去る７月２８日（日）夏の子ども会を開催いたしました
今年は金相寺責任役員の森さんと篠さんより
戦争体験について語っていただきました
山形で多くの疎開してきた子ども達を迎えた森さん
森さんからは故郷の山形での生活、
特に都心から多くの子ども達が疎開してきた時の
村の様子などを語っていただきました
実際に東京で空襲を経験された篠さん
プロの画家でいらっしゃる篠さんからは
実際に東京で空爆にあった経験などを
絵に描いてきてくださり
様々な体験をお話しいただきました
当時の子ども達の服装
空襲などで亡くなっても誰だかわかるように
胸には住所と名前と血液型が書かれた名札を
全員が付けていました
当時の家の様子
家の前には防火用水が必ずおいてあり
空襲の際にはその水をかぶって逃げたとのことです
防空壕の作り
電気が通っていた頃は上段のような
完全に密閉された状態の防空壕でしたが
電気が通らなくなってからは下段の半地下と呼ばれる
外からの明かりが入る作りの防空壕に隠れたとのことです
空襲の様子
アメリカの戦闘機と投げ込まれた爆弾
低空飛行で飛んでくる戦闘機は
乗組員の顔まではっきり見えたとのことです
焼け野原の中、ラジオを囲んで
直立不動で玉音放送を聞いた時の様子
貧しく食べるものがなく道端の雑草すら
なくなったといわれるような時代に
アメリカ兵より投げられたお菓子
最後に
「 戦争はもう二度と経験したくない
そしてみんなにも経験してほしくない 」
というお言葉はとても重く響きました
森さん、篠さん、本当に貴重なお話をありがとうございました
さて、お話のあとはみんなでゲームをしたりお弁当を食べたり
そして待ってましたのかき氷
お腹がいっぱいになったあとは
境内でみんなで楽しく遊びました♪♪
今回も多くの方々にご参加いただき
とても貴重で楽しい会になりました
ご参加、お手伝いいただきました皆さん
本当にありがとうございました
次回は１１月９日（土）に
青年会と子ども会合同開催の
報恩講をお勤めいたします
有縁の方々お誘い合わせのうえ
お気軽にご参加ください
皆さんのご参加心よりお待ちしております