
子どもたちを放射能から守る福島ネットワークhttp://kofdomofukushima.at.webry.info/」代表の中手聖一さんをお迎えしての講演会(7月9日、主催:脱原発アクションin香川)。
お話を聞いて怖いと思ったのは、福島県の中で放射能汚染の危険を指摘する声が、住民の不安を煽るから」との理由で地元メディアには取り上げられず、行政が任命したアドバイザーが「大丈夫」「健康への影響はない」と宣伝をして回ったということ。
危険を指摘する声に住民自身が耳をふさごうとする心理を、中手さんは「ガンを宣告された患者がそのショックから、『そうではない、だいじょうぶ』と言ってくれる医者を求めるような心理」とたとえられました。
その後、次第に汚染の事実が明らかになり、福島の人たちはとても悩んでおられるとのこと。
中手さんたちは自主避難者も賠償や行政のサポートが得られるようにすべき、そして、子どもたちを汚染のないところに疎開させなければならない、と訴えています。
ただ、そのときに福島の子どもたちが自分たちのアイデンティティを守れるよう、例えば、「サテライト疎開」(ある学校がそのまま他地域に移り、親たちもその地域に住居や仕事が確保できるような方法)を提案しています。
「福島の子どもたちは、今後、さまざまな差別の中で生きなければならないことになるだろう。そんなときに逃げ隠れするのではなく、福島の子どもとして誇りをもって差別と闘えるようになるためにも、地域のアイデンティティが必要なのだ」と語る中手さんのことばに、私たちは、こんなにも大変な重荷を福島の人たちに背負わせてしまっているのだ、ととてもつらくなりました。
東京電力や政府は、福島の人たちに放射能汚染の中での日常生活を強いることで、原発事故の被害をできるだけ小さく見せ、また、補償の負担をできるだけ減らそうとしているようにしか見えません。
会場の参加者からは、「福島の人たちを受け入れたい」という声も上がりました。
まずは、この夏、ホームステイや宿泊施設でのサマーキャンプなどの形で福島の子どもたちや子ども連れのご家族を受け入れる活動を立ち上げたいと思っています。
それは香川に住む私たちが福島で起きていることを自分たち自身の問題としてとらえる第一歩となり、次に何をすべきかが見えてくると思うからです。
この夏、ホームステイを受け入れられる方、香川に来た子どもたちとともに活動できるという方、また、そのための費用をカンパして下さる方など、大募集中です。
どうぞあなたの力を貸してください。
★「福島の子どもたちを香川へ」プロジェクト(仮)のご相談
この夏、福島の子どもたちを香川に迎える企画について、早急にご相談したいと思います。直前のご案内になって恐縮ですが、関心をお持ちの方、ぜひご参加ください。
とき:7月15日(金)19:00~
ところ:西内町事務所
(駐車場がありませんので、近くのコインパーキング等をご利用ください)
=================
渡辺 さと子
〒760-0022香川県高松市西内町7-25
TEL/FAX:087-813-0715
satoko.watanabe@nifty.com
お話を聞いて怖いと思ったのは、福島県の中で放射能汚染の危険を指摘する声が、住民の不安を煽るから」との理由で地元メディアには取り上げられず、行政が任命したアドバイザーが「大丈夫」「健康への影響はない」と宣伝をして回ったということ。
危険を指摘する声に住民自身が耳をふさごうとする心理を、中手さんは「ガンを宣告された患者がそのショックから、『そうではない、だいじょうぶ』と言ってくれる医者を求めるような心理」とたとえられました。
その後、次第に汚染の事実が明らかになり、福島の人たちはとても悩んでおられるとのこと。
中手さんたちは自主避難者も賠償や行政のサポートが得られるようにすべき、そして、子どもたちを汚染のないところに疎開させなければならない、と訴えています。
ただ、そのときに福島の子どもたちが自分たちのアイデンティティを守れるよう、例えば、「サテライト疎開」(ある学校がそのまま他地域に移り、親たちもその地域に住居や仕事が確保できるような方法)を提案しています。
「福島の子どもたちは、今後、さまざまな差別の中で生きなければならないことになるだろう。そんなときに逃げ隠れするのではなく、福島の子どもとして誇りをもって差別と闘えるようになるためにも、地域のアイデンティティが必要なのだ」と語る中手さんのことばに、私たちは、こんなにも大変な重荷を福島の人たちに背負わせてしまっているのだ、ととてもつらくなりました。
東京電力や政府は、福島の人たちに放射能汚染の中での日常生活を強いることで、原発事故の被害をできるだけ小さく見せ、また、補償の負担をできるだけ減らそうとしているようにしか見えません。
会場の参加者からは、「福島の人たちを受け入れたい」という声も上がりました。
まずは、この夏、ホームステイや宿泊施設でのサマーキャンプなどの形で福島の子どもたちや子ども連れのご家族を受け入れる活動を立ち上げたいと思っています。
それは香川に住む私たちが福島で起きていることを自分たち自身の問題としてとらえる第一歩となり、次に何をすべきかが見えてくると思うからです。
この夏、ホームステイを受け入れられる方、香川に来た子どもたちとともに活動できるという方、また、そのための費用をカンパして下さる方など、大募集中です。
どうぞあなたの力を貸してください。
★「福島の子どもたちを香川へ」プロジェクト(仮)のご相談
この夏、福島の子どもたちを香川に迎える企画について、早急にご相談したいと思います。直前のご案内になって恐縮ですが、関心をお持ちの方、ぜひご参加ください。
とき:7月15日(金)19:00~
ところ:西内町事務所
(駐車場がありませんので、近くのコインパーキング等をご利用ください)
=================
渡辺 さと子
〒760-0022香川県高松市西内町7-25
TEL/FAX:087-813-0715
satoko.watanabe@nifty.com
すると、“脱原発…”の情報。
さっそく、“福島ネットワーク”を開きました。
ありがとうございます。
✰ ✰ ✰ ✰ ✰
地図で日本を見てみると、津波からも地震からも
逃げられる場所があるように思えません。
次に原発事故が生じた場合、
地震・津波が要因で起きるとは考えられませんよね。
むしろ、まったく別の要因で事故になるかもしれません。
津波・地震だけが悪くて、その対策だけとれば事故は起きない、
安全なのだというのであれば、ちょっと間違えているように思えます。
とりとめもなく記しました。ごめんなさい。レビさん、よい一日を!
北朝鮮のミサイルがどうしたこうしたという時期に、原発が狙われたらどうなるのだろう?と考えて身震いしたことがありましたが・・・。
ほんとに怖い世の中になりました。
チェルノブイリの子供達が夏休みとかに日本に保養ステイしていましたが、そんなちょっとの時間離れても意味があるのかと思って聞いたら、とても効果があるし意味があることだといわれました。
福島の子供達にもなんとかのびのび過ごさせてあげたいです。