歩いて行こう!

旅日記やら、大腸ガン闘病記やら 
生きた証として残します
2012年3月~5月の入院日記~化学療法なう

この世界の片隅に 

2017年01月02日 | Weblog
新年明けましておめでとうございます。
この世界の片隅に、私は今年も生きていたい。

年末にようやく観ることが出来ましたこの映画。
評論家や映画ファンにも評価が高く、自分も観に行きたいと思ってたけど
入院してしまい、観ることが出来ずやっと観れました。

感想は一言では言えないけど、観終わった後ティッシュがグチャグチャだったと
言うことだけは確かです。



観る前の予想では、軍事色が強いものだと思ってたんですが、そんな事はなく
殆どが、戦前戦中の庶民の暮らしぶりを描いたものでした。

どおりで、お客さんも50以上と思われる年配の方々が多かった訳だ。
冬休みだしアニメなのに若い子が少ないのはちょっと残念ですが
アニメ映画で年配客が多いのは珍しくて嬉しいですね。

日常を描いた内容に、主人公すずさんのほんわかした性格が相まって
ほっこり温かく為るのですが、そこは戦時中、やがて来る出来事を
我々は知っていてそれがカウントダウンのように訪れる。

祖父母や父母から聞いた戦時中の話も知ってるので、現実味を帯びてくる。

なんて残酷な映画なんだろうとも思えてくる。
しかし目をそらさずには居られないんですよね。
残酷なだけではなく、それ以上に温かく笑いどころも多いです。

笑いが多いのは、この声だからかも知れないですね。
すずさんの声は「あまちゃん」の能年ちゃん(のん)
のんちゃんのほんわかした性格と声が、主人公のすずさんにぴったりでした。

呉や広島は、何度か訪れていて、今の平和公園周辺や
呉の海上自衛隊の基地や駅前の様子を知ってるので、戦前の街の様子が
なんだか懐かしく思えました。


呉の港。すずさんの家はどこかな?(写真は10年前に行った時のです)



アレイからすこじま・海自基地の潜水艦群

アニメだと敬遠してる方にも是非観て欲しい映画です。

この世界の片隅に、私は今年も生きていたい。生きたい、生きたい
歩いていきたい。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お元気ですか? (同士)
2017-03-01 11:04:36
元気にされてますか?私は開腹手術のおまけで腸閉塞になって又々入院です。お互い頑張りましょうね。
返信する
同士様(返信) (ブログ主)
2017-03-03 20:08:45
同士様
ブログ書くのが滞ってますが、なんとか生きてます。
時間は幾らでもあるのですが、気力と体力がついていかない状態です。
また入院されるのですか?頑張って下さいね。
返信する

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