心音のまったりな日常

ちばわんからやってきた、心音との幸せな日々。

心音の災難

2015-08-11 12:57:39 | 日記
前回の記事で、京浜東北線が断線により運転停止となってしまい、足止め中と書きましたが、結局あれから運転が再開することはありませんでした。
そのため、会社のある駅から品川までタクシーで向かい、そこから山手線に乗り換えてなんとか22時過ぎに帰宅することができました。


※今回の写真は全て記事とは関係ありません。心音と毎晩こんな感じで遊んでいる様子です


リビングのドアを開けると、我慢できなかったのでしょう、そこには心音のしっ○がありました。
12時間以上のお留守番です、可哀相なことをしてしまいました。
「ごめんね」と謝り、とりあえずペットシートで拭き取るとなんと血が付いていました!
焦る気持ちを抑えて、心音を散歩に連れて行くと、2~3メートル歩いてはしっ○のポーズをしますが、一向に出る気配がありません。
やっと少量出たかと思ったら血交じりのしっ○でした。



近所の病院は既に閉まっています。そうすると残るは赤坂動物病院のみです。
一先ず電話をして確認したところ、すぐに来て下さいということだったので慌ててタクシーを拾いに大通りへ出ました。



、、、が、ここからが大変でした。

どのタクシーも止まりますが、「緊急なんです。犬も一緒にいいですか?」と聞くと、「犬!?そんなのダメに決まってんだろ!」「犬なんて乗せらんねぇよ!」と声を荒げて去って行きました。ある程度は覚悟していましたが、これほどとは、、、。
向こうにも事情があるのでしょうが、言い方ってあると思います。
声を荒げて感情的になるって、子供じゃないんだから、、、。
他のタクシーも、心音を見てあからさまに嫌な顔をして×印をして去って行きました。



10台くらいそんなやり取りがあったでしょうか?
やっと1台のタクシーが止まってくれ、心音を乗せて良いと言ってくれました。
さらに、「大切なわんちゃんのために、1分1秒でも早く着けるように急ぎますね!」と言って下さり、白金から赤坂まで10分足らずで向かってくれました。

捨てる神あれば拾う神ありとはまさにこのことだと思います。
タクシーを降りるときも、「どうぞお大事になさって下さい。」と声をかけてくれました。



着いてすぐに心音は処置室に入りました。エコーの結果、軽い膀胱炎と頻尿でした。
炎症は細菌に感染したようだが、炎症具合が軽いので、1週間分の抗生剤を貰いました。
頻尿も、今回の長時間の留守番が原因でしょうということです。
一過性のものだとは思うが、症状がまた出たら再度受診して下さいということでした。

診察して下さった女性のI先生は、処置室での心音の様子を褒めて下さいました。
「目が不自由な子は、普通触られるのを嫌がって、怯えるのだけれど、この子は嫌がりもせず、落ち着いていましたよ。」
ありがとうございます、先生。心音は本当にいつどこへ行っても良い子なんです。私たちの自慢の子なんです。
タクシーでのやり取りにすっかり意気消沈していましたが、先生の言葉に救われました。



そして、ここでも心音の尿の色が薄いことを指摘されました。
人間ばかりに医療費がかかってしまい、中々心音のセカンドオピニオン探しに気が回らずにいましたが、、先生が1人しかいない近所の病院とは違い、赤坂動物病院のように大勢の先生がいて、さらに定期的に勉強会に出席して常に新しい情報を共有されている大きな病院が、セカンドオピニオンとして相応しいのかなと思いました。
これからのことはまた改めて話しましょうということで、この日は終わりました。



帰りのタクシーも、行きと同じように罵声を浴びせやがる運転手もいましたが、なんとか乗せてくれるタクシーを捕まえて家路につきました。
帰りの運転手さんはありがたいことに前の座席を倒してくれて、足元を広くしてくれました。
行き帰りに乗せてくれた運転手さんたちには感謝の気持ちでいっぱいです。この場を借りてお礼を申し上げます。

さて、今の心音は頻尿&膀胱炎もなんのそので、すっかり元気になりました。
やっぱり心音の笑顔が一番です。

明日から心音家は夏休みに入ります。また新幹線に乗って、私の実家である青森に帰省します。
きっと青森は涼しいから、羽織るものが必要でしょう。帰るのが待ち遠しいです。

夏の青森の記事もお楽しみに~!