国語辞典から語意を板書する。
まず、「もう一度」という意味で「改めて」を考えることにする。
用例は2020年12月7日(月)大垣市議会での教育長答弁。
会議録(参照)から抜粋した。以下は全部イメージ画像である。
発言が長すぎるので短くした。
まだ長すぎるので、もっと短くした。
「教育課程特例校の指定を受けなかったことについては、改めて周知する予定はございません。」
この「改めて」を「もう一度」の意味で理解した場合、すらすら湧き出る質問がある。
「文部科学省の教育特例校指定を受けなかったという事実を、以前、周知したことがあるんですか?」
予測できる答弁の一つは「ございます。〇〇年の△月に周知しました」である。
もう一つ、予測できる答弁がある。これだ。
この場合、「教育課程特例校の指定を受けなかったことについては、改めて周知する予定はございません。」の「改めて」は「もう一度」の意味ではなくなる。
「今さら」の意味になる。
日本語って奥が深いですよね。
てか、不気味ですよね。
てか、ずるいですよ。
ね。