あのときから、私の時間は止まったまま―
あれは、確か・・・もう一年も前のことになるのかな?
あの人と私の時間は止まっている―
「あら?もしかして梨沙ちゃん??」
「・・・。」
「あ、やっぱり梨沙ちゃんだわ!お久しぶり。お元気だった?」
「はい。お久しぶりです。」
「その・・・今までどうしてた?体は大丈夫なの?」
「はい。おかげさまで、このとおり元気です。」
「そう。それはよかったわ。」
「・・・・」
「あ・・あは・・私ったら引きとめてごめんなさいね・・」
「いえ・・・・あの・・・」
「・・ありがとう。潤なら、元気よ。まだ、目が覚めないけどね・・。」
「・・・・・そうですか・・」
「でも、私は信じてるわ。いつか、潤と梨沙ちゃんがまた話せる日が来るって!」
「・・おばさま・・。わたしは・・・」
「いいのよ。これは、私の願いだから・・。潤が好きな理沙ちゃんとお話が出来るようになるだけでも奇跡ですもの・・。だから、あまり自分を抑えないで、いつでも潤に会いに来てね。きっとあの子も喜ぶと思うの。」
―喜ぶ?そんなわけ無いじゃん!―
「おばさま・・。私、もう忘れちゃったよ。潤くんの笑った顔・・だから・・・ごめんなさい!!」
私は、後ろから引き止める声から、とにかくその場から離れたくて、必死に走った。
走って走って、そして行き着いたのは―
―そう、いつも潤と一緒にいた川原の土手―
いつも、私たちは学校の帰りにここに立ち寄り、おしゃべりしていた。まるで、恋人同士のように・・・
アイツが現れるまでは―
あれは、確か・・・もう一年も前のことになるのかな?
あの人と私の時間は止まっている―
「あら?もしかして梨沙ちゃん??」
「・・・。」
「あ、やっぱり梨沙ちゃんだわ!お久しぶり。お元気だった?」
「はい。お久しぶりです。」
「その・・・今までどうしてた?体は大丈夫なの?」
「はい。おかげさまで、このとおり元気です。」
「そう。それはよかったわ。」
「・・・・」
「あ・・あは・・私ったら引きとめてごめんなさいね・・」
「いえ・・・・あの・・・」
「・・ありがとう。潤なら、元気よ。まだ、目が覚めないけどね・・。」
「・・・・・そうですか・・」
「でも、私は信じてるわ。いつか、潤と梨沙ちゃんがまた話せる日が来るって!」
「・・おばさま・・。わたしは・・・」
「いいのよ。これは、私の願いだから・・。潤が好きな理沙ちゃんとお話が出来るようになるだけでも奇跡ですもの・・。だから、あまり自分を抑えないで、いつでも潤に会いに来てね。きっとあの子も喜ぶと思うの。」
―喜ぶ?そんなわけ無いじゃん!―
「おばさま・・。私、もう忘れちゃったよ。潤くんの笑った顔・・だから・・・ごめんなさい!!」
私は、後ろから引き止める声から、とにかくその場から離れたくて、必死に走った。
走って走って、そして行き着いたのは―
―そう、いつも潤と一緒にいた川原の土手―
いつも、私たちは学校の帰りにここに立ち寄り、おしゃべりしていた。まるで、恋人同士のように・・・
アイツが現れるまでは―