コロポックル村で独り言

赤井川コロポックル村での活動内容や身の回りの出来事を面白可笑しく後継者(2代目)の目線から発信します!

メリとハリ

2019-02-24 18:16:36 | 日記
仕事も遊びもそれなりに。

私達の冬はいつもそんな感じです。

メリハリとも言うのでしょうか。

夏場とんでもなく働く私達農業者は、冬場とんでもなく休んで丁度好し。

1年通して成らしたら一般的なサラリーマンと同じくらいの労働時間だと思います。

その「成らしたら」の考え方、流行りませんし、頭で理解していても休まず仕事できませんから

この業界が産業として中々成り立たない理由の一つだと思います。

あ、この類の事を書きだしたらとんでもなく長くなるので、またにします。

今日は日曜日、家に早く帰る為に週末の事実を淡々と…。



ベーコンの仕込みもやっています。

今月は決算も重なり、事務も実務も忙しいのは妻ですが…。



私はこの後の温度管理や燻煙、加熱が担当ですから。


新篠津のたっぷの湯に行ってきました。

家族そろってはじめてのワカサギ釣り。



一匹しか釣れませんでしたけどそれなりに楽しかったですよ。

管理人さんに聞いたら日中はほとんど釣れないようです。

釣竿と餌をホイと人数分渡されて大人1人2500円也。 チャリーン



ビニール小屋1棟に平均3人はいるな…。

30棟+団体様用の小屋が10棟くらいある感じ…。

2回転は確実…。

湖って資源が素晴らしい!

いやいや、ワカサギ釣りっていいですね!!


仕事からの晩御飯

2019-02-22 18:38:05 | 日記
外食続き。

昨日は札幌で仕事。

終わってから友人とご飯。

洋食ですが、かしこまったスタイルではなく、いわゆる「昔ながらの洋食屋」


タンシチュー!




大エビフライ!!



ハンバーグ!!!



メインはもちろん、タルタルも、デミソースも、本当に美味いです!!

今時1ヶ月も煮込み続けたデミグラス出てくるところないですよ。

地下鉄琴似駅から徒歩2分 ランチからディナーまで通しでやってます。
ユニヴェール エス

是非。

逝く

2019-02-19 18:25:25 | 日記
17日、私と妻の恩師が亡くなった。

享年80歳。

札幌の卓球クラブの監督で、妻は12歳から数年間指導を受けていた。

私は高校をクビなりそうなときに先生によって指導、更生して頂き短い期間ではあったけど

本当に可愛がってもらった。

妻との出会いもここの卓球道場。

卓球を教えてもらった期間は短いけれど、その後も社会人になってから、農業を始めてからも

1年に一回程度ではあったけど2人で挨拶に行き、世間話、昔話をするのが本当に楽しかった。

私達の結婚時には人前式で立会人代表をして頂き、妻と共通の恩師と言える方は先生だけ。

いつまでも元気でいてくれるというのは私達の勝手な想像。

最近会えていなかったことが本当に心残り。

心からご冥福をお祈りいたします。

出張

2019-02-11 17:21:37 | 日記
今週は水曜日から4日間の日程で東京です。

会いたい人に会って、みたいとこ見て、美味いもん食って、話したいこと話すみたいな…。

あんまり堅苦しい事はしませんが、一応営業活動です。

一年に何回か着るかどうかの背広を着て、慣れない革靴履いて。

帰ってきたらいつも靴擦れおこして皮むけてます。

前回の出張はなんと、背広を無くして帰ってきました(笑)!

田舎者が都会に行くと色々あるのです…。


今回の日程はいつもに比べると短かいので予定はかなり絞り気味。

本当はもっとたくさん行きたい所も会いたい方もいるのですが、それはいつものこと。

農業を始める時に「作って売るまでが農業」と捉えたコロポックル村は生産者であり販売メーカーでもあります。

自分たちで価格決定権を持ち、自分たちで付けた価格がプレッシャーとならないためにとことん品質をあげる。

だけど私達の目指している品質と求められている品物の方向性がズレていたら意味がない。

私達の決めている価格に対して顧客の満足がなければ意味がない。まぁそうなれば売れないよね…。

求められた方向に100%向くことも無いのだけど、知ることは必要。

品物だけでなく、パッケージやデザインも。

いずれにしても外に出ることは商談以上に、畑での農業生産や選別作業に役立っています。

とにかくいろんな情報を取りに行くのが出張。

私の出張は結構忙しいし、自分で言うのもなんだけど…、実りある活動!

だけど帰ってきて妻に領収書の束を見せて怒られる。

「ここ経費で落とす意味何なの」って。。

いやいや奥様、それはいつか…、きっと…、畑で大きな木になり実になりますから!!

さぁ、今回も意気込んで行ってきます!

資材の発注

2019-02-05 18:19:16 | 日記
春に使う資材は前年秋に発注するものと今時期に発注するもの、2パターン。

土壌診断の結果を見ながら春のスタート時の施肥設計&肥料発注準備。



のんびりやっているのですぐに終ることはありません。

農業では「土作り」が一番大事とか言いますよね。

まぁそうなんですけど、私は言い方としてスタートは「整える」のほうが近いように感じます。

何でも栽培できる「万能な土」って実はなく、栽培作物によって施す資材も若干?大幅?に変わります。

栽培する作物の整理生態に合わせ施す処方箋が施肥設計。もちろん天気、温度、地温等の環境によって

イレギュラーはありますが、植え付け前(アスパラは春収穫前)に与える「基肥」はここで計算して確定させます。

毎年のことですが、順調に作物が生育していると仮定して基肥以降の追肥分まで計算しておきます。

追肥分は予測なのでかなり変化はしますけどね。

基本的に施肥設計は足し算。料理に例えるなら濃くした味付けを薄めることが難しい!それと同じで

入れすぎたものを引くことが出来ないので慎重に…。それぞれの生産者のレシピみたいなものでしょうか。

野菜で自分の求める味、甘さ、香り、旨味、苦味、酸味、その野菜によって求めるものは違いますが、赤井川村の土の特徴を知り

与える肥料やミネラルによって「自分の求めた味と品質」に常になることはありませんが、求める方向性は決まります。

与える資材の目的とタイミング、作物の観察から見える効果と結果、また行動、その繰り返し。

机の上でやる農業も、土の上での農業も、理想はあるけど完璧、満足が無い。

私はそこが農業の面白さだとも思うけど。



子供達の休みの日には外で遊んでいる姿を見ながら仕事ができる。

最近はそれもまた農業の面白さだとも思うようになったかな。