出て内定が出ましたのでこの方も気持ちよく転職を決意されました。
元々、転職に際して望むことがはっきりした方でしたので比較的スムーズに良い職場を見つけることが出来ました。仕事への情熱を非常にしっかりとお持ちの方ですので新天地でのご活躍を期待しています。