ビッグヒストリーというのは
ビッグバン(宇宙誕生)から現在までの歴史を研究する新しい学問分野のことで
宇宙138億年の歴史を振り返りながら
宇宙・生命・人間の本質や
宇宙における人間の存在の意味を
宇宙論、生物学、化学などの自然科学と
歴史学、地理学、社会学などの人文社会学を統合した
学際的アプローチを用いて考察しようとするものです。
ビッグヒストリー関連のプロジェクトとして
考案者のデヴィッド・クリスチャン(歴史学者)らが
マイクロソフト社創業者ビル・ゲイツの資金援助(1千万ドル)を受け、取り組んできた
新しい教育プログラムの「ビッグヒストリー・プロジェクト」があります。
この中でビッグヒストリー啓発活動として
世界の教育機関等へのオンライン講座の無償提供などをしています。
私がビッグヒストリーに興味を持ったのは、ビッグヒストリーに関するあるテレビ番組がきっかけでした。
その番組でデヴィッド・クリスチャンが行った講義を聞いて
すごく感動し、自分の生活の中にもこれを取り入れたいと思いました。
その頃、体を悪くして、治療の方法や普段の健康管理について勉強し始め
それを自分の健康づくりに役立てたいと考えていた所だったので
早速その勉強に、このビッグヒストリーのやり方、考え方を取り入れました。
これまである程度の医学の勉強はしてきましたが
それらが今の自分の健康づくりに役立つか、と考えると
不十分であると判断しました(自分の不勉強を棚に上げて)。
ビッグヒストリーの考え方が良いと思われるのは
次のことからも分かります。
例えば私達が「眼で物を見る」というのはどういうことかを考えてみます。
最も単純に言えば「物に反射した光を眼で捉えて脳で認識している」となります。
しかしこれを実際に役に立つ知識(認識)にするには
科学的に細部を認識していかなくてはなりません。
まず光についてですが
光とはどういうものか?
太陽から放射されているが、どういう原理で光を出しているのか?
その太陽はどうやって出来てきたのか?
これらを認識するには
宇宙の起源(質量の起源)、恒星の歴史、量子論などが必要となります。
光を網膜の光の受容体で感知することを認識するには
光が分子にどういう影響を与えるか?や光を感知する受容体の仕組みが分からないといけません。
光刺激を神経で脳に伝える部分では
神経伝達の仕組み(イオンチャンネル他)や神経伝達物質のこと、解剖学が分からないといけません。
脳で認識する部分では
視神経の情報を脳で画像にまとめるという脳科学の知識が必要だと思います。
他にも何故生物が光を感知するようになったのか(眼の起源)?を
進化生物学や細胞生物学で学んだ方がいいと思います。
このように「眼で物を見る」というのを正しく認識し、役に立つ知識にするには
宇宙の起源や分子生物学など色々な分野の勉強が必要であるということになります。
ビッグヒストリーの考え方に基づいた勉強が出来れば
例えば「物が見えにくくなった」ということに対しても
光がうまく網膜に届いているか?(白内障)や
光の受容体が正しく機能しているか?(ビタミンA不足)や
神経伝達がうまくいっているか?(神経難病)や
脳が正しく認識できているか?(神経伝達物質の過不足、脳血管障害の後遺症)など
原因を細かく分子レベルで考えることが出来ると思います。
今の科学では体のことも含めて森羅万象のごく一部のことしか分かっておらず
医学に関しても病気の原因から治療することが出来ずに
ほとんど対症療法(症状を抑える)で治療しているのが現状です。
こういったことを理解した上で、ビッグヒストリーのような良い考え方、方法を取り入れながら
色々な分野の知識を深めて、物事を総合的に正しく判断出来るようにして
これからも自分の健康づくりの勉強を続けていきたいと思っています。
偉そうなことを言ってますけど
個人の能力に限界があるので(最近、短期記憶がかなり怪しくなってます)
まあ、ぼちぼちとやりますか。
ビッグバン(宇宙誕生)から現在までの歴史を研究する新しい学問分野のことで
宇宙138億年の歴史を振り返りながら
宇宙・生命・人間の本質や
宇宙における人間の存在の意味を
宇宙論、生物学、化学などの自然科学と
歴史学、地理学、社会学などの人文社会学を統合した
学際的アプローチを用いて考察しようとするものです。
ビッグヒストリー関連のプロジェクトとして
考案者のデヴィッド・クリスチャン(歴史学者)らが
マイクロソフト社創業者ビル・ゲイツの資金援助(1千万ドル)を受け、取り組んできた
新しい教育プログラムの「ビッグヒストリー・プロジェクト」があります。
この中でビッグヒストリー啓発活動として
世界の教育機関等へのオンライン講座の無償提供などをしています。
私がビッグヒストリーに興味を持ったのは、ビッグヒストリーに関するあるテレビ番組がきっかけでした。
その番組でデヴィッド・クリスチャンが行った講義を聞いて
すごく感動し、自分の生活の中にもこれを取り入れたいと思いました。
その頃、体を悪くして、治療の方法や普段の健康管理について勉強し始め
それを自分の健康づくりに役立てたいと考えていた所だったので
早速その勉強に、このビッグヒストリーのやり方、考え方を取り入れました。
これまである程度の医学の勉強はしてきましたが
それらが今の自分の健康づくりに役立つか、と考えると
不十分であると判断しました(自分の不勉強を棚に上げて)。
ビッグヒストリーの考え方が良いと思われるのは
次のことからも分かります。
例えば私達が「眼で物を見る」というのはどういうことかを考えてみます。
最も単純に言えば「物に反射した光を眼で捉えて脳で認識している」となります。
しかしこれを実際に役に立つ知識(認識)にするには
科学的に細部を認識していかなくてはなりません。
まず光についてですが
光とはどういうものか?
太陽から放射されているが、どういう原理で光を出しているのか?
その太陽はどうやって出来てきたのか?
これらを認識するには
宇宙の起源(質量の起源)、恒星の歴史、量子論などが必要となります。
光を網膜の光の受容体で感知することを認識するには
光が分子にどういう影響を与えるか?や光を感知する受容体の仕組みが分からないといけません。
光刺激を神経で脳に伝える部分では
神経伝達の仕組み(イオンチャンネル他)や神経伝達物質のこと、解剖学が分からないといけません。
脳で認識する部分では
視神経の情報を脳で画像にまとめるという脳科学の知識が必要だと思います。
他にも何故生物が光を感知するようになったのか(眼の起源)?を
進化生物学や細胞生物学で学んだ方がいいと思います。
このように「眼で物を見る」というのを正しく認識し、役に立つ知識にするには
宇宙の起源や分子生物学など色々な分野の勉強が必要であるということになります。
ビッグヒストリーの考え方に基づいた勉強が出来れば
例えば「物が見えにくくなった」ということに対しても
光がうまく網膜に届いているか?(白内障)や
光の受容体が正しく機能しているか?(ビタミンA不足)や
神経伝達がうまくいっているか?(神経難病)や
脳が正しく認識できているか?(神経伝達物質の過不足、脳血管障害の後遺症)など
原因を細かく分子レベルで考えることが出来ると思います。
今の科学では体のことも含めて森羅万象のごく一部のことしか分かっておらず
医学に関しても病気の原因から治療することが出来ずに
ほとんど対症療法(症状を抑える)で治療しているのが現状です。
こういったことを理解した上で、ビッグヒストリーのような良い考え方、方法を取り入れながら
色々な分野の知識を深めて、物事を総合的に正しく判断出来るようにして
これからも自分の健康づくりの勉強を続けていきたいと思っています。
偉そうなことを言ってますけど
個人の能力に限界があるので(最近、短期記憶がかなり怪しくなってます)
まあ、ぼちぼちとやりますか。