８割以上の方が病院で亡くなるという現代、私たちの日常から「死」が見えなくなってしまったと言われます。そんな中、日頃より愛する人の、そして自らの「死」と向き合う機会を得ることなく、実際にその「死」が目前に迫った時、どうしてよいかわからないまま儀式だけが行われ、その「死」を受け入れる、受け止めることができずに悩み苦しみを抱えているということはないでしょうか。
「死」と向き合うということは、それは自らと向き合う大切な機縁であり、それは取りも直さず、今ここの「生」と大切に向き合うことであります。蓮如上人は『白骨の御文』のなかで、「後生の一大事」ということをおっしゃっています。それは、私たちにとって最も大切なことは自らの存在を明らかにするという、このことに尽きるということを教えてくださっている言葉ではないでしょうか。我々はこの「生」を授かったからには、誰もが必ず「生老病死」する、つまり「死」を迎えるわけです。つまり、「死」をも含めて我々の「いのち」なのです。にも関わらず、私たちは「死」を忌み嫌い、都合の悪いものとして見ないようにし、あたかも「死のない生」のようにして日々を過ごしています。そのような私たちの在り方こそが上記のような悩み苦しみの根本なのです。
この度、このような問題と改めて向き合うべく、また葬儀、仏事という私たちにとって大切な場が、ただただ儀式として流れてしまわないために、下記の通り、お寺でお葬式勉強会を開催させていただくこととなりました。
日時：第１回 ４月２４日（日）午後２時～４時
第２回 ５月２２日（日）午後２時～４時
第３回 ６月２６日（日）午後２時～４時
場 所：金相寺本堂
参加費：無料
定 員：４０名（定員になり次第締め切らせていただきます）
講 師：セレモニー真富（http://c-matomi.jp/index.php）
参加は金相寺及び北里霊園にご縁のある方ならどなたでもご参加いただけます。参加費も無料です。参加申し込み方法はチラシの申し込み欄ご記入の上、FAXまたはメールにてお申し込みいただくか、下記申し込みフォームにてお申し込みください。定員４０名となっておりますので、お早めにお申し込みください。
参加申し込み
皆さんのご参加、心よりお待ちしております。
合掌