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テレ朝セクハラ会見が映す安倍政権の終焉

2018-04-19 06:50:11 | 日記

福田事務次官の18日夕刻の辞任会見数時間後、19日未明、

テレ朝がセクハラ被害を受けたのは自社の社員と記者会見。

福田氏が辞任記者会見で、報道の事実を否定し、裁判で争う

との対抗姿勢に、待ったをかけたものだった。

 

女性記者の間で、福田氏のセクハラは以前からも有名で

他の記者からも、手を強く握られ、キスしようと

体を押し付けられ、帰りのタクシーに同乗しようとしてきたなど、

生々しい訴え(#Me too)が出てきている。

 

福田氏の妻は元文部事務次官でリクルート事件で逮捕された、

高石邦男氏の娘。官僚トップの超エリート一家にとって、

財務省にとって、麻生・安倍氏にとって、

このテレ朝会見は、重くのしかかる告発の挑戦状である。

 

新人記者は取材の基本として教わった

一対一の本音の聞き込みをするなかで、

情報を得る為、夜のバーに呼び出されて

セクハラを受けても公言できない。。。

 

会社側も、本人が訴えて実名が公表されること、

結果として会社も取材から締め出されることの、

二次被害の恐れを考え、

財務省に、直訴することができない。

 

”その弱みに付け込んだ” 今回の財務省の

「被害者の女性は名乗り出ろ」との脅しの手法に、

悪知恵がとまらない、おかかえ弁護士団と、それに応えた

財務省トップの麻生氏の判断ミスの責任問題がある。

 

財務省高官のセクハラ報道があった当初のワイドショーで

テリー伊藤氏は、他のコメンテイターの驚きのコメントの後に、一人真顔で、

「新潮にリークした女性記者の守秘義務違反」を指摘するにとどまった。

テリー伊藤は安倍政権から裏金でも貰っているのだろうか。。。

 

デーブスペクターや、ケントギルバート、ミヤネ屋や辛坊 治郎といった

安倍擁護の著名人たちがマスコミで、安倍支持の印象操作発言をし続けるかぎり、

腐敗政治や、日本の男尊女卑、セクハラ意識の低さは改善されない。

彼らはいつまで安倍政権の太鼓持ちを続けるのだろうか。。。

 

また、福田氏個人のセクハラ疑惑の擁護に、

財務省の弁護士を使うのもおかしい。

財務省の弁護士費用は税金である。なぜ、国民の血税が

彼の人権を守るという名目で使われているのだろうか。

 

「セクハラを受けた女性は名乗り出ろ」「新潮社を訴える」との

財務省の態度は、官邸に反旗をひるがえした者に対してのどう喝で、

首相官邸に売られた喧嘩は受けて立つという、

国家権力をカサにきた安倍政権の暴挙である。

 

消費税増税のブレインを守りたい安倍・麻生氏にとり、

与党内の福田次官の更迭依頼は受け入れがたかったのだろう。

しかし、前川事務次官などの反発者を粛清し、霞が関の人事を意のままに

操作してきた安倍政権も、もはや、党内の批判を打ち消すことはできない。

 

殿の留守を守って、「加計学園『首相案件』の書類は

くまなく検索してもありませんでした」と言い切った、

林芳正文部科学相、加藤勝信厚生労働相、梶山弘志内閣府特命担当大臣も、

いつ、身内からハシゴをはずされるか、怯えながら今を過ごしているのだろう。

 

拉致問題で得点を稼ぎ、トランプ親密外交で支持率回復したと、

嬉々として帰国する安倍総理を待ち受けているのは、

パーティーで結束する岸派などの派閥人、退陣のしなりを練る小泉氏と二階堂氏の、

3選の夢を打ち砕く、厳しい与党内の現実なのかもしれない。

 

今週末は晴天

全国の抗議運動も激しさを増しそうだ。

https://www.google.co.jp/search?newwindow=1&safe=active&biw=1129&bih=508&tbm=isch&sa=1&ei=-P7XWqjTCca20ATf4Z6oCg&q=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%80%80%E5%85%A8%E5%9B%BD%E3%80%80%E3%83%87%E3%83%A2+2018%E3%80%80-%E9%A0%91%E5%BC%B5%E3%82%8C%E3%80%80%E5%AE%89%E5%80%8D&oq=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%80%80%E5%85%A8%E5%9B%BD%E3%80%80%E3%83%87%E3%83%A2+2018%E3%80%80-%E9%A0%91%E5%BC%B5%E3%82%8C%E3%80%80%E5%AE%89%E5%80%8D&gs_l=psy-ab.3...70672.72366.0.74005.5.5.0.0.0.0.78.376.5.5.0....0...1c.1j4.64.psy-ab..0.0.0....0.-p7n5rwOixk

 

 

ーーーーーーーーー 以下参照記事 ーーーーーーーーー

テレ朝の女性記者がセクハラ被害 新潮に情報提供 嘘バレた福田事務次官に「#MeToo」続々

テレビ朝日は19日午前0時から緊急の会見を開き、女性記者が財務省の福田淳一事務次官から「セクハラ被害を受け、週刊新潮に情報提供をしていた」と発表した。

 当初、この女性記者は上司に相談したが、上層部が対応を取らず、「セクハラについて事実を曖昧にしてはいけないという思い」で週刊新潮に情報提供をしたことも明らかにした。

 会見した篠塚浩取締役報道局長は「セクハラに対する意識が低かったと言う批判は、甘んじて受けなければいけない。情報が共有されていなかった」「新潮社から録音をくれと言われ、本人は迷ったけれど提供した」「今月4日の分の録音を一部、渡した。新潮が公表した音声は4日の録音のものと一致している」「謝礼はもらっていない」などと説明した。

 一方、女性記者へのセクハラ発言を繰り返したと週刊新潮に報じられた財務省の福田事務次官は18日、一転して辞意を表明した。だが、同日夕に記者会見した福田事務次官は週刊新潮に報道された内容については「事実と異なるものと考えており、裁判の中で争ってまいりたい」と身の潔白を訴えていた。

【財務省が発表した文章と一問一答はこちら】

 当面は省内で福田氏から聴取を行った、部下の矢野康治大臣官房長が代行する。

 週刊新潮は女性記者と福田氏のやりとりとする音声データを公開。麻生財務相も「聞いた感じでは福田じゃない?という感じがしました」と認めていた。

 ところが、財務省は2日前の16日、福田氏が「女性記者との間でこのようなやりとりをしたことはない」と事実を否定した聴取結果を発表。また財務省記者クラブの加盟各社に、被害を訴える女性記者に「調査への協力をお願いしたい」とし、弁護士へ連絡するよう異例の呼びかけをしていた。

 テレビ朝日の篠塚報道局長は「財務省への抗議はできるだけ速やかに行いたい」と言及した。
 
 浅はかな真っ赤な嘘が次々とバレた福田次官。東大法学部卒業、財務省に入り、妻は元文部事務次官でリクルート事件で逮捕された、高石邦男氏の娘。まさにエリートという言葉がぴったりの福田氏だが、その"セクハラ"ぶりはかねてから知られるところだった。

 ある女性記者は「週刊新潮の話は、本当だと思います」と自身の体験を明かした。3、4年前、福田氏から携帯に直接電話で誘われ、指定されたバーに行った。先に着いていた福田氏はカウンター席に座り、ロックのウイスキーなどを何杯もおかわりし、酔った様子だったという。

「当時、財務省で懸案の話で質問すると、『今日はこのあとキミの家にいってゆっくり話をするんじゃないの』『そう思って僕のところに来たんだろう』と言われました。前に、福田さんには気をつけろみたいな話を聞いたことがあったのですが、こういうことかと思いました。それでも仕事の話を聞くのですが『そのジャケット、似合っているよ。脱がせたいな』と言われて……。『福田さん、酔っぱらいすぎですよ』とかごまかして、なんとか店を飛び出して帰りました」

記者クラブに加盟していない別の女性記者Bさんも、福田氏に誘われて酒を飲みながら話していると「そのスカート、色っぽくていいね」「スカートの中はどう?」などと言われ手を握られたと訴える。

「思わず体がかたまって、振り払おうとすると、さらにきつく握られて、抱きつこうとして体をよせてきました。福田さんを押し返して『そんなつもりありません』ときつく言うと、『オレとサシで飲める、話聞けるチャンス、まずないよ。仲良くしようよ』と完全にセクハラモードで、帰りのタクシーにも一緒に乗り込もうと押し問答になり、本当に困りました」

 セクシャル・ハラスメントに詳しい板倉由実弁護士はこう話す。

「相手がどんな職業であれ、どんな場所であれ、普通はためらって言えないような言葉だと思います。例え、相手がホステスさんだとしてもです。あの言葉自体、そしてその後の弁解の中に彼の女性観が表れている。『仲間内での会話で……』という部分も、財務省がそういう文化の組織なのだろうということがよくわかります。調査をきちんと進める気がないのだろうなというインパクトは与えます」

 疑惑を報じた新潮社を名誉毀損で提訴するとした福田氏の対応については、「典型的な反応」と指摘する。

「社会的な地位が高い人ほど、表の顔と違う面を暴かれることに抵抗を示し、反訴提起をしたり、弁護士に懲戒請求してきたりすることがあります。原告が女性一人の場合などは特に、本当に恐ろしく感じて主張を取り下げてしまいます。意図的かはわかりませんが、『黙ってろ』という暗黙のプレッシャーみたいなもの。彼女を孤立させず、不利益を被らせないようメディアが業界をあげて守らなければいけないでしょう」

 この対応には与党内からも批判が噴出していた。17日、野田聖子総務相は麻生財務相と菅義偉官房長官に直接、「セクハラ被害者は家族にも相談できないのが現実。加害者側が委託した弁護士に普通は話はできない。被害者の立場に立てば高いハードルがある」と伝えていた。その矢先の辞任表明だった。

 週刊新潮は19日発売号で続報を掲載するが、福田氏は会見で週刊新潮を名誉毀損で提訴するという姿勢を崩していなかった。財務省の対応が注目される。(AERA dot.編集部 取材班)

 

テレ朝女性社員、週刊新潮へのリーク理由は「セクハラが黙認される危機感」

テレビ朝日は4月19日午前0時から記者会見し、同局女性社員に対して財務省の福田淳一財務次官から「セクハラ行為があった」と発表した。

福田氏をめぐっては、4月12日発売の「週刊新潮」が女性記者へのセクハラ発言疑惑を報道。新潮側は音声データも公開した。こうした報道を受けて、福田氏の辞任や更迭を求める声が高まっていた。

福田氏は財務省の調査に対して「自分の声かわからない」「女性記者とやりとりはない」などと全面否定していたが、18日に辞任を表明した。

テレビ朝日の篠塚浩報道局長は記者会見で「(女性社員が)聞き取りに対しまして、福田氏によるセクハラ被害を申し出、当社として録音内容の吟味、および関係者からの事情聴取等を含めた調査を行った結果、セクハラ被害があったと判断しました」と発表した。

篠塚氏は「当社としては(福田氏からの)セクハラ行為があったことは事実であると考えております」とした。

以下、篠塚報道局長が発表したコメントの要旨。

■テレビ朝日は財務省に正式に抗議する予定

・福田氏は週刊新潮が指摘したセクハラ行為を否定しているが、テレビ朝日女性社員に対するセクハラ行為があったことは事実であると考える。

・女性社員は精神的に大きなショックを受け、セクハラ行為について事実を曖昧にしてはならないという思いを持っている。

・テレビ朝日は、女性社員の意向を確認の上、会見を開いた。

・女性社員を傷つける数々の行為とその後の対応について、財務省に対して正式に抗議をする予定。

■自分の身を守るため、会話を録音した

・女性社員は1年ほど前から数回、取材目的で福田氏と1対1で会食をした。

・福田次官からは、取材の度にセクハラ発言があったことから、自らの身を守るために会話の録音を始めた。

・4月4日に福田氏から連絡をうけ、取材のために1対1の飲食の機会があったが、その際にもセクハラ発言があったことから途中から録音をはじめた。

■「セクハラが黙認される危機感」で週刊新潮に連絡

・女性社員は後日、上司にセクハラの事実を報じるべきではないかと相談した。

・上司は「放送すると本人が特定され、いわゆる2次被害が心配されることから報道は難しい」と伝えた。

・女性社員は、「財務次官という社会的に責任の重い立場にある人物による不適切な行為が表に出なければ、セクハラ行為が黙認され続けてしまうのではないか」という強い思いから、週刊新潮に連絡。取材を受けた。 

・その後、女性社員は週刊新潮からの要請を受けて、録音の一部を提供した。

■テレビ朝日「適切な対応ができず、深く反省」

・テレビ朝日としては、社員がセクハラ被害を受けたことを財務省に抗議するとともに、セクハラの被害者である社員の人権を徹底的に守っていく。

・社員からセクハラの情報があったにもかかわらず、適切な対応ができなかったことについて深く反省している

・社員が取材活動で得た情報を第三者に渡したことは報道機関として不適切な行為であり、テレビ朝日として遺憾に思っている。

・セクシャル・ハラスメントという事案の性格から、被害者保護を第一に考え、当該社員の氏名を始め、個人の特定につながる情報は開示にしない方針。』

 

福田財務次官のセクハラ疑惑、首相官邸のリークか…霞が関の「総入れ替え人事」画策か

『財務省の福田淳一事務次官のセクハラ疑惑をめぐって野党が追及の姿勢を見せ、財務省は外部の弁護士による調査を行い、記者クラブ加盟マスコミ各社の女性記者に情報提供を求めるという異例の対応を見せている。例年であれば7月が人事の季節であるが、前倒しで福田次官を更迭するべきという意見が与党内からもわき上がっている。

「これを単にセクハラ問題に矮小化すべきではないかもしれない」と解説するのが政治ジャーナリストの朝霞唯夫氏だ。首相官邸はこれを機に、内閣府人事局を使い、霞が関の人事を思い切って刷新し、各局長級までを思いのまま動かすことを狙っているという情報も聞こえていると朝霞氏は言う。そうなれば各省庁では安倍晋三首相の“お気に入り人事”が行われるだろう。

 このセクハラ疑惑をめぐり、政治と行政の裏で何が起っているのか。

――福田事務次官の人柄と評判は?

朝霞唯夫氏(以下、朝霞) 悪くないです。極めて優秀で、佐川宣寿元国税庁長官や片山さつき参議院議員ら財務省同期のなかでも自他ともに認める優秀な人材で、事務次官には「なるべくにしてなった」といわれています。佐川氏は東京大学経済学部に入学する際に二浪した苦労人で努力型。一方の福田氏は天才型。豪放磊落の面もあり、仕事もでき、オンオフの区別もしっかりして周囲を盛り上げることもでき、頭の回転もよかった。それほど悪く言う人はいなかったです。

――先週、「週刊新潮」(新潮社)がその福田氏のセクハラ疑惑を報じました。

朝霞 一部では「新潮」にリークしたのは首相官邸だという声も聞こえてきました。それはなぜか。森友問題で安倍政権は揺らぎ、安倍晋三首相と麻生太郎財務相も「しっかり組織を立て直す」と言いましたが、加計学園問題や防衛省の日報問題も再燃して政権はガタガタ。内閣支持率も落ちている状態です。ここでV字回復は無理でも、内閣支持率回復を狙い「財務省の立て直しをする」との大義名分で、内閣府人事局を使って財務省主計局をはじめとする局長レベルも総とっかえの人事をやって、さらに邪魔な事務次官を更迭するという話がささやかれています。

 では、なぜ財務省が「セクハラを受けた女性記者は名乗り出てください」「新潮社を訴える」と抵抗しているのか。これは財務省が単にマスコミや世論を敵にしたのではなく、首相官邸に売られた喧嘩を買ったわけで、官邸に反旗を翻したという見方です。これが事実であれば、恐ろしい話ですね。

――通例、霞が関の幹部人事は通常国会が終わる7月に行なわれます。

朝霞 財務省の解体的人事を行うには、定期の7月人事にこだわらなくてもいい。安倍政権の内閣支持率の回復に向けて、不定期に行うこともありえます。そうなれば、財務省も当然大きな抵抗しますから、財務省と官邸双方とも壮絶な返り血を浴びるでしょう。

――つまり、安倍政権は霞が関人事を自由に動かしたいと。

朝霞 先例は、あります。安倍政権になってから、霞が関人事を自由に動かす弊害がすでに出ています。文部科学省の前川喜平前事務次官もクビにされましたからね。

――福田氏については、以前からセクハラの常習犯だったと報じられています。

朝霞 いかなる理由であれ、もし官僚が記者にセクハラをしたのであれば、その官僚には厳しい処分が下されるべきです。記者はネタを取るために人間関係をつくるのが仕事であり、霞が関の各記者クラブでも女性記者が増えましたが、官僚も節度をもって付き合うべきです。

 官僚も権力を持つと、人が変わるのものです。事務次官からすれば「セクハラくらいはいいだろう」と思い、記者のほうがネタが欲しいために我慢するという構図は発生し得ます。たとえば記者が官僚とお酒が入る場でバカ騒ぎすることもありますが、それも人間関係をつくる一環です。外から見ると「ふざけるな」と言われそうですが、それも記者の仕事です。今回のセクハラ事件を他山の石として、官僚も「国民への奉仕者」という原点に戻り、国民から立ち振る舞いが監視されていることをよく理解すべきです。

 官僚の足下をすくうことについて、安倍政権は長けています。ここに官僚は気をつけなければなりません。今回の福田氏の問題によって、永田町や霞が関に対する信頼が失われれば、日本全体にとっても大きな損失となるでしょう。
(構成=長井雄一朗/ライター)

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