ナナマル様・御礼 と 横向き地蔵様の解説

当園HP「ゲスト・ブック」のほうへ、貴重な情報を提供して下さった いわき市在住のナナマル様、もしかしたら故郷を離れなくてはならないのでは……という現実の不安の中で投稿して下さいました。

>>>>福島原発の跡地は花畑になる予定だ、と福島県が発表。そのために、森中のリスやイノシシやタヌキが備蓄していた種を、義援金ならぬ義援種として集めている。<<<<<<<
との臨時ニュースを得ての第一報でした。

全てが嘘であってほしいと願う惨状をみてエイプリルフールでもなかろう……、いくつかの企業が4月1日の企画を取り止めた中、今つけるウソといったら何があるだろう？ としばらく考えていましたが、原発の跡地をどうしようかという考えには全く及びませんでした。
その上、このプロジェクトのスポンサーが野生動物だったとは…

ナナマル様ありがとうございました！！

さて、
下の二体が横向きになった六地蔵様ですが、これは画像編集ではなくそのままの写真です。震度６強の揺れの後で、一瞬誰かのいたずらではないかと目を疑いました。
境内の灯籠や石碑が倒壊した中で、この２体は土台から完全にはずれたものの、その場で真横を向くまで少しづつ回っていたのです。前か後ろかに転落していれば、お地蔵さんの重さと土台の高さと、その下に打ってある地面のコンクリートからみて砕けていたことは間違いありません。
如来寺では、転倒することなく向きだけ変えたお地蔵様を、震災のメモリアルとして、説明書きを付けた上、当面このまま固定させることを真剣に考えています。