福井では、ここ数年、空梅雨が続いていたのですが、本年は本格的な梅雨模様が続いています。
生育調査の結果、7月1日時点の県平均のいちほまれの生育は、平年比で
「草丈はやや長い・茎数はやや少ない・葉色はやや淡い」となっています。
5月中旬移植のもので、今週末あたりに幼穂形成期になると予想されています。
高温により、平年よりも生育がやや早く進みそうです。
「斑点米カメムシ類の注意報が発表されました(6月30日発表)」
今年は、斑点米カメムシ類が、県下全域で平年の約3倍と多く発生しています。
特に大型のクモヘリカメムシが暖冬の影響により急増しています。このことから、
水稲の品質に影響する斑点米が多発生する恐れがあり注意報が発表されました。
(7月8日時点で、宮崎県、富山県、新潟県、山形県が同様の斑点米カメムシ類注意報を発表済)
本注意報を受け、斑点米による品質低下を避けるため、今年はより一層に、
水田畦畔草刈りの適期実施、水田内の雑草の除草の徹底や、適正時期の防除を生産者に
呼びかけており、県内畦畔草刈り実践デーである7月4、5日には、生産者は草刈りを行いました。
カメムシの被害を食い止めるには、まずは、水田近くの畦畔を綺麗にすることで、
カメムシの生息場所を減らすことが重要です 中村さん情報を抜粋
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます