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弘前大学教育学部附属小学校の公開研究会へ行ってきました。

2012年07月24日 22時11分24秒 | 公開発表&講演会情報・レポート
Kojiです。

今日は、タイトル通り、弘大附属小の公開研に行ってきました。
ねらいは3つ
英語活動の授業と直山調査官の講演と脳科学の澤口さんの講演である。

6年生と4年生が授業しました。
6年生の授業の方は、弘前の良いところを外国の方に紹介する活動で、教室内に「五重塔」「ねぶた祭り」「弘前城公園」3つのパビリオンがあって、子ども達のそれぞれの良さをゲストの外国の方に一生懸命説明したり、質問に全力で答えていました。
質問内容があまり意味の分からない場合でも、推測して答えたり、答えを何と英語で言っていいか分からない場合も、辞書を引きながら、一生懸命に答えようとしていたところがとても積極的で良かったです。
しかし、あまりにも、英語濃度の低い授業で、総合的な学習?国語学習の延長?とも思いました。
このような発表会を公開研究会で見せることもしばしば見かけられますが、ぼくはこのような提案内容には反対です。教師と児童が関わり、45分の授業をどう作り上げているか、参観者はそこが見たいのであって、既にできあがったものを見ても、それほど満足感は得られないと思うのです。この次は、どのようにして子ども達に力をつけているのか、その様子を参観したい。

4年生の授業は、百戦錬磨の先生が授業しているな、と思わせるようなベテランの授業であった。ゲストの3人の外国人にお客さんになってもらい、好きな家具や壁紙などを聞いていき、好みの部屋を作るという活動であった。どこかで見たことがあるな~、と思っていたら、そうそう外国語活動のパフェを作る活動や好きなメニューを作る活動がありましたね。
むしろ今日の活動の方が現実的というか、お客さんとの会話が膨らみいい活動のような気がしました。1年生から英語活動を行っているだけあり、4年生でもりっぱにお客さんの好みを尋ね、次々に気に入るように部屋を完成させていったのは、頼もしかったです。この4年生の児童達も、相手に伝えようとする積極性がとても印象的でした。
しかし、6年生よりは軽い感じではあったけれども、発表会的であったことがとても残念でした。ベテランの先生が普段子ども達に英語のコミュニケーション能力をどう育てているのか、とても興味があるからです。きっとたくさん真似したくなる技があると思うのです。

直山先生の講演は、模擬授業も含んで約1時間なので、とても短かったのですが、Hi,friends!の主人公の一人「タク」の名付け親は直山先生だったのです。
そして、なぜ「タク」なのか、・・・それは、・・・キムタクが好きだからだそうです。
「タクヤ」だとあまりにもダイレクトでためらったそうです。今日はこの話のインパクトが強すぎて、後はあまり覚えていません。

外国語活動は、今後どんな方向へ向かうのだろう・・・、そんなことが頭から離れなくなりました。
単純に子どもが「英語を使ってのコミュニケーションを楽しみ、それが好きになる」というゴールでは駄目なのか?
ぼくは、それを基軸としてシンプルに行っていくことがいいと思っています。
あまりにも多くの価値観をぶつけては、結局何をやりたいの?と思うし、授業の計画があまりにも困難で担任としては大変になってしまうからです。
結局、外国語活動の目標「素地」を教師がどう捉えるかにかかっているとも言えますね。

Hi,friends! 2 Lesson 3- 4

2012年07月11日 23時52分06秒 | Hi,friends!
Kojiです。
今日は、2年間お世話になったALTと最後のレッスンがありました。
5年生は、どうしてもお別れ会をやりたいというので、レッスンと言うよりはお楽しみ会的な流れで、子ども達が計画をくみましたので、いままでのような活動案は作っていません。
びっくりしたのは、「ドッキリ」をやりたいと言ったことでした。
その内容はこうです。
1 教師が突然電話がかかってきて、教室を後にする。
2 子ども達が、次から次へと"Can I go to the bathroom?"と言って、一人ずつ時間差
  で教室から出て行く。
3 全員出そろったら、一斉にクラッカーを鳴らして、"(ALTの名前)Thank you."と言っ
  て教室へ入って行き、ネタばらし。
結構学校で行う内容としては過激だと思いましたが、子ども達の発想を大事にしたいという思いと、何よりも、今までのALTとの関係を合わせて考えるとむしろ喜んでくれるだろうという判断で欠航することにしました。
結局、ALTは、"エキサイティング"と言って、とても喜んでくれて、子ども達も大満足の様子でした。

さて、6年生は、と言うと、修学旅行から帰ってきたばかりで、あまり準備の時間がなかったこともあり、通常の授業の最後にプレゼントを渡す程度にとどまりました。

6年 Lesson3-4

1 あいさつ
2 チャンツ
3 復習 P10のカードで復習する。 のところはALT。
 ① "Baseball, baseball, I can play baseball."とリズムに乗って言う。
 ② "Baseball, baseball, Can you play baseball? "
 ③ "Yes, yes, yes I can. No, no, no I can't."

4 発表 Show&Tell
  ①10ページのコピーを渡し、
   できるもの2つに○とできないこと1つに△をつけさせる。
  ②教師:T(発表者役)とALT:A(児童達役)が発表の仕方をやって見せる。
    T:Hi, my name is Koji.
      I can't play baseball. But I can cook and play table tennis."
   A:Oh, you can cook and play table tennis. That's great!"
   T:Thank you. Bye.
  ③ペアになり互いに発表を見せ合う練習をする。
  ④プレゼンタイム

5 ゲーム "Can you~?"
  ①ジャンケン
    勝った人"Can you~?"
    負けた人 "Yes, I can (do it) very well." or "Yes, I can." or "Yes, a little." or "No, I can't."
  ②勝った人は答えに応じてポイントを獲得、空欄に書き込む。
    3P:Yes, I can very well 2P:Yes, I can. 1P:Yes, a little. 0P:No, I can't.
    ルール:同じ人が同じ質問を繰り返して使うことはできない。Yes, I can very well.やYes, a little.の答え方がわからなくなったときは、Yesのあとにジェスチャーで指で表してもよい。
   (答え方で獲得ポイントを変えるのは、mpi「144の活動集」を参考にしました。)

6 チャンツ♪See you later alligator♪
7 あいさつ


ShowTellは11名が発表してくれましたが、なれもあって、それほど時間がかからずスムーズに進行しました。気になったのは、本人はちゃんと区別してイイ分けているつもりなりですが、I can't とI canの違いがよく聞き取れなかったことです。
また、ゲームの方は、do it very well や a littleの表現は初めてでしたが、少し練習してからゲームに入ったら、よく使っていました。が、中には、very wellだけで答えたり、very muchに置き換わっていたりといろいろでした。そこは、僕とALTもゲームに入って、一緒に楽しみながら直して回りました。

Hi,friends!2 Lesson3-3

2012年07月05日 20時55分38秒 | Hi,friends!
Kojiです。

6年生のレッスンは、Lesson3の3回目。
5年生のレッスンと同様に、チャンツを使い倒そうと計画しました。

6年 Lesson3-3
1 あいさつ
2 チャンツ
3 復習 P10のカードで復習する
 ① "Baseball,baseball, I can play baseball."とリズムに乗って言う。
 ② "Baseball,baseball, Can you play baseball ? "
 ③ "Yes, yes, yes I can. No, no, no I can't."
 ④ 適宜②と③を組み合わせて行う。

4 "Let's Chant"
 ①聞く
 ②まねして歌う
 ③児童がQパート(Can you play~?)、教師がAパート(No, I can't. Umm...but ~)
  で歌う
   Change parts
 ④グループAがQパート、グループBがAパート
   Change parts
 ⑤ペアでパートを決めて歌う。
   Change parts
 ⑥各自できないもの3つとできるもの2つで替え歌を作って、練習する。
  10ページをコピーしたものを渡し、印をつけさせる。
 ⑦発表する。発表者はAパート、他はQパートを歌う。
   発表者は見ている人がわかるように黒板の画像にマグネットで印をつけ手から
   発表を始める。
5 ゲーム"メモリーゲーム "
 4のLet's Chantsで発表したことをヒントに誰のことを言っているのか当てる。
 早押しクイズ形式で正解者にはチップ、間違えると1枚没収しプールしておく。
 次の正解者は、そのプールされたチップももらえる。

6 チャンツ♪See you later alligator♪
7 あいさつ


メモリーゲームは、子ども達の本気度も上々で大変盛り上がったのですが、多くの子ども達にチャレンジさせたかった発表ですが、1人分が結構時間がかかり、時間が残り少なくなったことと、やっている間にマンネリ感が出てきたので、10人くらいで切り上げました。
でも、5年生のレッスン同様に進め方がシンプルでとてもやりやすかった。自分の土俵で授業した感がありました。

Hi,friends!1 Lesson4-2

2012年07月05日 20時41分39秒 | Hi,friends!
Kojiです。

しばらく雨降ってなかったですね。でも今日は、雷を伴って一時的に豪雨となりました。
農家の方達には、恵みの雨だったのかな。

さて、昨日5年生は、Lesson4の2回目。

今回は、チャンツをとことん使い回そうと考えました。

5年 Lesson4-2
1 あいさつ
2 チャンツ♪Hello song♪
3 復習
・単数形と複数形を一通り聞いてまねる。
  ・単数形・複数形・I like ~.とリズミカルに言う。
   例:apple, apples, I like apples.

4" Let's Chant 1"
①聞く
  ②歌ってみる。
  ③グループAがI likeのパート、グループBがI don't likeパートを歌う
  ④Change parts
  ⑤他のもので歌ってみる。
  ⑥自分で好きなもの2つと好きじゃないもの1つを決めて、歌う練習をする。
  ⑦みんなの前で歌を発表する。(1人で歌うのが抵抗ある人は、元気に歌う
   ことを条件に2人でもいいこととする。)
   ・聞いている子どもたちはGood やGreat、 Excellentで頑張りを称える。 

5チャンツ ♪バナナじゃなくてバナナ♪
6 あいさつ


今までの授業よりもあっさりしていますが、授業する僕にとっては、
とてもやりやすく、段階を踏んでだんだんとタスクをあげていくやり方は、体
に染みついているので、自然に進められました。
子ども達はと言うと、⑦で多くの子ども達が2人で発表していましたが、とて
も楽しそうに発表して満足げだったのが、印象的でした。
また、子ども達から、「I don't like~. の前のUm~.をみんなで言ってあげた方が発表しやすいから、言ってあげよう」と、声が上がり、そうすることになりました。やってみると確かに、発表者は発表しやすいように見えましたし、一体感が出て、とても良かったです。意味を考えると変なのですが、子ども達が納得しているので、この方がいいかなと思いました。

盛岡で熱~い2日間!

2012年07月01日 21時50分56秒 | 公開発表&講演会情報・レポート
Kojiです。

なかなかスゴイ2日間の研修会になりそうな予感!?

僕としては、15日の田尻ワールドが興味あります。
でも、(予定)となっているところが気になっています。
行くとしたら、15日行きたいと思っています。

盛岡は近年英語教育関連の研修会充実していますね。

小学校外国語活動・中高英語教育研修セミナー
日 時 :2012年7月14日(土) 13:00~17:00
主 催 :英語教育研修セミナー実行委員会
場 所 :岩手大学工学部テクノホール
〒020-8551 岩手県盛岡市上田4-3-5
HP: http://www.eng.iwate-u.ac.jp/jp/intro/equipment.html
交 通 :JR盛岡駅下車 バスで約15分
■駅前バスターミナル11番乗り場
①岩手県交通バス上田線「松園バスターミナル」行き
「上田四丁目(NHK前)」下車徒歩3分
②岩手県交通バス駅桜台団地線「桜台団地」行き
「工学部東口」下車徒歩2分
■JR盛岡駅からタクシー約10分
ビデオ授業公開(小学校、中学校、高等学校)
芦澤 信吾  (岩手県大槌町立赤浜小学校)
濱田  弥  (岩手県久慈市立久慈中学校)
松下 信之  (大阪府立高津高等学校)
解説・助言
菅  正隆  (岩手県出身・大阪樟蔭女子大学)
蛭田  勲  (大阪府教育センター)
内 容 :
13:00~13:05 開会
13:05~13:55「小学校外国語活動授業ビデオ研究」:芹澤 信吾
14:05~14:55「中学校英語授業ビデオ研究」:濱田 弥
15:05~15:55「高等学校英語授業ビデオ研究」:松下 信之
16:05~17:00  授業者の皆様とのセッション   
会 費 : 1,000円 (資料代として当日会場でお支払いください。)
※事前予約は必要ありません。当日、直接会場にお越し下さい。
問合せ :E-mail:kan.masataka@osaka-shoin.ac.jp
【会場アクセス】JR盛岡駅下車、バスで約15分
■駅前バスターミナル11番乗り場
①岩手県交通バス上田線の「松園バスターミナル」行き
「上田四丁目(NHK前)」下車 徒歩3分
②岩手県交通バス駅桜台団地線「桜台団地」行き
「工学部東口」下車 徒歩2分
■JR盛岡駅からタクシー約10分


英語教育「ゆかいな仲間たち」
岩手・盛岡大集合
―7月15日盛岡で何かが変わる?―
もれなく元気の素(みんな仲良し)進呈!
日 時 :2012年7月15日(日) 10:00~17:00
主 催 :英語教育「ゆかいな仲間たち」実行委員会
場 所 :岩手大学工学部テクノホール
〒020-8551 岩手県盛岡市上田4-3-5
HP: http://www.eng.iwate-u.ac.jp/jp/intro/equipment.html
交 通 :JR盛岡駅下車 バスで約15分
■駅前バスターミナル11番乗り場
①上田線の「松園バスターミナル」行き「上田四丁目(NHK前)」
下車徒歩3分
②米内団地線「桜台団地」行き「工学部東口」下車徒歩2分
③JR盛岡駅からタクシー約10分
出演者 :久保野雅史(神奈川県出身・神奈川大学)
出演者 :田尻 悟郎(島根県出身・関西大学)(予定)
出演者 :菅  正隆(岩手県出身・大阪樟蔭女子大学)
出演者 :高橋 一幸(大阪府出身・神奈川大学)
出演者 :中嶋 洋一(富山県出身・関西外国語大学)
司 会 : 小畑  壽(和歌山県出身・柏原市立玉手中学校)
司 会 : 松永 淳子(大阪府出身・大阪府教育センター) 
内 容 :
10:00~10:05 開会
10:05~10:55 1時間目:菅ワールドにようこそ
11:05~11:55 2時間目:久保野ワールドにようこそ
12:05~12:55 3時間目:田尻ワールドにようこそ
12:55~13:50 昼 食
13:50~14:40 4時間目:中嶋ワールドにようこそ
14:50~15:40 5時間目:高橋ワールドにようこそ
15:50~17:00 ジョイント・トーク   
会 費 : 3,000円 (資料代として当日会場でお支払いください。)
※事前予約は必要ありません。
当日、直接会場にお越し下さい。
問合せ :E-mail:kan.masataka@osaka-shoin.ac.jp