ようやっとシーズン7の感想が終わりました。
やれやれ。正直、後半は青息吐息でしたよ(^^ゞ
本館ブログであげてた分は、多少の修正も入れたけど基本そのまま載せ、それ以降の分は年末から年始にかけて少し溜め書きしてたんですよね。
その頃にはすでに忙しかったんですが、2月に大きな出来事があり、3月も引き続き混沌。
4月に入り、ようやく元の軌道に乗り始めたところにインフルエンザB型をくらいました(爆) 起き上がっても家から出れない数日間に書いたラスト4話は、朦朧としてたのでやっつけ仕事です。
内容的にも、リヴァイアどうしようもない観が定着してるシーズン7でしたが、面白いエピは色々あったし、チャーリーなんかも素敵なキャラで好きでしたね。
今シーズン一番の功罪は、やはりボビーの死だったと思うんですが、絶対安心地帯だった(兄弟にとっても視聴者にとっても)ボビーを失くしたことはあまりにも辛いと取る気にもなりながら。
長く続くシリーズにおいて、人気や制作側の様々な思惑以外にも、主要人物の死という大きな分岐点もおこらざるを得ないのかなとも思います。
それは、この後のシーズン8の展開を見ていて感じたことなんですけどね。見ましたよ、シーズン8。
各話ごとの感想はしません。無理。リアル生活重視っす。
7を尻切れトンボにはしたくなくて、何とか強引に終わらせました(笑)
次回から数回にわたり、シーズン8のテーマ別感想です。見た人にしかわからない内容ですのでよろしく。
その前に、シーズン7の総括を。
私の中では、スーパーナチュラルはやはり当初の予定であったシーズン5で完結しています。クリプキがそこで締めるつもりであったシリーズで。
6からはシリーズとしての展開の骨子はどうしてもずれてきている。エピソードとしては面白い回は沢山あるし、相変わらず兄弟―中の俳優のジェンセンとジャレッドも大好き。でも私としては、6以降は本編の別バージョンか主役の変わらぬスピンオフというか(笑)
無論、シーズン5ラストエピでサムが地獄に落ちてハイ終わりじゃ嫌だったよ。あれは続行が決まった時点で変更されたクリフハンガーエンドだったんでしょう(中途半端で続きが気になるような最終回にするという作劇手法)。
けれど6でのサミュエルじいちゃんといとこ達は明らかな捨て駒だったし、7に至っての新たな悪役リヴァイアサンは、悪役としての魅力がなかったですね。
悪魔、天使と続いてさらなる敵となれば、前の2種族より強力な設定にしなくてはというのはわかる。が、悪魔や天使さえ殺せ不死に近く、しかも頭も物凄く良い怪物…というのが、見ていて全然面白くない(^_^;)
だって会社員みたいなんだもの。親玉が大企業のCEOを食って化けてるから…ってもなあ。要するにリヴァイア産業のTOPと厳しい要求にこたえる部下たちって恐ろしいか? 造詣が怖くて強いからって、やってることは闇の大企業の社員と社長では、絵的にも気持ち的にもなにか肩すかし。化け物バージョンもペッツだし。こわくねえ。
下の映像参照
親玉のディックはイケメンミドルだったけど、他のリヴァイアめら、印象もない。
それにこれが一番の原因だと思うんだけど、天使や悪魔のように個々の名前がないのね。ディックやエドガーというのは食い殺して化けた人間の名前。キャラクターはリヴァイアサン自身のものだといっても、インパクト無い。リヴァイアサンとしての名前ってないのか?
悪魔のクラウリー、アラステアや黄色い眼のアザゼルはインパクトあった。ただし、ルビーやメグは人間の名前だけどね。キャラクターが立ってた。
私は天使一族は実は認めてないんだが。キャスは当然のこと、バルサザール、ザカリアやウリエル、ルシファーもキャラとしては面白いし好きなんですが。天使の設定自体がおっそろしくゴザってたし、基本幼稚なんで好きじゃないわ(笑)
それでも、兄弟を振り回し追い詰める彼らは最終的にはシリーズの要になったことは否めない。
それに引き替え、リヴァイアサンはその役目には遠かったですね。無敵で不死とか言いつつ、弱点がホウ酸とかどうなの(笑)
いつものごとく、どんなに強力な人外魔境も、揉めに揉めた兄弟が最後には手に手を取り合い、手作業で地味にやっつけるというパターンは不動。ザッツ・スパナチュクオリティ。
シーズンも7を過ぎると、悪役も種切れなんだよね、当たり前。
他のヒットしてるアメドラと違い、鉄板のメインが兄弟二人で差し替えが利かない。悪魔や天使がサブキャラになるしかないのがこの作品の苦しいところで、毎度繰り返される創意工夫(笑) 兄弟も揉めては離れ、また寄りを戻し仲直りしを繰り返してる(^_^;)
ついには当初のシーズン5までの倍となるシーズン10が決定している本国。以前はシーズンが終わって休みに入り、放送局の次の番組編成期まで決まらずみんなヤキモキ心配したものなのに、夢のようだな。今や固定ファンがガッチリとサポートする、コアな人気番組に成長。
ジェンセンもジャレッドも、クリプキの言う通りシーズン5で綺麗に終わりたい、シリーズが延び延びに伸ばされると破綻していいことないとか言ってたのに、続行の際は率先して判を押してる(^_^;)
でもファンとしては、あの兄弟をいつまでも見てもいたい。仲良しJ2がずっと一緒に働いてほしいという気持ちは無くせないんだよね。そこはジレンマです。
まれに見るほど真摯で熱心で、雰囲気が良いと誰もが言うスパナチュの現場。ボビー役のジムさんが言ってた通り、それは主役の二人、メインの俳優の性質と関係が大きく作用してる。この番組で初めて会った二人。同じテキサス出身で家族構成が全く一緒。ご両親と上にお兄さん、下に妹の真ん中。サムとディーンと同じく4つ違いの二人は、シーズン3,4の頃はジャレッドの家で二人ルームシェアしていた。アメドラの撮影スケジュールは映像物の中でも最も詰まっていて過酷。メインが二人だけのスパナチュでは、16時間拘束とかザラ。この時期、つまりはほぼ一日中一緒にいやがった。それでいて、喧嘩したとか聞いたことがない。遊びも食事もしょっちゅう行ってるし。
その後シェアは解消し、それぞれの彼女と婚約。行動の男ジャレッドが兄貴より一足お先にウェディング。その2か月後にジェンセンも挙式(笑) ジャレには2010年に長男、2013年に次男が誕生し、ジェンにも2013年に待望の女の子が授かった。奥様方込みでのお食事とかもよくあるみたい。その歴史はついに10年目に。
どうよこの揃い踏みぶり(笑)
奇跡のJ2伝説と呼ばれる二人は健在だ。フォーエバー・J2! 勝手言っちゃいけないと言いつつ、どうしたっていずれは隙の無いジャレッパの遺伝子を受け継いだデキる息子さんが、ジェンの可愛いかわいいお姫様をお迎えに行く…と夢見ても、ふざけるなと一蹴できぬのがJ2ですぜ。おまけにジャレのところはウィンチェスター兄弟とほぼ変わぬ3つ違いの男兄弟だし。ジャレパパは二人をほんとに幸せに育ててるョ。
超常現象に立ち向かう、イケメン兄弟の話として売り出されたスパナチュが、その核にあるのがいつでも『家族愛』であり『兄弟愛』であることが大前提なのは制作側もファンも不問律の常識。それがなくちゃスパナチュじゃない。
ジェンセンとジャレッドの関係性が良い限り、番組は続けられると言っても過言じゃない。そして悪くなる日は来ないだろう(笑)
二人とも三十台に入り、家庭を持ちパパとなった今、厳しすぎるアメリカの俳優業の中でレギュラーを持てる幸運を逃したくないのもわかる。
ファンとしては、他の仕事もしてほしいし見たくもある。でも兄弟も終わって欲しくない。
物語としてはどこまで引っ張れるか、毎回ヒヤヒヤ物のシーズン続行なれど、スタッフも素晴らしく、驚くほどのクオリティを保てている長寿シリーズになった。
それは、笑い皺が増えて一層妖精さんになったテキサスの花ジェンセンと、頭脳弁舌共に益々冴えわたる、サムの弟クオリティなど欠片もない頼れる196㎝(公称193㎝)ジャレッドの、続く深い絆のおかげでもあります。実生活ではべったりのグループは早晩別れるものと言ってる私ですが、J2はもう例外ですよ。マジありえない疑似家族。
私にとって妖精といえばヴィゴなんですが(突っ込み無用)、彼はキノコの後ろに隠れて人間にちょっかいかける北欧系のようせいです。
でもジェンには羽が見える。たとえ巨大な相方のピース缶で、本人も186㎝ムチマッチョであることを忘れがちと思い出しても。テキサンらしい地に足の着いた男前でありながら、シャイでいつまでも汚れない魂の持ち主。
俳優を選ばなかったら、サムと同じく弁護士かもしくはテキサス州知事は固いところだったと確信するディベートチャンプ(高校の時に実際)ジャレッパ。なかなかの策士なれど(笑)、犬や子供好きで、熱いエネルギーの塊な彼も共に。私にとってJ2は純アイドルなんですよ(笑)
それはこの先も変わらない。
幾度死に、地獄に落ち、復活し、互いと自分自身への不信感、根深い罪悪感を乗り越え歩み寄り、支えてくれる人々、愛する人々を失くし続けても共に突き進むしかない、ディーンとサム。兄離れ弟離れしてきても、やっぱり極度のブラコンで、でも互いの存在がいつでも苦悩の元であり支えであり、生きる意味であるウィンチェスター兄弟。無償の仕事を選び続けるハードなナイスガイたちは、ユーモアと軽妙さも失わずファンの前に戻ってきてくれる。
シーズン7で惜しくも勇退した、大、大好きなボビーおじさん(復活熱望)。中のミーシャごと、おかしな味のある今や欠かせない堕天使カスティエル。
シーズンファイナルエピソードで、オープニングに必ず流れるカンサスの『Carry on My Wayward Son』。
この曲を聞くと、どうしても泣けてしまう。どれだけの犠牲を払っても、さらに重ねられる試練。それでも兄弟は進み続ける。
「色々あっても二人は家族だった。誰のヘマでもいい。俺がまとめて謝っておくからチャラにしろ」 byディーン
シーズン6より。怪物に操られて仲間のルーファスを殺してしまったボビーと、ルシファーを解き放ったこと他を悔やむサムに向けての兄貴節。
「パンケーキ焼いてくれるのが家族か。お前を苦しみのどん底に突き落とすから家族なんだぞ!」 Byボビー
シーズン4より。兄を振り切り、女悪魔と行動を共にするサムを諦めたと言うディーンに対し、愛する妻を殺さざるを得なかった老ハンターの一喝。
Supernatural Season 7 - The Road So Far (Kansas Carry On My Wayward Son) [HD]
疲れ果てた我が子よ 前に進むのだ
やがてお前にも静寂が訪れる
その重い頭を休めるがいい
もう二度と泣くことはない
(2013.4.3初稿 2014年改稿)
やれやれ。正直、後半は青息吐息でしたよ(^^ゞ
本館ブログであげてた分は、多少の修正も入れたけど基本そのまま載せ、それ以降の分は年末から年始にかけて少し溜め書きしてたんですよね。
その頃にはすでに忙しかったんですが、2月に大きな出来事があり、3月も引き続き混沌。
4月に入り、ようやく元の軌道に乗り始めたところにインフルエンザB型をくらいました(爆) 起き上がっても家から出れない数日間に書いたラスト4話は、朦朧としてたのでやっつけ仕事です。
内容的にも、リヴァイアどうしようもない観が定着してるシーズン7でしたが、面白いエピは色々あったし、チャーリーなんかも素敵なキャラで好きでしたね。
今シーズン一番の功罪は、やはりボビーの死だったと思うんですが、絶対安心地帯だった(兄弟にとっても視聴者にとっても)ボビーを失くしたことはあまりにも辛いと取る気にもなりながら。
長く続くシリーズにおいて、人気や制作側の様々な思惑以外にも、主要人物の死という大きな分岐点もおこらざるを得ないのかなとも思います。
それは、この後のシーズン8の展開を見ていて感じたことなんですけどね。見ましたよ、シーズン8。
各話ごとの感想はしません。無理。リアル生活重視っす。
7を尻切れトンボにはしたくなくて、何とか強引に終わらせました(笑)
次回から数回にわたり、シーズン8のテーマ別感想です。見た人にしかわからない内容ですのでよろしく。
その前に、シーズン7の総括を。
私の中では、スーパーナチュラルはやはり当初の予定であったシーズン5で完結しています。クリプキがそこで締めるつもりであったシリーズで。
6からはシリーズとしての展開の骨子はどうしてもずれてきている。エピソードとしては面白い回は沢山あるし、相変わらず兄弟―中の俳優のジェンセンとジャレッドも大好き。でも私としては、6以降は本編の別バージョンか主役の変わらぬスピンオフというか(笑)
無論、シーズン5ラストエピでサムが地獄に落ちてハイ終わりじゃ嫌だったよ。あれは続行が決まった時点で変更されたクリフハンガーエンドだったんでしょう(中途半端で続きが気になるような最終回にするという作劇手法)。
けれど6でのサミュエルじいちゃんといとこ達は明らかな捨て駒だったし、7に至っての新たな悪役リヴァイアサンは、悪役としての魅力がなかったですね。
悪魔、天使と続いてさらなる敵となれば、前の2種族より強力な設定にしなくてはというのはわかる。が、悪魔や天使さえ殺せ不死に近く、しかも頭も物凄く良い怪物…というのが、見ていて全然面白くない(^_^;)
だって会社員みたいなんだもの。親玉が大企業のCEOを食って化けてるから…ってもなあ。要するにリヴァイア産業のTOPと厳しい要求にこたえる部下たちって恐ろしいか? 造詣が怖くて強いからって、やってることは闇の大企業の社員と社長では、絵的にも気持ち的にもなにか肩すかし。化け物バージョンもペッツだし。こわくねえ。
下の映像参照
親玉のディックはイケメンミドルだったけど、他のリヴァイアめら、印象もない。
それにこれが一番の原因だと思うんだけど、天使や悪魔のように個々の名前がないのね。ディックやエドガーというのは食い殺して化けた人間の名前。キャラクターはリヴァイアサン自身のものだといっても、インパクト無い。リヴァイアサンとしての名前ってないのか?
悪魔のクラウリー、アラステアや黄色い眼のアザゼルはインパクトあった。ただし、ルビーやメグは人間の名前だけどね。キャラクターが立ってた。
私は天使一族は実は認めてないんだが。キャスは当然のこと、バルサザール、ザカリアやウリエル、ルシファーもキャラとしては面白いし好きなんですが。天使の設定自体がおっそろしくゴザってたし、基本幼稚なんで好きじゃないわ(笑)
それでも、兄弟を振り回し追い詰める彼らは最終的にはシリーズの要になったことは否めない。
それに引き替え、リヴァイアサンはその役目には遠かったですね。無敵で不死とか言いつつ、弱点がホウ酸とかどうなの(笑)
いつものごとく、どんなに強力な人外魔境も、揉めに揉めた兄弟が最後には手に手を取り合い、手作業で地味にやっつけるというパターンは不動。ザッツ・スパナチュクオリティ。
シーズンも7を過ぎると、悪役も種切れなんだよね、当たり前。
他のヒットしてるアメドラと違い、鉄板のメインが兄弟二人で差し替えが利かない。悪魔や天使がサブキャラになるしかないのがこの作品の苦しいところで、毎度繰り返される創意工夫(笑) 兄弟も揉めては離れ、また寄りを戻し仲直りしを繰り返してる(^_^;)
ついには当初のシーズン5までの倍となるシーズン10が決定している本国。以前はシーズンが終わって休みに入り、放送局の次の番組編成期まで決まらずみんなヤキモキ心配したものなのに、夢のようだな。今や固定ファンがガッチリとサポートする、コアな人気番組に成長。
ジェンセンもジャレッドも、クリプキの言う通りシーズン5で綺麗に終わりたい、シリーズが延び延びに伸ばされると破綻していいことないとか言ってたのに、続行の際は率先して判を押してる(^_^;)
でもファンとしては、あの兄弟をいつまでも見てもいたい。仲良しJ2がずっと一緒に働いてほしいという気持ちは無くせないんだよね。そこはジレンマです。
まれに見るほど真摯で熱心で、雰囲気が良いと誰もが言うスパナチュの現場。ボビー役のジムさんが言ってた通り、それは主役の二人、メインの俳優の性質と関係が大きく作用してる。この番組で初めて会った二人。同じテキサス出身で家族構成が全く一緒。ご両親と上にお兄さん、下に妹の真ん中。サムとディーンと同じく4つ違いの二人は、シーズン3,4の頃はジャレッドの家で二人ルームシェアしていた。アメドラの撮影スケジュールは映像物の中でも最も詰まっていて過酷。メインが二人だけのスパナチュでは、16時間拘束とかザラ。この時期、つまりはほぼ一日中一緒にいやがった。それでいて、喧嘩したとか聞いたことがない。遊びも食事もしょっちゅう行ってるし。
その後シェアは解消し、それぞれの彼女と婚約。行動の男ジャレッドが兄貴より一足お先にウェディング。その2か月後にジェンセンも挙式(笑) ジャレには2010年に長男、2013年に次男が誕生し、ジェンにも2013年に待望の女の子が授かった。奥様方込みでのお食事とかもよくあるみたい。その歴史はついに10年目に。
どうよこの揃い踏みぶり(笑)
奇跡のJ2伝説と呼ばれる二人は健在だ。フォーエバー・J2! 勝手言っちゃいけないと言いつつ、どうしたっていずれは隙の無いジャレッパの遺伝子を受け継いだデキる息子さんが、ジェンの可愛いかわいいお姫様をお迎えに行く…と夢見ても、ふざけるなと一蹴できぬのがJ2ですぜ。おまけにジャレのところはウィンチェスター兄弟とほぼ変わぬ3つ違いの男兄弟だし。ジャレパパは二人をほんとに幸せに育ててるョ。
超常現象に立ち向かう、イケメン兄弟の話として売り出されたスパナチュが、その核にあるのがいつでも『家族愛』であり『兄弟愛』であることが大前提なのは制作側もファンも不問律の常識。それがなくちゃスパナチュじゃない。
ジェンセンとジャレッドの関係性が良い限り、番組は続けられると言っても過言じゃない。そして悪くなる日は来ないだろう(笑)
二人とも三十台に入り、家庭を持ちパパとなった今、厳しすぎるアメリカの俳優業の中でレギュラーを持てる幸運を逃したくないのもわかる。
ファンとしては、他の仕事もしてほしいし見たくもある。でも兄弟も終わって欲しくない。
物語としてはどこまで引っ張れるか、毎回ヒヤヒヤ物のシーズン続行なれど、スタッフも素晴らしく、驚くほどのクオリティを保てている長寿シリーズになった。
それは、笑い皺が増えて一層妖精さんになったテキサスの花ジェンセンと、頭脳弁舌共に益々冴えわたる、サムの弟クオリティなど欠片もない頼れる196㎝(公称193㎝)ジャレッドの、続く深い絆のおかげでもあります。実生活ではべったりのグループは早晩別れるものと言ってる私ですが、J2はもう例外ですよ。マジありえない疑似家族。
私にとって妖精といえばヴィゴなんですが(突っ込み無用)、彼はキノコの後ろに隠れて人間にちょっかいかける北欧系のようせいです。
でもジェンには羽が見える。たとえ巨大な相方のピース缶で、本人も186㎝ムチマッチョであることを忘れがちと思い出しても。テキサンらしい地に足の着いた男前でありながら、シャイでいつまでも汚れない魂の持ち主。
俳優を選ばなかったら、サムと同じく弁護士かもしくはテキサス州知事は固いところだったと確信するディベートチャンプ(高校の時に実際)ジャレッパ。なかなかの策士なれど(笑)、犬や子供好きで、熱いエネルギーの塊な彼も共に。私にとってJ2は純アイドルなんですよ(笑)
それはこの先も変わらない。
幾度死に、地獄に落ち、復活し、互いと自分自身への不信感、根深い罪悪感を乗り越え歩み寄り、支えてくれる人々、愛する人々を失くし続けても共に突き進むしかない、ディーンとサム。兄離れ弟離れしてきても、やっぱり極度のブラコンで、でも互いの存在がいつでも苦悩の元であり支えであり、生きる意味であるウィンチェスター兄弟。無償の仕事を選び続けるハードなナイスガイたちは、ユーモアと軽妙さも失わずファンの前に戻ってきてくれる。
シーズン7で惜しくも勇退した、大、大好きなボビーおじさん(復活熱望)。中のミーシャごと、おかしな味のある今や欠かせない堕天使カスティエル。
シーズンファイナルエピソードで、オープニングに必ず流れるカンサスの『Carry on My Wayward Son』。
この曲を聞くと、どうしても泣けてしまう。どれだけの犠牲を払っても、さらに重ねられる試練。それでも兄弟は進み続ける。
「色々あっても二人は家族だった。誰のヘマでもいい。俺がまとめて謝っておくからチャラにしろ」 byディーン
シーズン6より。怪物に操られて仲間のルーファスを殺してしまったボビーと、ルシファーを解き放ったこと他を悔やむサムに向けての兄貴節。
「パンケーキ焼いてくれるのが家族か。お前を苦しみのどん底に突き落とすから家族なんだぞ!」 Byボビー
シーズン4より。兄を振り切り、女悪魔と行動を共にするサムを諦めたと言うディーンに対し、愛する妻を殺さざるを得なかった老ハンターの一喝。
Supernatural Season 7 - The Road So Far (Kansas Carry On My Wayward Son) [HD]
疲れ果てた我が子よ 前に進むのだ
やがてお前にも静寂が訪れる
その重い頭を休めるがいい
もう二度と泣くことはない
(2013.4.3初稿 2014年改稿)
シーズン7感想の完走お疲れ様です。やはり興味深く拝見しておりました。
シーズン8も所感を述べてくださるのですね。
実をいうと私は途中までしか見ていないのです。
山吹さんの感想を楽しみたいので、これを機に8を見返して最後まで見ようかなーと。
お忙しいようですが、映画など見に行く隙はあるのでしょうか。
どうぞご自愛くださいね。
まだ読んで頂いてたんですねえ。嬉しいです。
コメント欄の上に出る『このブログの人気記事』では毎度のこと『吹替えについて』が一位で、他はシーズン4とか5が多い(笑)
シーズン7以降見てる人は減っちゃったんだろうなと、寂しい感じでした。
8の感想は全体を通しての雑感となりますので、ラストまでのネタバレも普通に書くことになります。なので見てないと厳しいかも(^_^;)
シーズン8は、前半を乗り切れば結構良い出来で、面白かったと思います。是非挑戦してみて。
忙しいっつうか、人生の転機な出来事がありまして。
結婚・離婚・転職・病気いずれでもないですのでご心配は不要ですが(笑) インフルはした…。
なので映画館にはほとんど行けませんでした。3月はホビット行きましたけど、4月はゼロ。
ホビは世間一般に逆らい、意外なほど盛り上がりませんでした。私、アドベンチャーテイストとキャラが多すぎるの駄目だわやっぱり(笑)
しかし、この5月の連休中に『キャプテン・アメリカ』の2に行って、まさかのドハマりしましたよ…。
なんだあれ、私のツボ過ぎる!!
相変わらずアウェイな私ですが(笑)『ウィンター・ソルジャー』はかなり評判良いので、これはお勧めしますよ。私の萌えポである不憫キャラがもうたまりませんです。
久しぶりにコメント頂いたので書きすぎました。こまさんもインフルにはまだ注意ですよ!
あぁぁぁ、前半でつまずいたクチです(苦笑)
なんというか「早く続きが見たい!」という推進力が感じられず、途中まで見てそのままでした。
シーズン全部を通して見てみないといけませんね。
キャップは見ましたよ!
なんですかあの人、かっこよすぎます。ひたすらにかっこよかったです。
あの衣装なのに! 武器は盾なのに!
(どうでもいいですが、盾を背にバイクに乗るところはいつも空気抵抗が気になります)
アクションも好きだったし、すごく楽しめました。
お約束ではありますが、みんなが「Captain's order」で立ち上がるところは最高でした。
そして彼ですね、不憫な彼ですね! 彼は萌えのカタマリですね。
できたらもう一度行こうと思ってます。
今はX-MEN待機です。ムビチケ2枚買いましたよ、えぇ! 教授とマグ様のどちらかなんて選べません。
予告編などを見るにつけ、期待と不安が高まる今日この頃です。
スパナチュブログで長々とすみません。
周りに同じ趣味の人がいなくて、ちょっとさけびたかったのです。
気温の変化が激しい季節です。お互いに体調には気をつけましょう!
後半は兄弟愛炸裂してますよv まあ問題はいつもそこからなんだがよ…。
すでに3回見ました(爆) 気に入るとしつこいです。
クリエヴァは男前度が数段上がりましたねえ。惚れる! 盾といえばむしろイカすカメさんに見えます。
男の好みでいえば、ナイーブさより骨太派なんですが。萌えはいつでも、強くてカッコ良くて不憫なかわいこちゃんに向かいます。ええ、兄貴のことを言ってるんでスパナチュ欄でいいのです(笑)
あいつヤバい…。ロキは彼を見て我が身の幸せに気付いた方がいい。
Ⅹ麺については、不安の方がより勝ってます(^_^;) あのシリーズは元々人数多いですが、若者ミュータントが色々出てキャッキャするのはいいんですよ。でもマカボとファスとサー二人だけで一杯だろう!?というところが、メインはおヒューとジェニファーちゃんである事態。ハルべリ様もいるし。
どうすんだあれ…。姐さんの宝石箱をぶちまけてるだけにならぬのか。妙に日本での宣伝が気張ってるのも逆にコワイです(笑) どうなる!