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経営破綻の最新ニュース(13.04.14)

2013-04-14 15:01:47 | 事例研究

  株式会社商工リサーチ発行のTSR情報によりますと、経営破綻し、本日現在から5月8までに債権届出を行う企業が11社になっていることが判明しました。これらの企業を得意先としていた場合には債権届出でもって、いくばくかの配当金を期待することができます。

  債権届出期間 (注)括弧内は負債額

 1.13.04.10 H社 建築工事(1億5600万円)

 2.13.04.10 T社 建築、増改築工事(1億円)

 3.13.04.18 F社 建築工事(1億3329万円)

 4.13.04.18 I社 テレビCM制作(2億2800万円)

 5.13.04.18 P社 各種食料品販売(4億円)

 6.13.04.24 P社 婦人服企画製造販売(1億9000万円)

 7.13.05.07 N社 築炉工事、耐火煉瓦卸(2億2400万円)

   8. 13.05.07  B社 飲食店経営(1億円)

   9. 13.05.07 F社 精密板金加工

 10.13.05.08 O社 貨物運送業(3億6556万円)

 11.13.05.08 D社 建築設計業(1億円)

  Tバイヤーとの契約では、150日のユーザンス、請求250万円の積出し、与信取引は5本分でクレジットリミット1,500万円)の範囲内でしたが、下図のとおり5本目の積出しにあたる2月25日の直後に経営破綻し(2月26日) 、債権届出期間が3月15日になったもの。

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 セラーは、「倒産を証する書類」を確保して3月5日付けで「支払遅延通知書」を提出し、3月15日付で債権届出を済ませた後、4月(待機期間満了日)現在で正味