6月29日、4年生に行った道徳実践
「大きな絵はがき」です。
教材の内容は、
こんな感じです。
道徳では「自我関与」と言って自分事として考えることが大切です。
その後、グループで話し合い、全体シェアリングで出た意見を板書していきます。
他者の意見や考えを聴いたところで…
上のシートは、ワークシートを返却する際、一緒に配ろうと思っています。
教材の内容は、
※63円の切手が貼られていたに訂正。
大きな絵はがきはA4サイズで120円切手必要で、57円の不足です。
教科書では9月に蓼科高原に行った際の絵はがきですが、6月に授業をしたことと実践した学級で実際6月はじめに転校した児童がいたので、時期と学級の実態に合わせて、話を変えました。
ということで児童には教科書を持たせず、私の方で「口演法」と言って、ストーリーを話しながら、黒板に掲示物を貼っていきます。
こんな感じです。
そして発問をします。
あなただったら、返事を書く時に、切手料金が不足していたことを書く?それともお礼だけ書く?
ここでワークシートを配ります。ワークシートを配るタイミングも大切です。
道徳では「自我関与」と言って自分事として考えることが大切です。
自分なら、返事に書くorお礼だけ?
ここでの配慮は、きっちり2択にしないことです。まだ迷っている子やその他の考えをもった子がいるでしょう。よって「?」も入れておきます。
今の時点でどう思うか、思ったところに◯で囲み、その理由を書きます。
その後、グループで話し合い、全体シェアリングで出た意見を板書していきます。
他者の意見や考えを聴いたところで…
「最終ジャッジ」として、もう一度同じ発問をします。
そして、自分がジャッジした思いを基に、
「終末」は、「絵はがきを送ってくれた正子さんに返事を書いてみよう」とします。
どのように返事を書くかで、子供の思いを見とることができると思います。
どんな内容を書いているか机間指導します。その際、全体の場で共有したい返事を書いた子供を探して、読んでもらいます。
授業終了。
子供のワークシートを回収して、コメントを入れたり、授業分析をしたりします。
上のシートは、ワークシートを返却する際、一緒に配ろうと思っています。
教師の押し付けにならないよう子供たちが、
考え続けるようにして一人一人が自分の答えを探していけるようにしていきたいものです。
以上実践事例でした。
参考にしてもらえたら幸いです。
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