百名山踏破への道

2007年8月から登山にハマリ
マイカー、バイク、ツアーなどで
百名山を登ろうというものであります

白山 42座目

2009-08-29 20:47:31 | 日本百名山
2009.8.29百名山白山(花の百名山のうちでも3本の指に入る)
へ行ってきました。

登山ルート:別当出合駐車場(6:50)~中飯場(7:40)~
        甚之助避難小屋(9:10)~水平道分岐(9:40)~
          黒ボコ岩(10:40)~室堂(11:15)~
            白山頂上(12:30)~別当出合駐車場(17:15)

メンバー:たかやん、あひる

前日に荒島岳を登り、
マイカー規制の始まる金曜日の20:00までに市ノ瀬を通過。
天気予報では、明日は雨の予報。
天気になることを祈って、別当出合駐車場で一夜を明かす
これでバス代1600円お得♪

朝四時半、目を覚ますとなんと
天気予報って当たるなぁ~~って
考えていたら、団体のバスが後ろでエンジンをかけたまま待機
自然に触れにきて、環境に悪いアイドリング
団体もなっていないな~~って、様子をみていると
土砂降りの中、合羽を着て、みんなで準備運動を始めているではないですか。

雨の中登山とは無謀だなって思いながら、
うちらも登山準備


小雨になってきたところで、団体さんよりもお先にスタート

駐車場から別当出合へ向かい


砂防新道コースで室堂を目指す。



途中つり橋を渡り、



右に滝を見ながら登っていくと


中飯場に到着。

中飯場には水道があり、
水を十分に補給できる。

ここからちょっと雨が強くなったものの
登山道は石川県が整備したのか、
木道あり、石畳あり、ほとんど整備されていて、
本来の登山道の姿がまったくありません。


すごいと言うより、やりすぎ(自然破壊?)のような気がします。

ここからが登りのきついこと、
甚之助避難小屋までの登りは
長いし、林の中なので永遠と感じられました。
たまに開けた場所でも霧雨の中なので
まったく見えませんでした


甚之助避難小屋にも水道がありました。
一息入れて水平道分岐へ

ここはそれ程きつくない整備された道でした。

水平道分岐から黒ボコ岩へ

登山道沿いには花が咲き誇り
去年八ヶ岳で見たトリカブトの何十倍も咲いていました。
花の百名山といわれることはあります










途中で咲いていた花たち


黒ボコ岩(晴れていれば景色は最高)


しばらくは木道が整備されお花畑の中を歩いていき、








五葉坂を登ると室堂に到着。


風と霧が凄かったので、中で豚汁定食を食べました。
寒いときには、これですね~

食事が終わると
雨が止み、風もうち場になったので
頂上御前峰を目指すことに


期待していた黒百合はやっぱり時期が遅く
成れの果てしかありませんでした

これまた急勾配を休み休み登っていくと


白山頂上、御前峰に到着


頂上には三角点もありました。

頂上からは前日に続き、
霧のため、まったく景色はありません

頂上は風が強く、休憩もままならないので
室堂へ向かうことに。

下山途中でなぜか、青空が。。。
そして、霧が晴れ、白山の景色が見れることに


頂上から見れなかったのは残念でしたが
少しでも景色が見れて良かったです


室堂へ戻り、写真を何枚か撮った後

下山しました。

荒島岳とは違い、休日ということもあってか
200人以上の人とすれ違いました

天気が悪くても、ここまで整備されていれば
安心して登山できると思います。
花もすばらしかったので、お勧めの山の一つです

荒島岳 41座目

2009-08-28 18:14:00 | 日本百名山
2009.8.28荒島岳へ行ってきました。

登山ルート:カドハラスキー場(7:30)~シャクナゲ平(9:45)~
        荒島岳山頂(11:00)~カドハラスキー場(14:45)

メンバー:たかやん、あひる

前日の夜、高速道路で一気に富山へ
朝の7時に勝原スキー場駐車場へ到着。


天気はときどき晴れ間が見えるもののくもり?なのか?

荒島岳は100名山の中でも、あまり人気のない山なのか、
金曜日であったためなのか、駐車場には車が一台だけ


すると一台の軽自動車が、スキー場の急斜面を
ガンガン登っていく
どう見ても乗用車では登って行けそうにないので
うちらは歩いてく事に

登山口から急斜面を登っていく

Z(ゼット)の形をした斜面を登る。

登山道には草が生えていて、道標もないため
ちょっと不安になりながら、岩がゴロゴロしている
斜面を登っていく。

しばらくすると、荒島岳登山口の道標発見。


ここまでに40分はかかっている。
とりあえず、道標があったことで安心して登山道を進む。

駐車場付近に熊注意の看板があったが
まさかの熊のフンが登山道にいっぱい落ちている
ここから歌を歌い、拍手をしたり
北海道で教わった熊を追い払うため『ほいっ、ほいっ』叫びながら
グングン高度を上げていく。

切り株に白山と彫られている。
晴れていればみえるのだろうか。


途中の白樺の林



何度か休憩しながら登っていくと
シャクナゲ平に到着。


ここで今日初めての登山者(若いお兄さん)と遭遇
いろいろと話をしていると
相手のお兄さんも初めて登山者(うちら)と出会ったらしい
やはり人気がないのかもしれない
シャクナゲ平でお兄さんとお別れをして、
いよいよ荒島岳の本格的な登りへ


ロープにクサリ、ちょっとした岩場もあって
なかなか面白い
たまに振り返り見晴らしを楽しみながら登っていく。

ここが頂上かな?と思ったら、遠くに山頂らしき山が、
更に登って、ここが頂上?と思ったら、またまた先に
高い山が

何度か繰り返していくと

荒島岳山頂にとうちゃく~~


堂々とした趣で佇む一等三角点

頂上からの見晴らしは良かったのですが

あまり遠くの山までは見ることができません


次の日に登ろうと計画していた白山もまったく見えません。

頂上は登る前まで思っていた岩場ではなく平らで、お花畑がありました。


途中にはあまりなかったのに頂上だけ華やかでした。
あまり人が登らないからなのか、花々が荒らされることなく
咲いていられるのかもしれないですね。

荒島岳で咲き誇る花々















ちょっと早い昼食をとり、下山することに。

また、急斜面で小石がコロコロしているところで
滑りそうになりながら、無事に下山しました。
下山途中にも、まったく誰とも出会わなかったので
たかやん、あひる、若いお兄さんの独り占めならぬ3人占めでした

焼岳 40座目

2009-08-16 22:09:14 | 日本百名山
登山ルート:新中の湯登山口(7:30)~中の湯新道出合(9:13)~
        焼岳山頂(10:37)~焼岳小屋(16:13)~
         焼岳登山口(15:00)~上高地河童橋(16:00)

メンバー:たかやん、源ちゃん、やす爺さん、はるな~さん、かわいいお姉さん(ハンドルが分かりません)


早朝4時、群馬の某所に集合し松本まで高速で移動
すでに駐車場はいっぱいで、停めるところに苦労し道路の片隅に駐車

天気は信じられないくらいの快晴
準備を整えて、登山開始
中の湯温泉を通り過ぎ、10号カーブの登山口駐車場へ。


しばらくは整備された樹林帯を歩く。


前日の雨で多少泥濘はあったが、燧ケ岳の長英新道ほど酷くなく
らくらく通過できる
天気の割りに気温は低く、清々しい

途中でであった花々





中の湯新道出合

中の湯新道出合を過ぎ
樹林帯を抜け、登り返すと、
目前に雄大な焼岳の全貌が


見た感覚だと、頂上はすぐ近くに見えるが
なかなか遠い

登山道が土から岩に変わり、


急な斜面を登る

すると
北峰と南峰の中間の尾根に。
焼岳火口湖がきれいなエメラルドグリーンになっていました。

焼岳火口湖



北峰溶岩ドーム

ここから噴煙の上がる岩場を回り
北峰溶岩ドーム焼岳頂上へ

南峰は立ち入り禁止のため
ここが焼岳の頂上になるらしいです

立ち入り禁止の南峰

展望が良く、穂高連邦から槍ヶ岳、乗鞍岳が一望できました

穂高連邦


槍ヶ岳

一旦、食事のため焼岳小屋分岐まで降りると
途中で追い抜いていった、かわいいお姉さんに
あるお方が声をかけ上高地方向へ一緒に下山することへ。
お姉さんはそのままピストンするつもりだったらしい。

頂上から上高地方面

自分も単独ならば、上高地からのタクシー代3700円は一人で払うには
ちょっと高すぎるので、ピストンしたかもしれません

下山方向(焼岳小屋方向)

ここで下山中に気づいたことが。。。
お姉さんが加わったことで、全員の歳が20代、30代。。。。。。
多くは言わないが、このメンバーは凄すぎる
山好きは何歳でも心が若いですね。


焼岳小屋へ下り

焼岳小屋

記念バッチを購入しトイレ休憩。
ここでまたまた違うお方が休憩
うまそう。。。
仕方ない、運転手はお茶で我慢
今度は絶対に呑んでやる

焼岳小屋を出発し、見晴らしのいい道を進むと
このルート一番のお楽しみ、ハシゴがありました



高さ10メートル位の岩場に掛かるハシゴで、
しっかり固定されていて、なんなく通過しました。

うまそうな実

樹林帯に入り
高低差の少ない道を進むと
あっという間に、焼岳登山口へ

焼岳登山口

ここから上高地までは
30分くらい歩き河童橋へ



穂高連邦


きれいな流水

ソフトクリームを食べ、
写真を撮りまくり、
バスターミナルでタクシーに乗り
タクシーの運転手によると
上高地への人出は例年に比べると少ないらしいです。
車を置いた場所まで移動
他の方のホームページで見たとおり
3700円でした

帰りに中の湯温泉で汗を流し
渋滞にはまりつつも無事に帰宅しました