●ココロの風邪(過去)
退職から1年くらいの話の続きになります。
その日は通院日前日…
高速を3時間ひた走って、アパートへ行かなければならない日…
外は激しい雪が降っていました。
行くのをやめろと言う両親…
情報を確認すると、高速道路は通行可能…
両親の警告を無視して、アパートに向かいました。
当時の自分…
全てが怖い…
アパート、車、自分の部屋、病院だけが安全な場所…
ものごころついた頃からの憧れ…
子供が大好き…
保父さんになりたい…
そんな自分が、笑顔でこちらを見る子供を見ると…
恐怖に襲われ…
逃げ出したい衝動に襲われ…
パニック状態で車に逃げ込む…
そんな状態でした…
だから、高速に乗っても、サービスエリアすら寄りません…
アパート目指してひた走りました…
道路は通行止めになる寸前の状態で、真っ直ぐ走ることに全神経を集中するのが精一杯…
除雪車以外走っていません…
運転すること30分…
突然でした…
スリップして車が左回りで回転…
頭の上に引っ掛けていた高速の入口のチケットがヒラヒラ舞い降りるのを見ながら、車はぐるぐる回ります。
左側のガードレールにぶつかり、車は止まりました。
アクセルを踏むと…
車は動きそうですが、目の前の雪が邪魔で動けません。
車の左側から降り…
車に入れていたスコップで除雪…
雪から脱出して、再び車を走らせましたが…
ぶつかったところが心配です。
その先にあるサービスエリアに入りました。
当時、大きなワンボックスに乗っていました…
ぶつかったのは右側…
車を降りて見ると、運転席の後ろくらいから傷が始まり…
運転席のすぐ後ろにある給油口のカバーが開いたまま…
その後ろもずっと大きなキズ…
車にあったガムテープで給油口のカバーをとめて…
アパートに向かいました…
その直後…
高速道路は雪で通行止めになりました。
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